走狗
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■ 第3章 覚醒3

 俺は、映像を見終えた乙葉に、問い掛けた。
「この映像を見て、まだ自分達が、助かると思えるのか…」
 怒りに震える俺の声に、乙葉は項垂れた。
 そんな乙葉と優葉に、俺は有る条件を出した。
 但し、その条件に見合わなければ、全員の命の保証はしない。
 俺の提示する条件に、乙葉と優葉は有無を言わさず乗った。
 そして、2人は負け、俺は途方に暮れる。

 俺の出した条件。
 カメラの女と骨接ぎ男の素性だった。
 優葉が言うには、闇サイトで高額のアルバイトとして参加し、連絡先も解らないと言う話だった。
 俺は、約束通り、5人を牢の中に入れた。
 優葉は、安曇野興行の壊滅をニュースで知っていたため、この場に安曇野家が集結している事で、自分の置かれた立場を初めて理解した。
 そう、自分がした事で、家族全員が死んでしまう事を。
 始めよう、涼子と香織の鎮魂の宴を、罪を犯した者達の贖罪のステージ。

 俺は、牢の中に入り、正二、泰介、健太郎、優葉の4人を通路に引き出した。
「ここにいる全員。こいつらが何をしたのか、知っている…。俺はここにいる全員で、それを味わって貰いたい」
 俺はそう言うと、モニター上にカレンダーと、回転するダーツの的を用意した。
「モニターのカレンダーは、このファイルに納められている日にちと連動している。そして、ダーツの的には、見ての通り、お前達の名前が書いてある」
 モニターに映った、カレンダーは飛び飛びに成りながらも、100日分を越えていた。
 そして、その中身は、かなりの項目が書いている。
 その日行われた、凌辱の種類と時間だ。
「このカレンダーが全て埋まり、生きて居たらその時は、解放しよう」
 俺は、そう言うとリモコンのスイッチを押した、モニターの画面上をランダムに、光が走る。
 そして、その光が止まり、日付が確定すると、今度はモニターが写真を映し出す。
 それは、凌辱シーンの静止画像だ。
 それが数回入れ替わると、映像も停止した。
 香織のピアッシングシーンだった。

 俺は、泰介にダーツを渡して、的の端を軽く下に押した。
 勢いよく、ダーツの的は回転し、目標を定めさせない。
「的を外したら、受けるのはお前だ…。精々狙うんだな…、早くしろ」
 俺の声にビクついて、反射的にダーツを投げる泰介。
 それでも、的には当たって、胸をなで下ろした。
 俺は、的を止め、名前を確認する。

 因果応報だ、名前は泰介の姉、美登里を貫いていた。
 美登里は、その結果を知り、悲鳴を上げて牢の奥にへばり付いたが、俺は手招きをする。
 首を振って嫌々をするが、俺は許さない。
 ポケットから首輪のリモコンを取り出すと、美登里以外の全員にスタンガンを掛ける。
 周りで上がる悲鳴を、耳を塞いで無視しようとするが、いつまでも俺は止めない。
 美登里は根負けし、泣きながら牢から出て来た。
「出て来なければ、他の者が痛い目に合う…良く憶えておけ…」
 全員にそう声を掛け、俺は美登里と罪人達4人を連れ、調教部屋に向かう。
「この扉を潜って戻らなければ、それ相応の理由が有ったと思え…。その時は、ルーレットから名前が外れる」
 そう言って俺は、牢の扉を閉める。
 木偶達は、全員黙って俯いていた。

 調教部屋に入ると、罪人達を壁の鎖に繋ぎ止める。
 俺は、美登里を全裸に剥くと、手を後ろで拘束し、ロデオマシーンのような台を出した。
 そこに、美登里を座らせると、クリトリスを肥大させる。
 しかし、緊張から美登里のクリトリスは、なかなか大きく成らない。
 俺はパソコンに行き、操作して方法を探す。
 有った、233番右棚の、薬箱に入っているようだ。

 俺は、薬箱を持ち出し、中身を確認する。
(233番…。この青い奴か…しかし、このチューブの種類は…これも由木の管理だな…)
 薬箱の中には縦にされたチューブが、ビッシリと入っていて、後ろの固い部分が、全て同じ方向を向いていた。
 俺は、233番[感覚増進剤]と書かれた、チューブを取り出し。
 手術用の手袋を嵌めると、美登里のクリトリスに塗りつける。
 俺は適量を、美登里の剥き出しにしたクリトリスに馴染ませ、擦り込んで行く。
 暫くすると、美登里の声は大きく成り、この状況でも快感を感じているようだ。
 俺は、そのまま、両の乳首にも塗って、擦り込む。
 美登里は更に、高く大きな声を上げる。

 充分な大きさに成った、美登里の固く肥大したクリトリスを確認すると、俺は台に戻して座らせる。
 台の横に付いているスイッチを押すと、台の形が変わり、クリトリスを下から押し上げた。
 俺は、そのクリトリスに、太さ2oのアイスピックのような、取っ手が付いた針を突き刺した。
 針は、クリトリスを貫き、下の台にめり込んで、美登里の動きを止める。
 [感覚増進剤]で感度を数倍に上げ、クリトリスは大きく成ったが、同時に痛覚も数倍に成っている。
 凄まじい悲鳴を上げ、美登里は上半身を、振ろうとするが、俺はガッシリと掴み耳元に話す。
「暴れると、クリトリスが千切れるぞ…」
 俺の言葉に美登里は震え、動きを止める。
 そして俺は、美登里にピアスを施して行く。

 伊藤家の長女、美登里を台に刺し止めた俺は、そのまま美登里の舌を引きずり出し、舌の外端を針で貫く。
 美登里は、口を大きく開け、舌を引き戻そうにも長い針が、邪魔をして元に戻せない。
 俺は、ヒラヒラと動く、美登里の舌にマジマジと見せつけた針を、ユックリ突き刺して行く、その数9本。
 そして最後に、一際太い4oの針を取り出すと、美登里の舌の先端中央部にねじ込んで行く。
 美登里は喉の奥から、悲鳴を上げるが、俺の手はユックリ確実に貫いて行った。
 次に俺は、美登里の右乳首を摘むと、怯えた表情で首を左右に振る。
 舌先の針がその動きで、触れ合いカチャカチャと小さな金属音を上げる。

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