弟の悪友
二次元世界の調教師:作

■ 12

「俺ら、これからも健一君と仲良くするっす! なあ、マサト?」
「はい! もう絶対健一君に使いっ走りさせたりしませんっす!」
「ぼ、僕も、け、健一君と、な、仲良く、する」
「お願いね」

 何でこんな子たちにと思いながら、私は健一のためにと思い頭を下げました。彼らが普通の友達として健一と付き合ってくれれば、それが一番良いのです。入学当初健一は「いい友達が出来た」と言って楽しそうに学校に通っていたのですから。ところが彼らが続けた、そんな心の隙に付け込むような言葉に、私は愕然としてしまいました。

「健一君をイジメない替わりに、俺たちこれからお姉ちゃんとも仲良くするっす!」
「な、な、何を……」
「又、俺らと楽しくえっちしましょうっす!」
「バカなこと言わないで……」
「なら又、縛られたいっすか? もうじき健一も戻って来るっすよ」

 シンジが首輪と手錠を持ち、3人がニヤニヤ笑いながらにじり寄って来ると、私は弱々しく屈服の言葉を述べざるを得ませんでした。

「……わかったわ」
「そんじゃ、ケータイ番号を教えて下さいっす」
「……」
「教えてくれねえなら、健一に聞くからいいっすよ」
「教えるわ! 健一には何も言わないで!」
「お姉ちゃん、忘れちゃいけねえっすよ。俺らに逆らったら、すぐ健一に……」
「ああ、アンタたちは悪魔だわ!」
「メソメソしてたら、健一に怪しまれるっすよ」
「そうだ、お姉ちゃんのアヘアヘ写真、見てみるっすか?」

 こうして私は、弟をイジメる子たちの仕掛けた巧妙な罠にすっぽりと嵌り、抜き差しならぬ状態に陥ってしまったのでした。

 次の日さっそく連絡がありました。放課後の待ち合わせ場所と時間が指定されたメールに添付されていたのは、やはりあまりにも羞ずかしい私の写真でした。パンチラ、ブラチラくらいならかわいいもので、おしっこを洩らしてショーツが黄色く変色していたり、股間のワレメの頂点が指で剥かれていたり、極めつけはシンジに貫かれた私が大量に出血しているロストバージンの決定的瞬間でした。こんな写真を健一に見られるくらいなら、死んだ方がましだと思われるものばかりです。

――あり得ない。この写真、本当に私なの?

 彼らの言葉が完全に本気だったことを思い知らされた私は、部活を休んで待ち合わせ場所だった彼らの家に行ってしまい、そこで又縛られて3人掛かりでえっちに責められ、さらに大量の羞恥写真を撮影されました。こうしてシンジたちの放課後呼び出しはほとんど毎日続き、私は部活をやめざるを得ませんでした。母と弟にはもちろん一言も話せず、7時頃までこってりと油を絞られる私は、まるで部活でくたびれ果てたようなフリをして帰宅するのでした。

 彼らの淫らな性的いたぶりは毎日飽きもせず執拗に繰り返されるだけでなく、どんどんエスカレートして行きました。陰毛をツルツルに剃り上げられ、浣腸されておしっこばかりでなく大きい方まで、彼らの目の前で排泄する場面を撮影されました。その後汚物にまみれた股間を彼らの口で処理されるのは最も強烈な興奮を伴うプレイで、特に女性のウンチが大好物だと言う変質者のタクロウに汚穢にまみれたアナルを舐めしゃぶられると、私はもうこの世のものとも思われぬおぞましくも甘美な衝撃に撃たれてメロメロになってしまうのでした。その直後のアナルセックスも経験し、さらにアナルを貫かれたまま別の子に前まで犯される「サンドイッチプレイ」で、私は女の子の性の歓びの極致を思い知らされた気分でした。

 女の子をえっちな気分にさせる媚薬だの、ローター、バイブ、と言ったアダルトグッズもいろいろと使われましたが、シンジたちは研究熱心で、私の体でしつこく試して一番感じる物、感じるやり方を探って止まないので、たまったものではありませんでした。その極めつけが、今私の股間にガッチリ嵌り込んでいる黒革の貞操帯です。私を歓ばせるためにカスタマイズされた貞操帯の内側の振動淫具が四六時中作動して、彼らと会っていない時でさえ何十回も極めてしまうのですから、正に甘美な地獄のような毎日でした。

 そしてそんな悪夢のような毎日で唯一の救いとなったのは、すっかり明るさを取り戻して楽しそうに学校に通い始めた弟健一の無邪気な笑顔でした。甘えん坊で、苦手な勉強を教えてくれとしょっちゅう私に頼って来る健一が、愛おしくてなりません。

――ああ、かわいい健一。この子のために、私は耐えなければ……

 シンジらは私の体でタップリ劣情を吐き出しているからでしょう。約束通り健一といい友達として付き合ってくれているみたいです。健一の口からもシンジ君、シンジ君、とあの私をえっちで狂わせる天才の名前が聞かれ、多忙でくたびれ切っている母も、いい友達が出来て良かったわね、と安心している様子です。たとえまやかしであっても、幼い頃から常にイジメの標的にされ家で1人泣いていた健一が、やっと手に入れた平和な日々をぶち壊しにしてしまうことは、私にはどうしても出来ません。

――ああん、おま○こトロけちゃいそお……おっぱいもチクビもコチコチで、ああ、さ、最高だわ!

 湯船の中でシンジらに受けて来たここまでの陵辱を回想している間も、貞操帯バイブの超絶快感に浸っていた私はいつの間にか両手で乳房を握り締め優しくもみほぐしながら、いつも勃起していて戻らない先端の乳首をクリクリ弄って楽しんでしまっていました。それはすっかりえっちテクが上達した、おっぱい星人だと言うマサトが得意とするプレイです。こうすると本当に気持ち良くて、この間サンドイッチで責められながらもう1人の子に乳房をかわいがられた時には、感極まって母乳が出てしまい大いにからかわれてしまいました。

 寝ても覚めても股間に密着して離れてくれず、いつでもどこでも私を淫らに発情させて絶頂に押し上げてしまう貞操帯のおかげで、私はすっかりえっちな女の子になってしまい、股間を責められてウットリしながら自然と余った手でおっぱいを弄ってしまうのです。前後バイブをギュッギュッと締め上げて歓びを貪りながらお乳まで弄るのはもう天国で、学校の授業中でも気を抜くと胸元に手をやってしまう始末でした。そのうち健一や母の目の前でも、そんな淫らな振る舞いをしてしまう日が来るかも知れません……

「あふうんっ!いくーっっ!!」

 お風呂の中という気楽さで両乳房まで弄り回し、アソコの中で心地良く慄えるイボイボバイブを締め上げて到達した私は、つい大きな声でアクメ声を出してしまいました。もう今日は何回極めてしまったことでしょう。毎日数え切れない絶頂を味わってしまう私は快楽の余韻にたゆたいながら、悪魔の囁きに耳を傾けていました。

――私ホントはこんなことが大好きな、どMでヘンタイな女の子なんじゃないかしら

 健一のために自己を犠牲にして悲劇のヒロインぶっている私は仮の姿で、心の底ではこのえっちな絶頂地獄を歓迎して大歓びなのではないでしょうか。でなければ、こんなにもバイブが壊れるくらいきつく股間の前後ホールを締め付け、おっぱいが潰れるくらい揉みしだいて乳首をひねり回し達していく、淫らそのものの反応は説明が付きません。

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