捨てられた猫
一二三:作

■ 目覚めた淫魔1

 夕方4時に陽子の携帯が鳴りました、
「ハイ、芳川陽子で御座います、―――――――――、あ、大内様ですか、先程は失礼しました、お許し下さいませ、―――――――――――――――――――、ハイ、実はいい話が持ち上がりましたので、是非大内様にと会長が申しますので、執務中はご迷惑かとも思いましたが、善は急げと思いましてお電話しました、――――――――――――――――――――――、今度うちに迷い猫が1匹来ましてね、是が大した掘り出し物でしてね、成るべく早く東亜ハイツに来て頂けませんか、連れて行っても好いのですが人目が有りますので、---------―――、二十歳です、――――――――――、何も入れていません、―――――――――――――、1回だそうです、―――――――――、十人並みです、――――――――――、其れは保証します、――――――――――――、今日一応調達しました、――――――――――、明後日金曜日の夜ですね、駅までお迎えに参ります、−−−−−−−−−−−−−、ご一緒に食事をしてそれからですね、畏まりました、お待ちしています、態々有難うございました、其れでは失礼します。」
「御主人様、大内様からでした、金曜日の午後7時頃駅に着かれるそうです、私がお春を連れてお迎えに行き、何時もの焼肉屋で腹拵えををして此処に帰ります」
「奴さん乗り気か、来ると云うのだから乗り気だろうな、えらく詳細を聞いて居た様だが」
「はい、オバァーはいらんとか、道具は如何かとか、何時もの通りですが大分乗り気でしたわ」
「ヨシ、来たら上手く遣ってくれ、俺は同席出来るか如何か分からん、億のお宝だから逃がすなよ、店長頼むよ」
「ハイ、畏まりました」
「お春、今日は是までだ、後は自由に遊んで来なさい、前の男が恋しかったらしてもいいよ、但し1発一千万は貰えよお前の身体には金が掛って居るのだからな」
「有り難う御座います、嫌ですわ、あの人達は自分だけ逝けば終わりで、私の気持なんか一つも察してくれないのだから、2度と抱かれたくないですわ」
「店長、お春を何処か面白い所に連れて行ってやれや、後学の為に成る所にな」
「ハイ、畏まりました」
 会長様は服を着て、陽子さんはピンクのガウンを羽織り首輪に引綱で会長様に曳かれて帰られました。
「其れじゃぁ、お言葉に甘えて遊びに行くか、素の前にひとつ教えて置く事が有る、浴室に行こう」
店長と二人で浴室に這入ると、店長はシャワーホースのシャワーヘッドの着いて無いのを取り上げ、
「お春が是から毎日しなければならない事を教えて置く、毎朝起きたら此のホースを肛門に入れて直腸洗浄をして、何時御主人様がお使いに成っても好いように準備をして置く事。先ず此のハンドルで温度を35℃にセットし湯を出して温度を確かめ、良ければ肛門に刺し込みなさい、色と匂いが無くなるまで洗浄しなさい。是を怠ると御主人様から酷いお仕置きを受ける事に成るから絶対に欠かせては成らない。サ、自分で遣って看なさい」
 店長からホースを渡されました、私は言われた通り温度をセットし、湯を出して温度を確かめ肛門に当てました、すると勢いよく湯が飛び散ります。
「バカ、そんなに多く湯を出したままじゃ這入らないだろう、湯を止めるか少しにして入れるんだよ、15cmか20cm入れて湯を多くしなさい」
 私は油を止めて挿入しました、20cmほど入れて湯を出すと腹に中に温かい湯が這入るのがはっきりと判りました、やがてホースと肛門の間からウンチが出て来ました、ウンチが出なくなり湯の色が無くなり、肛門から出る湯を手で受けて匂いを嗅いでに匂わなくなってホースを抜きました。
「是は毎朝の日課だ、夕方から御主人様にお仕えする時は必ず前以てやって於く事、分ったね」
「ハイ、分りました、御主人様」
「其れでは出かけるとするか、服を着なさい」
「ハイ、畏まりました」
 私は身体を拭きクローゼットを開け、パンツをはこうとすると、
「待った、下着を着けては成らないよ、ブラジャーもだ、是は奴隷の決まりだからね、奴隷は全裸が原則だ、此処ではピンクのガウン1枚だけだ、外出時は最高級ブランドを着るが、ノーパン、ノーブラだよ、今日は無いけど靴は10cm以上のピンヒールだ、練習しないと屁っ放り腰に成って転ぶよ」
 東亜ハイツをタクシーで出て最初に這入ったのは焼肉屋でした、4人掛けテーブルがパーテーションで仕切られた個室型の店でした。店長と二人でビールで乾杯し、焼肉とホルモンで腹一杯に成り、次に行ったのが可也大きい会員制クラブでした。店長がIDカードを提示し中に這入ると可也混んでいました。此処は紳士と貴婦人の集まる所との事でした、ホールでは生バンドに合わせてジルバを踊って居ました。ブランディが運ばれ、私はキツイ酒を店長に口移しで飲まされました。
「お春、ダンス踊れるか」
「イエ、踊った事有りませんわ」
「ヨシ、教えて遣るから来い」
 店長に曳かれてホールに出ました、1.2.3.4.5.6.とステップを教えて頂き、少し踊れるようになったのは1時間位経っていました。11時にクラブを出て次に行ったのが5階建てビルの5階にある此処も【会員制】と表示の有る細波と云う店でした。
 入口のボタンを押すと電子音で、「カードを入れて下さい」とアナウンスが有り、店長がIDカードを入れると10秒位でドアーが開きました。
「お早う、盛況だね」
「お蔭様で、細川さん最近見えてませんね、新しい子ですか」
「ウン、ま、今日は違うんだ、是に見学させるためだ、宜しく頼むよ」
 中は8m×5m位のホールに成って居て、8m側の中央に半径1.5mの半円形の1段高いステージが有り、其の周囲に椅子が20脚ほど有りカップルらしい男女が掛けていました。
 ステージでは1人の女が天井からフックで両手万歳の形で吊られ、60度に開かれた両足は足枷を床に留められて、股間にはセックスマシンが置かれ、其のロットの先に着けられたバイブがオマ〇コに這入って居ます、ブーンと云う振動音と、スッチャ、スッチャ、のマシン音が響く中で、乳首に十字針、乳輪に数十本の注射針を刺されています、そして今乳房の真ん中に3.2mmの串を貫通されている処でした。女は痛いのか快感なのか分からない喘ぎ声を上げ腰を振って居ます、オマ〇コからはマン汁を垂らしながら両乳房に3本ずつ串を貫通され、女は逝き過ぎで意識朦朧に成って居るようで、針を抜かれ串を抜かれても痛がりません、バイブが抜かれて両足の固定が外され両手を外されて女が、
「有り難う御座いました、御主人様」
と正座してお礼を述べ、二人が最敬礼をしてステージを降りました。客席は大拍手喝采でした、此の女のプレイが終わったのは私達が此処に来て30分位経ってからでした。

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