捨てられた猫
一二三:作

■ 目覚めた淫魔3

「もうすぐ陽子が来るから、其れまで我慢しなさい、今日は此処に吸引器を着ける筈だからね」
 其の時チャイムが鳴り、陽子が白い布の掛かったトレーの様な物を持って入って来ました。
「お早う御座います、御気分は如何ですか、今日から予定通りの調教に成りますからね、ガウンを脱いで台に上がって下さい」
 婦人科診療台の横にサイドテーブルが置かれ、其の上に持って来たトレーが置かれました、被せられていた布が除けられるとトレーの中には注射筒やクスコ、大小様々な注射針、昨夜少女に使われていたような金属棒等が有りました。
 永久脱毛の処置をされ、先程迄店長に弄られていたクリトリスに、内径15mm長さ40mmのガラス管を押し付けられ、ハンドポンプで吸引されます、あの小豆粒だったクリトリスが見る見るガラス管一杯に膨れました。
「アハァ、ダメー、イタイー、ダメー、アハ、タハー」
 クリトリスの直径はガラス管一杯になり長さが25mm位になった処でガラス管から吸引チューブが外されました。
「如何、気持ち好いでしょう、此のガラス管外しちゃ駄目ですよ、1時間毎に此のチューブを此処に繋いで吸引しなさい」
「何だか可笑しな気持です、仕事中もですか、落ちる事無いですか」
「だから吸引力が無くなる前に吸引しなさい、アラアラこんなに溢してそんなに好いの?、マゾ奴隷の素質有だわ」
 陽子は、マン汁が溢れている春香のオマ〇コにクスコを挿入し、限界まで拡げて中をハロゲンランプで照らしました。
「店長様、此の襞襞ですよ、普通の女には無い男を虜にするオマ〇コは、うちの中には此れを持ってる女は居ませんものね、此ればかりは調教では如何にもなりませんからね」
「全くだ、是に陽子の様な締りに成ったら珍棒千切られるな、其れじゃ俺は事務所に戻るから後頼むよ」
 と、言い残して店長は春香の部屋を出て行きました。此れから陽子の手に依って春香の調教が始まります。
「お春、少しは解って来たでしょうが、貴女は此れからマゾ奴隷に生る為の調教を受けるのよ、其の理由はね、SVやSMの御主人様はサディストを愉しむ為に莫大なお金をお使いに成るの、だから私達奴隷は其れにお応えする義務が有るのよ、だから私達はマゾヒストに成らないといけないの、御主人様は私達をサディスチックに責められ、私達奴隷は其れを悦んで受け入れる身体にしなければならないのよね、だから、縛り、鞭、吊、蝋燭、針、串、釘、カッチング、焼印、切除、拡張等の拷問を悦んで受けるの、御主人様が満足されるのが第一条件ですからね」
 陽子さんは太さや長さの違う注射針を手の平に並べて、1本ずつ取り上げ、
「是はね、皮下注射に使う針でね、27G(ゲージ)外径0.4mmφ、長さ40mm、是は静脈や採血用で22G0.7mmφ、40mm、是が輸血用で18G1.2mmφ、150mm
是は特殊用で、12G2.78mmφ200mm、是も特殊で10G3.4mmφ、200mm。
是はバーベキュー等に使うステンレスの串、3.2mmφ、300mm。此れはステンレスの2インチと5寸釘。是等を乳房、乳首、お尻、クリトリス。ラビアに打込みます」
 私は、見せられながら説明を聞いて全身が固くなるのが判りました、子供の頃から注射をされるのが一番嫌いでした、「注射針であれだけ痛いのにあんな串や釘なんか打込まれたら死んでしまうわ」と、血の気が引く思いでした。
「私、そんなの打込まれたら死んでしまいます、とても無理です、裸に成るより注射が嫌いです」
「其れはね、貴女の被害妄想なのよ、痛いと思い込んでしまってるから必要以上に痛く感じるのよ、クリトリス包皮剥がした時如何だった?、死ぬほど痛かったですか、チクっとしただけでしょう、注射なんて少しも痛く無い刺し方が有るのよ、此の針ね、22G、0.7mm、是を此の乳房に刺します、眼を瞑らずによく見ていなさい、眼を瞑っちゃ駄目よ」
 云いながら陽子さんは私の右乳房を強く掴んでいた指を外して、プツ、と刺されました」
「如何、痛いですか」
「ウッソー、痛く無いです、少しも痛くありません、何でですか何時もあんなに痛いのに」
「是はね無痛刺しと言ってね、刺す時にコツが有るのよ、今度は此の乳首に貫通させるわよ、ヨーク見ているのよ」
 右乳首を強く摘まれていた指を外され、プツ、ズー、プツ、注射針は左から右に乳首の真ん中を貫通しました。
「アレー、全然痛く無いわァー、なんでぇー」
 陽子さんは針の先を指先で軽く撫でられます、
「如何お気持ちは」
「アハァー、イイワァー、アハァー」
 あのクリトリス包皮を?がれた後の愛撫の感じです、堪らない快感でした。
「ピアス入れたらこんなに感じるのよ、如何ですかピアス容れたいですか」
「ハイ、容れたいです、でも大きいから痛いでしょうね」
「そりゃー少しは痛いわよ、クリトリス包皮と一緒よ、昨日切ったばかりで今日は痛く無いでしょう、痛いのは一時、快感は一生よ」
「知らなかったわぁ、普通だったらこんな快感知らずに終わるのですか」
「普通だったら貴女が前の男で味わった快感位で、貴女が此処で之から味わう快感とは雲泥の差が有るわよ」
 私は、昨夜店長と観たSMショウを想い出し、あの女性達の気持ちが判るような気がしました。あんな痛くて辛くて惨めな思いをしても、あんなに悦んでいる姿が羨ましく思えて来ました。
「今度は普通に刺すわよ、チク、とするだけだからね」
「アチッ」
「如何、痛かったですか、こうやって根元まで押し込んだら如何ですか」
皮膚が破れる時チクッとしましたが、其れから針が根元まで刺し込まれる間は乳房の中を虫が這ってる様で、ズー、ズー、と云う感触で痛みは有りませんでした。

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