走狗
MIN:作
■ 第1章 出来事8
シーンが切り替わり、目出し帽の女が香織の身体から離れると、香織の身体には無数の縄が掛けられていた。
乳房の根本には3重に縄が巻かれ、その端は首の後ろを通り反対側の乳房を絞り上げている。
首の後ろに通された縄のため、香織の乳房は大きく上に引かれ、ロケットのように突き出し、それを更に縦に縄で絞り、歪な瘤のように成っている。
そして、上にあげた手も二の腕、肘、腕、手首と縄を掛けられ、ピッタリと合わせられ。
腹、腰、股関節もきつく縄が食い込んでいる。
香織は身体全体を、縄で絞られ呼吸が浅く速くなっていた。
『ほーら、綺麗になったでしょ…。今日のポイントはやっぱり、この乳房ね』
そう言いながら、パンパンに張った、香織の乳房の表面を尖った爪の先で、撫で回す。
『い、いやー…や、止めて…く、下さい…お願い…お願いします…』
香織は固く目を閉じ、プルプルと震えてながら、哀願している。
『フフフッ、気持ち良いんでしょ…こうするとね、皮膚がパンパンに成って、超敏感になるのよ…後で効いて来るからね』
含み笑いをしながら、サワサワと爪を立てて撫で回る。
そして、またもシーンが切り替わり、香織の顔のアップが現れる。
香織の顔は、涙でビショビショになり、汗だくで青ざめていた。
『今日は…、5月3日…です。今日の私は…こんな風…に改造されました…。この後…私…の身体が…どうやって変わるか…ご覧下さい』
香織は、鼻水を垂らして泣きながら、それだけ言うと項垂れた。
カメラは香織の全身を映すべく、パーンアウトしていった。
俺は思わず息を飲んだ。
香織の両の乳房は赤黒く鬱血し、所々花が開いたように赤く染まっていた。
そして、股間に蠢く5本の棒…まごう事なき、バイブレーターだった。
カメラは、ズームアップしてオ○ンコに刺さる3本と、アナルに刺さる2本のバイブを映し、それぞれの穴から滴り落ちる、血の量を映して移動した。
乳房に移動したカメラが、鬱血した乳房をアップで映すと、赤い花は内出血のようだった。
シーンが切り替わり、全く同じアングルで始まった。
(こいつら…調教前、調教後の違いを見せつけるつもりか…)
そして、香織がどうやって3本もの、バイブが入るようになったかを、見せつけてゆく。
俺の目の前では、足を開いて固定したパイプを、頭の上まで引き上げられた香織が、替わる換わるバイブを突き刺しねじ込れていた。
泣き叫び哀願する香織を嘲笑い、叱咤し、打ち付ける4人。
無惨に広げられた、香織のオ○ンコとアナルは皮膚が裂け、血が滴り落ちている。
目を剥いて、大きく口を開けたままで、気絶する香織の乳房を、目出し帽の女がプライヤーで摘む、これが内出血の原因らしい。
そして、陵辱が終わり、拘束を解かれた香織は、踞って泣いている所に又も小便を掛けられ解放された。
俺の手は、いつの間にか血が滴り落ちている。
握り込んだ手の、爪が掌の肉に食い込んでいた。
しかし、これはまだ序の口でしかない事を、この後嫌と言う程思い知らされる。
俺の中に、狂気の種子が植え込まれるのはもう少し後だった。
シーンが切り替わり、何処かの人通りの少ない道路で街灯の明かりに照らされ、香織がグチャグチャの髪と視線の定まらない表情で映し出された。
『今日は、5月10日です。今日の私は、こんな風に成りました…』
香織の全身像は、全裸の上にボロボロになったブラウスを羽織り、スカートは足下に絡みついてビショビショに濡れ、股間からは又も血が流れていた。
フラフラと立っていた香織は、ペタンと地べたに座り込むと、そのまま崩れて行った。
次の瞬間、画面は同じ場所だが、まだ少し明るい時間に戻った。
怯える香織は、俯きながら歩いて行く。
1件の店の扉を開けて、中に入ると大音響で音楽が成っている。
中には20人程の男達が、酒を飲んでいた。
『おっ、主役の登場だぜ…ホントにこの子、好きにして良いんだな…』
素肌に革のジャンパーを着た男が、大柄の男に聞いた。
それを聞いた、香織の表情が凍り付き、目を大きく開いて男を見る。
『男は、ああ…オ○ンコでもアナルでも口でも何処をどう使っても良いぜ、いっぱい中に注いでやってくれ』
そう言って香織を、革ジャンパーの男に突き出す。
この時、カメラが店の壁に掛けて有るデジタル時計を映し、時刻は19:23を示していた。
この後、総勢20人を超える男達に香織は輪姦された。
何度も何度も、叫び、泣き、哀願した。
しかし、男達の誰もそれに、耳を貸す物は居なかった。
余りにも長い陵辱だったため、場面は何度か飛んでいた、その度にカメラに時計が映され、最後は02:35だった。
7時間を掛け、香織は100回以上の精を身体に放たれ、その全身に擦り付けられる。
ボロ雑巾のようになった、香織の股間に革ジャン男の一人がビール瓶を持って近づくと、オ○ンコの中に突っ込む。
香織の身体がビクン、ビクンと2度程跳ねると、オ○ンコの中から、プシャーとザーメン混じりのビールが溢れる。
『流石に、これだけやられたら、出来チマうだろ…。せめてもの情けだ…』
そう言って、オ○ンコから引き抜いた、ビール瓶を投げ捨てた。
革ジャン男は、ポケットから1万円札を取り出し、大柄な男に渡す。
大柄な男はそれを受け取ると、香織にスカートを穿かせ、ブラウスを羽織らせて、汚物でも扱う様に、後ろから足裏で蹴りながら、店を出た。
そこで、2本目のファイルが終了した。
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