走狗
MIN:作
■ 第4章 狂宴5
俺は、悦子の死体を処理桝に放り込んで、片づけさせた後、奴隷達と守を連れて、1階に上がった。
直ぐに守を晃に預けて、リビングに奴隷達を連れて行く。
リビングに着くと、俺は千恵と和美に食事の用意をさせる。
一人リビングに残った乙葉は、俺の前で平伏し、ガタガタと震えている。
「乙葉…。何だ、あのざまは…」
俺の低い声に、乙葉の震えが大きく成る。
「も、申し訳…御座いません…。お許し…下さい…ご主人様…」
乙葉は、途切れ途切れに、謝罪の言葉を告げる。
「なんで、守との関係を話さなかった…」
乙葉は、俺の質問にビクリと震え
「記憶の底に…封じておきたかった…事だったモノで…」
恐る恐る答える。
「それ程の苦痛だったのか…」
俺の質問に、乙葉は涙を浮かべながら[はい]と首を縦に振る。
俺は、乙葉の目を見詰めて、ぼそりと命令する。
「今日の失態の、罰だ…。お前はこれから、優葉の前で守に犯されろ、一切の行為を拒む事は許さん…。優葉の心が折れるまでだ…」
俺の言葉に、乙葉は愕然とした表情を浮かべる。
「そ、それは…、余りな…罰…。ご主人様…」
涙を浮かべながら、乙葉が呟く。
しかし、俺が次に言った言葉で、乙葉は罰を享受した。
俺は、ボソリと
「それが、出来ないなら…奴隷として必要ない…」
乙葉に冷たく言い放ったからだ。
乙葉は泣き崩れている。
ここに来た時はプライドの高い女王で、氷のような雰囲気を持った女だったが、俺の言葉一つで、童女のように泣いている。
俺は、乙葉に向かい
「許されるために、何が必要か考えろ…。それを、満たさなければ、俺が掛ける言葉はない…」
そう言って、横を通り過ぎ、放置してリビングを出た。
リビングを出た後、晃の元に行き、俺はある依頼をする。
「晃…。こいつのチ○ポ、潤滑剤が出るようにしてくれ…」
俺の依頼に、晃が驚く。
「え〜!どう言う意味?こいつの身体から、そんな物必要なの?」
俺は、晃に事情を説明して
「こいつに、乙葉の相手をさせる…。あいつは、濡れない体質だから…、ほら…、傷がつくだろ…」
俺は、小さく晃に言った。
「は〜ん…、乙葉ちゃんのタメにね〜っ…。なら、そんな命令しなきゃ良いのに…。解ったわ…やったげる」
晃は、俺をちゃかした後、形の良い胸を反って、胸を一つ叩いた。
俺は、昼食を終わらせ、奴隷達を連れて午後の調教に向かう。
乙葉は、まだ俺の後ろで嗚咽を漏らしている。
俺は、重苦しい気持ちになったが、頭を振ってそれを振り払う。
牢の扉を開けると、全員の視線が俺に向く。
だが、明らかに視線の敵意が、減っている。
逆に諦めに似た、視線を浮かべる者も出て来た。
そんな中、全く違う視線を浮かべる2人。
優葉と千佳の2人だ。
優葉の視線は、憎悪に染まり、千佳の視線は、情欲に濡れていた。
俺は、そんな目線を瞬時に判断し、心に留めておく。
全員を牢から出し、午後の調教を始める。
課題は[服従調教]実施者を選ぼうとした時、立候補が現れた。
千佳である。
「私に受けさせて下さい…。お願いします」
俺は、内心頭を抱えたが、意見を尊重した。
俺は、他にも後3人選んだ、夏恵と美登里と秋美に成った。
残りの者は、車座になり、後ろにランプが付いた椅子に座る。
千佳は赤、夏恵は青、美登里は緑、秋美は黄のランプが点いた所に行き、首から提げた袋から、カードを引かれ、カードの指示に従う。
単純だがカードの内容は、フェラチオからアナルフィスト、足舐めから食糞まで幅が広い。
それを決められたポイントに達するまで、延々実施する。
ただし、誰かが一度でも躊躇すると、全員0ポイントになる。
千恵と和美と乙葉には、サポート役として浣腸や諸々の手伝いを担当させた。
調教内容とルールを説明して、全員に徹底させる。
俺は、ポイントが溜まるまで、決して終わらない調教だと告げ、開始した。
開始して早々に、俺の前には、千佳が現れた。
千佳は、満面の笑みを浮かべ、俺の前で四つん這いのまま尻を振る。
俺は、千佳の袋から、カードを取り出す。
カードは、フェラチオだった。
俺は、カードを千佳に見せると、嬉しそうな顔をして、俺の股間に顔を埋める。
俺は、ポケットからスピーカーマイクを、取り出し千佳の耳に取り付ける。
千佳は、驚きの目線を上目遣いで送り、それが何か理解してニッコリと笑った
「千佳…しょうが無い子だ…ちゃんと考えたのか?…」
俺は、優しく笑い、千佳の頬を撫でる。
千佳は、コクンと頷くと、ニッコリ笑った。
「よし…。じゃ、この調教は…、全部、俺が命じている事だと、心に思いながらやってみろ…。これが終わって、お前の気持ちが揺るがなかったら、家族に別れを告げろ…」
俺は、千佳にそう囁いた。
千佳が頷いた所で、奉仕者の交代になった。
千佳は、名残惜しそうに、俺のチ○ポを最後に一舐めすると、次の実施者に向かう。
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