走狗
MIN:作
■ 第1章 出来事16
カメラの女は、大便が付いて汚れたままのアナル栓を摘んで、まだ放心状態の香織の口の中に突っ込み
『ウンチの始末は、自分でしなさい…。あそこの水道で綺麗にするのよ』
5m程離れた場所にある、足洗の水道を指差し命じる。
香織は、手で大便を集め掬っては、肘と左足で這い成ながら、右足を引き摺って水道に持って行き、水で流す。
何度も往復し、大便を片付ける香織の口には、まだアナル栓が咥えられている。
全ての大便を片付け終えた香織は、カメラの前で痛みを堪えながら正座をする。
痛みに耐える表情の中で、汚れを綺麗に舐め取ったアナル栓が揺れている。
場面が変わり、香織の寝室が現れる。
香織は、命令通り全裸に首輪を付け、足を大きく開いて仰向けになり、しきりに藻掻いている。
携帯が鳴り、急いで飛びついた香織は、受け答えを始める。
『はい、香織です…。御主人様…、御用でしょうか?』
香織は、陵辱者を御主人様と呼ぶのに、もう何の躊躇いも持っていない。
『香織ちゃん…。宿題の方は順調…?さぼってると次の教育は、酷くなるわよ…。留守にしていた御主人様が、2人共帰って来たからね…』
香織の表情が、暗く沈んで行く。
『おい!俺達が帰って来たのが、そんなに嫌なのかよ!』
突然携帯の声が、大柄な男の声に変わる。
『てめぇ…今度は拳を突っ込むぞ!俺達には、おめぇの行動が筒抜けなのを、忘れてるんじゃねえだろうな』
ドスを効かせて恫喝する、声の主に
『そんな事は御座いません…お帰りをお待ちしておりました…どうか、お許し下さい御主人様』
土下座してカメラに平謝りする香織。
『けっ…許して欲しかったら、それなりの誠意を見せやがれ…そうだな…俺達が居ない間、随分オ○ンコ拡がったんだって?なら、フィストオナニーして見せろよ。カメラの前で10回イクまで続けるんだ』
大柄な男の命令を、直ぐに実行する香織。
『はい…香織がフィストオナニーで、10回イクところをご覧下さい』
香織は大股を開き、左手を股間に持って行くと、オ○ンコの中に指を次々とねじ込んで行く。
そして、最後の親指も飲み込ませると
『はぁ…御主人様、入りましたので只今から始めます。どうか、オモチャが上り詰めるのをご覧下さい』
カメラに向かって宣言し、右手で鬱血の取れた乳房を揉みながら、左手を動かして行く。
開ききったオ○ンコに、香織の左手が手首まで入り込み、前後させると香織の手がテラテラと光り出す。
画面の中では、濡れてきたオ○ンコをあざ笑い、どれ程みっともない格好かを口々に罵る。
香織は、その度に陵辱者の言葉を認め、自分がどれだけ浅ましいかを口にする。
そして、絶頂を迎える香織。
『あ、あ、あはぁ〜ん…イキます。御主人様オモチャが1回目上り詰めます…。イクぅ〜〜っ』
香織は、身体をビクビクと震わせ、絶頂を迎えた。
香織の手は休む事無く、次の快感を紡ぎ出し、命令された通り10回のアクメを告げた。
はぁはぁと荒い呼吸を吐きながら、香織は愛液に濡れた左手を舐め清める。
『御主人様…。オモチャのオナニーショーをご覧頂き、有り難う御座いました』
正座してカメラに向かって、深々と頭を下げる。
『へへへっ…、こいつ本当にやりやがった…。良し、じゃぁ今度は、今の宿題の成果を見せろ』
大柄な男がそう言うと、香織はベッドの上に転がる10個の玉を手にした。
1個の大きさが直径3cm程の白い玉を、香織は次々とオ○ンコに納めて行き、足を開いてオ○ンコを晒す。
『御主人様。準備が出来ましたので、ご覧下さい』
そう言うと、香織のオ○ンコは、グニグニと動きだし、白い玉を1つ吐き出す。
そして、一呼吸置いて、また1つ、また1つと次々に、産み落とす。
10個産み落とした、玉をまたオ○ンコの中に入れ、今度は2個ずつ産み落として行く。
そんな香織を大声で笑いながら、侮蔑の言葉を投げ掛ける。
香織は、その言葉も認め、自分がどれだけいやらしいかを説明する。
そしてまた、香織にカメラの女が絶望を投げつける。
『香織ちゃん…。近くにパソコン有るでしょ?電源を入れて新着メールを見てご覧…。その中の鬼畜クラブって送り主を開いてみて』
香織は、言われた通り、パソコンを開いてメールソフトを起動する。
見る見る香織の表情が驚きに変わる。
5分程動きを止めた香織は、マウスを操作し、カメラを見てパソコンに目を戻す。
『どう…素敵なサイトでしょ。香織ちゃんのために私が開いて上げたの…。香織の無修正リアルタイム映像サイトよ、メールアドレスも載せておいたから、いっぱいお友達からメールが来たでしょ?香織ちゃんは、動けないんだし、必ず返事を書きなさいよ。解った』
パソコンに突っ伏し、泣き出す香織。
カメラの女の哄笑が、遠くで聞こえる。
ここで、7本目のファイルが終了した。
執拗に続く、陵辱者の攻撃に、ズタズタにされた妹の心を考える。
俺の口元は、いつしか笑みの形に吊り上がり、目は空虚さに染まって行く。
(香織…。俺を許してくれ…)
何一つ気付く事も出来無かった俺は、ディスプレーの中で泣き崩れる香織に、心の底から詫びた。
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