走狗
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■ 第4章 狂宴36

 夏恵は、それを見て、自分に何が起きるかを理解した。
『い、嫌!や、止めて…そんなの…変態のする事よ!』
 忠雄は薄く笑い
『露出は、変態じゃねえのか?勝手な事を言うんじゃねぇ』
 夏恵のアナルに、大きな注射器(浣腸器)を突き立てた。
 1リッターの浣腸液を、忠雄が夏恵の身体に流し込む。
 それを、後2回続けて行い、大きなアナル栓を、文字通り打ち込んだ。
 忠雄は、アナル栓をアナルに押し当て、半分程力を加えて入れると、残りの半分をパンチで押し込む。
 夏恵は堪らず、悲鳴を上げる。
 忠雄が夏恵の耳元に囁く。
『良いか…。お前がゴチャゴチャ言わなかったら、こっちを入れる予定だった…。だが、うるさくした罰に、これの一回りでかいのを入れた』
 そう言って、4pのアナル栓を見せ、次に7pのアナル栓を差し出した。
『お前が意地を張れば、張るだけ、お前は辛い目に遭う…。解るか?この後お前が、どういう態度を取るべきか…』
 忠雄は、蒼白になった夏恵に教え込んだ。
 夏恵は、目を剥き、ガクガクと頷く。
 そして、忠雄は小さな注射器に、チューブの付いた物を差し出し、
『これが何か解るか?』
 夏恵に差し出し見せると、夏恵は苦しそうな顔で、首を左右に振る。
『これはな、お前に小便をさせる道具だ』
 そう言うと、忠雄は液体を吸い上げ、チューブを尿道口に押し当て、ズルズルと中に押し込む。
『ひゃぁぁあ〜ぁ…変…変な感じ…うぐぅ〜っ』
 尿道を擦り上げられる感覚に、甘い声を上げ、注射器の圧迫で膀胱を膨らまされる。
 夏恵は、1リッターの薬液を膀胱にも納められ、腹はパンパンの状態になり、尿道にもストッパーを入れられた。

 夏恵は、排泄の自由を奪われ、足枷の金具から両手を解放され、四つん這いに成る。
 忠雄は、夏恵の乳首とクリトリスに、バイブ機能の付いたキャップをはめ、ゲームのコントローラーみたいな物を渡す。
『夏恵。その真ん中にある、赤いスイッチ入れてみろ…』
 忠雄の指示通りに、スイッチを入れると、壁が全てモニターに変わる、その数は100を越えている。
 そしてそのモニターには、あらゆる角度から、あらゆる箇所を映される、夏恵が居た。
『そのスティックを回してみろ…』
 すると、正面の一番大きなモニターに、次々とカメラが変わり、アングルとズームが変化する。
『右がカメラの切り替え、左がアングルとズームだ…次は上に並んでる、3つのボタンを押してみろ』
 夏恵が指示された、ボタンを押すと、クリトリスのバイブが動き出した。
『そのまま、上に付いてる右のボタンだ…』
 言われた通り、夏恵は右のボタンを押す。
『はおぅん〜っ…ひゃあぁぁぁ…』
 バイブの振動が上がり、夏恵は切ない嬌声を上げる。
『使い方は解ったか…ここは俺が相手をしてやる、お前は好きなだけ、自分がどれだけ変態か、自分で見てみろ…』
 忠雄は、バイブを取りだし、夏恵のオ○ンコを、ピタピタとバイブで叩きながら言った。

 こうして、夏恵は大量浣腸を施され、自分の痴態をカメラに納める、モデル兼監督に成った。
 忠雄がバイブを、オ○ンコに突っ込んで
『ほら、変態…始めろ…』
 夏恵に指示すると、夏恵は途端にスイッチを全て入れ、腰をくねらせ始める。
 さっきまで真っ青だった、夏恵の顔が赤みを帯びて、淫らさが滲み出す。
『あはぁ〜ん〜っ…気持ち良い〜っ…あ〜ん…お尻い、いやらしく…動いてる…』
 苦痛に顔を歪めながら、夏恵は興奮で顔を赤く染める。
『とんだ変態だな…お前は…、こんなに大量に浣腸されて、そんなスケベな顔をする何てよ…』
 忠雄の言葉に、夏恵は反応し、モニターに自分の顔のアップを、写しだし
『あ〜ん…本当…いやらしい…何て、いやらしい顔…う〜ん…本当にこれじゃ…変態…です〜ぅ…夏恵…変態です〜ぅ…』
 自分の表情を見て、更に欲情する。

 俺は、モニターを見詰めて、思わず呟いてしまった。
「こいつ…どれだけ…ナルシストなんだ…」
 しかし、そんな俺のつぶやきは、志緒理の耳には届いていない
 志緒理は、瞳を欲情させ、ワナワナと震えている。
 はあはあと、荒い息を吐き、モニターを見詰め
「春ちゃん…夏ちゃん…何て…いけない子達…ああぁ…駄目よ…そんな事…」
 呟いている。
 志緒理の手は、既に右手を股間に、左手を乳房にあてがい、蠢き始めている。
 俺は、後ろからそっと、再び囁いた。
「次は、一番凄いぞ…相手はキャリア10年のプロだからな…。志緒理悪戯しちゃ、駄目だろ…手を後ろに組め」
 俺は、乙葉の事を告げ、志緒理に手を後ろで組むよう、命令した。
 志緒理は、掠れた声で返事をすると、手を後ろに固く組んで、モニターに見入る。
 俺は、最後の部屋を、モニターに映し出す。

 モニターに映った、映像は俺の想像を超えていた、乙葉が始まる前に[徹底的]と言う言葉を使った意味が、解った。
『ほら!しっかり身体に落とす!反らすんじゃないの!』
『はひ!もうひわふぇほはいはへん!おふははま!』
 鋭い鞭の音が、スピーカーから流れ、秋美の身体が震える。
 その振動で両手と、口にくわえた蝋燭から熱蝋が滴り、秋美の身体を白く染める。
 秋美は、全身を荒縄で緊縛され、胡座を掻いた状態で宙につられて、自ら熱蝋を垂らしている。
 乳房や太股、脹ら脛は乾いた蝋で、真っ白に成っている。
 乙葉は、立ち位置を前に変えると
『また、蝋が溜まったわね…』
 そう呟くと、鞭の先で秋美の顔を上に持ち上げ、秋美の目を覗き込む。

 すると、秋美は弾かれたように
『おふははま…おほひへふらはい…』
 顎を上げ、手を少し広げる。
 そこに、乙葉の鞭が素早く舞、白い蝋を全てはたき落とす。
 鮮やかな手並み、しかもキッチリ両乳首とクリトリスを、正確にヒットさせていた。
 秋美の身体が、電流を流されたように、小刻みに震えて、床に蝋を溢した。
『ほら!また床に落ちた…反らすんじゃないの!』
『はひ!もうひわふぇ…もうひわふぇほはいはへん!おふははま!』
 そして鋭い鞭が走り、秋美の身体が震える。

 映像を見ていた志緒理が、突然俺の方に倒れてきた。
 その顔は、欲情に潤みきっている。
「ご主人様は…、意地悪です…。私が…、栄蔵に仕込まれた…。マゾだとご存じだったんでしょ…」
 志緒理は自分から、俺に告白した。

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