走狗
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■ 第2章 猟(かり)13

 千恵は、自分の乳房をまさぐり、腰をくねらせ嬌声を上げる。
 俺は何気なしに、顔を上げると和美が横に成って、こちらを見ている。
 俺は、まさかの返事を思い浮かべながら、和美に質問をする。
「和美…。何をしているんだ?」
 和美は、本当に俺がまさかと思っていた返事を、一字一句違える事無く言った。
「横に成ってます…」
 呆れ果てた返事に、疲れながら
「どうした…。羨ましいのか?」
 聞いてみると、先程堕胎したばかりなのに
「はい…。羨ましいです…」
 抑揚のない声で返事を返した。

 俺は、フーと溜息を一つ吐くと、和美を手招きした。
 和美は、ガバリと身を起こすと、タッタカタッタカ四つん這いで、走って来た。
 俺は、千恵の股間にある、バイブを指差し
「今からこいつが、立て続けに3回逝ったら、歯で咥えて引き抜け」
 指示を出すとコクンと頷き、バイブの端ッこを噛んだ。
 俺は、千恵の耳元に、唇を寄せ囁く。
「俺の声を聞け…気持ち良いか…高ぶらせろ…もっと…もっとだ!感じろ…もっと強く感じろ!」
 俺の声に千恵の嬌声は高く、意味不明な物に変わって行く。
「ヒーッ…ンックゥーン…キャヒッ…らめ…らめれふ…ち…え…とんじゃ…うふ〜ん…ぐるぐる…あばれへる…」
 俺は、そんな千恵に更に続ける。
「駄目だ!まだまだ感度を上げろ!俺の命令に従え!」
 千恵は、途端に腰を激しく振り
「ひゃい!ごゆひんはま!ちえはひたがいまふ!ひーーーっひゃーーぁ」
 涎をまき散らしながら、激しく感じだした。

 そのままで、1分続ける。
 そして最後の命令を出す。
「俺が良しと言ったら、続けて3回イクんだ…ちゃんと数を数えろよ…良し!」
 俺が言うと同時に、千恵は電撃に打たれたように、身体を震わせ達した。
「1ーひゃい…2ひゃーい…3ひゃーーーひーーーー!」
 3回目を達するのと同時に失禁し、それを顔面に受けながら、和美がバイブを引き抜く。
 バイブは、ヌポッと言う音と共に、千恵のオ○ンコから外れた。
 白目を剥いて痙攣する、千恵を床に放り投げ、汚れた指を和美に突き出す。
 和美はバイブを放し、俺の手にしゃぶり付く。

 一心に俺の手を舐める和美の舌を、指先で嬲り、口中を蹂躙する。
 和美は、ウットリした表情で舌を嬲らせ、口を大きく開いて、俺の蹂躙を受け入れる。
 俺は、まだだらしなく、尻を持ち上げ失神している、千恵のオ○ンコに目を移す。
 千恵のオ○ンコは、子宮口が見えるほど、パックリと開き、ヒクヒクと蠢いている。
 そんな千恵の尻を思いっきりひっぱたき、失神から目覚めさせる。
 千恵は飛び起き、俺に向き直ると深々と頭を下げ
「申し訳御座いませんでした…。あんなに良くして頂いたのに、だらしのない所をお見せしました」
 縮こまりながら、詫びた。

 俺は、縮こまる千恵の背に座り込むと、和美を抱き上げ千恵と同じ事をしてやった。
 千恵は、それが終わるまで、俺と和美の体重を支えながら、俺に頭を踏み付けられている。
 和美が激しく動く度に、大きく千恵に体重が掛かる。
 千恵は、それを身動ぎもせず、只耐え抜いている。
 和美が達した後は、千恵に指を掃除させてやった。
 そして、オモチャは忠誠を誓い、支配される快楽に堕ちて行く。
 薬の効果が消える頃には、こいつら自らが支配を望むようになる。

 俺は、千恵のオ○ンコの手当をする。
 涼子達も塗られていた、あの薬を千恵のオ○ンコに塗った。
 塗った時、激痛が走るらしいが、俺は千恵に[我慢しろ、決して動いたり、声を出したりするな]と命じた。
 千恵は、必死に涙を流しながら耐えた。
 そして、耐え抜いた時、千恵は達してしまっていた。
 俺が頭を優しく叩くと、嬉しそうに涙を流して、頭を擦りつけてきた。

 従順には成ったが、これでは台無しだ。
 俺は、少し試すつもりで、2人に向き直ると、命令を下す。
「良いか。今から俺は、お前達を殴る…。そして、お前達は怯えていろ…。俺に殴られて、仕方なく言う事を聞いている、振りをするんだ。俺が側に居なかったら、そうだな2人で抱き合って泣き崩れてろ。解ったな」
 2人は、俺の命令に頷くと[はい解りました、御主人様]と声を揃えて答えた。
 俺は、2人を痣が出来るように、打ち据えた。
 1人20発ほど殴ると、良い感じに、悲壮感漂う身体になった。
 2人は、芝居なのか、本気なのか解らないような、怯えた表情で項垂れ、震えている。
 俺は、踵を返して牢に入って行くと、正二と泰介を引き連れて、調教部屋に戻った。

 俺は、壁際に付いている鎖に、正二と泰介を固定すると、少し離れて和美と千恵を呼んだ。
 2人は項垂れて、ノソノソと四つん這いで歩いて来る。
 正二と泰介の前に来ると顔を上げ、痣だらけに成った身体を向け、正座する。
 正二と泰介は、悲愴な顔をして千恵と和美を見るが、2人は直ぐに視線を逸らせ俯く。
「よう…この2人…。いや2匹か…どちらも快く、俺のオモチャに成る事を承諾した。なぁ…お前達」
 俺は、楽しそうに正二と泰介に告げ、千恵と和美の確認を取った。
 千恵と和美は俺の声に、ビクリと震えると、コクコクと抱き合いながら首を縦に振った。
「千恵…このヤロー!やるんなら俺にしろよ!千恵は関係ないだろうがー!」
 ガシャガシャと鎖を鳴らし、怒鳴り散らす正二。
「和美〜。大丈夫か…すまない…許してくれ…こんな事に成るなんて…」
 情けない声で、和美に詫びる泰介。

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