走狗
MIN:作

■ 第4章 狂宴8

 俺は、美登里の身体を抱き寄せると
「お前の身体も、洗ってやろう…」
 背中に手を回し、優しく撫でる。
 途端に美登里の口から、熱い吐息が溢れる。
 美登里は、俺のチ○ポから手が離せないでいる。
 俺が美登里の股間を洗い始めると、美登里の声は、更に熱いモノに変わって、全身を震わせる。

 俺は、美登里の快感を煽るだけ煽ると
「お前が持っているモノで、奥まで洗ってやろうか…」
 耳元に囁いた。
 美登里は、潤んだ瞳を俺に向け
「お、お願いします…洗って下さい…」
 俺に哀願する。
「俺は、お前を奴隷のように扱うが、それでも良いなら、入れてやる…」
 俺が美登里に付け加えると
「何でも構いません…。ああぁ〜、入れて下さい…」
 狂おしい程、突き上げる快感に、酔いながら、美登里がねだる。
「四つん這いになって、頭を下げて尻を差し出せ…」
 美登里は、俺が指示した通りの格好を直ぐに取った。
 美登里のオ○ンコは、大淫唇をピアスで拡げられているため、パックリと開いて、大量の愛液を垂らす膣口が、覗いて居る。

 俺は、大きな美登里の尻を抱えると、グショグショに成った、オ○ンコに思い切り突き入れた。
 忽ち美登里は、高い声を上げ、一気に上り詰める。
(やっぱり…。晃の奴…、一服盛りやがった…。こいつらの反応は、催淫剤と感覚強化の混合だな…。なら、奴隷のSEXをたたき込むか)
 俺は、美登里の反応に晃が何をしたのか、直ぐに気が付き方針を決めた。
 美登里の尻を平手で叩きながら、アナルをほじり、オ○ンコを突きまくる。
 美登里の反応などお構い無しに、快感を送り込んで行き
「俺の許可が下りるまで、イクのを我慢しろ!」
 耳元に、鋭く命令する。

 忘我の域に入っていた美登里は、突然の俺の命令に[はい]と短く答え、歯を食いしばり我慢を始めた。
 俺は、抽出を激しくし、アナルに指を入れて前後の動き、尻を叩く平手で左右の腰の振りをコントロールする。
 そして、俺が激しく突き上げるたびに、美登里はクリトリスのピアスが揺れ、刺激を叩き込まれ、快感の圧力をドンドン上げてゆく。
 美登里の首が、激しく左右に振れ始めるが、俺は許可を出さない。
 やがて首が仰け反り、痙攣を始めた時に
「良いか…。イク時は、ハッキリ大きな声で、イッた事を伝えろ」
 耳元で命令し[イケ]と短く許可をした。
 美登里は、極限まで振り絞った弓を解き放ったかのように、絶頂を激しく迎えた。
 高い声を上げ、身体を極限まで弓なりに反らし、ガクンガクンと尻を中心に波打たたせる。
 そして背中を再び反ると、ガクガクと細かく痙攣し、カクンと崩れ落ちて失神する。
 俺がチ○ポをズルリと引き抜くと、一度ビクンと跳ね、尻を突き出したまま痙攣する。
 痙攣する度に、パックリ開いたオ○ンコから、愛液が潮を吹くように、放物線を描いて溢れている。

 離れて見ていた夏恵と秋美は、お互い身体を向き合わせ、顔だけ俺に向けて見詰めていた。
 その身体は、ガクガクと震え、やがて腰が砕けたように、ペタンと床に落ちた。
 俺は、そんな二人に一瞥をくれると、美登里の尻をバシィーと平手で叩き起こし、半覚醒の唇にチ○ポをねじ込む。
 美登里は、まだ目の焦点が合っていないまま、俺のチ○ポに舌を這わせ、綺麗にした。
 俺は、美登里の口からチ○ポを引き抜くと、後ろの二人に向き直り
「お前達は…どうする…」
 ニヤリと笑いながら、問いかけた。
 二人は、フラフラ這い寄ると、俺のチ○ポにキスして頬擦りし
「私達にも、お願いします」
 陶然とした表情で哀願する。
 俺は、二人にも要望通り絶頂を与え、支配されて行うSEXの快感を叩き込んだ。
 これで、この3人には、少なからず支配に対する、欲求が植え付けられた筈だ、後はどう育てるかだった。

 3人が気づくと、俺は全員の身体と髪の毛を洗ってやり、浴槽に浸かる。
 3人は、思い思いの場所でお湯に浸かりながら、まだ熱く火照った身体を持て余していた。
 そして、俺に甘え掛かり、激しく奉仕を始める千佳を見詰め、湯船の中で密かに自分を慰めている。
 俺は、そんな3人に見せつけるように、何度も千佳を上り詰めさせ満足させる。
 最後に千佳の望むまま、口の中に精液を放出し、飲ませてやる。
 千佳は、ウットリとしながら、俺のチ○ポを丁寧に舐め上げ、残滓を啜って頬擦りする。
 そんな奉仕をしながら、千佳はちらりと3人に目線を投げ掛け、勝ち誇った笑みを見せた。
 そう、まるで[ここまで出来るのは、奴隷の私だけ]と言わんばかりの、笑みだった。
 そんな千佳の視線が、この後の展開に、大きな影響を与える事に成るとは、この時考えもしなかった。

 それぞれ思い思いに、風呂を楽しんだ4人を連れて、俺はキッチンに向かい食事をさせた。
 普通に椅子に座って、ナイフとフォークを与え、軟らかいフィレステーキを差し出す。
 4人とも驚いて、手を出せないで居たが、俺が勧めて一口、口に含むとガツガツと食べ始める。
 4人とも久しぶりに、人間らしい扱いを受け、涙を浮かべながら食事を取る。
 俺は、咽を詰まらせた美登里に、素早く冷たい水をグラスに注いで差し出してやる。
 残りの3人にも、水を差しだし、食事の続きを促す。
 4人は、腹も舌も満足させて、心地よさに談笑まで始めた。
 俺は、それを黙って見詰めていたが、[時間だ]と言って4人を地下に連れて行く。
 途中で[今日の事は、口外しない事]と注意を促し、理由も教えてやった。
 4人は納得し、言いつけは必ず守と約束して、牢に戻る。

 俺は、牢の扉を閉め、ニヤリと笑った。
 今の俺の一連の行動は、全て意味が有った。
 今まで散々、寒い部屋、粗末な食事、不潔な身体、プライベートの無い生活、そんな中にいて、普通の感覚が麻痺した時に、思わぬ所で普通の生活を与えると、今まで慣れていた物がリセットされてしまう。
 すると、その辛さは、何倍にも成って還ってくる。
 しかも周りの者には、なぜそう成っているか秘密であるため、それを口に出来ず、自分の中で不満を溜めて行く、そして不満を回避する方法を探そうとする。
 それが、強い快感を伴う物で有れば、人は簡単にプライドを捨てる。
 人は、それ程、強くはないから。

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