新・売られた少女
横尾茂明:作

■ 相姦の章3

少女の口中はまたもや渇きはじめた……(あぁぁ恥ずかしいな……男の人に裸をみせるなんて考えられない……でも……お父さんになる人だし……二人きりだから……)と思い直し受け取った服をソファーに置いた。

セーラー服のリボンを抜き胸のホックを外し手を交差させて服の裾を握ったときは……羞恥に気が遠くなりそうだった……武雄の目を見た、有無を言わせない視線が突き刺さる……少女の心のつっかい棒は脆くも崩れる……自暴自棄のように一気に脱いだ、次は肌着……さすがに手がガタガタと震えたが目を瞑ってこれも脱いだ……素晴らしい乳房が大きく揺れる。

武雄は少女の突然の行為に驚いた……まさか下着まで脱ぐとは思っていなかったのだ。

そして目を見張った……この半年間夢にまで見た美少女の半裸像……形の素晴らしい大きな乳房と透けるような白い肌……もうそれらはオンナの丸みと柔らかさを帯び気品に満ちていた、そして武雄があの交差点で初めて見て虜になった光る肌は想像を遙かに超えた艶を放つ、武雄は目の前に霞がかかるほどの興奮で唸った。

聡美は下をどうしたらいいか迷った……脱ぐにはすごい抵抗が有った、今日初めて見る男の前で全裸になることはいくら子供でも本能が抵抗する……。

(私の体……買われたんだもん)と……いくら思っても手が震えてしまう……。

園長さんに、「柴田さんは今日から聡美のお父さになるんだよ、だからお父さんの言うことは何でも聞くの、意味分かるよね……お父さんの前では何も恥ずかしいことはないんだよ」と言われた。

クラスの友達で、お父さんとまだお風呂に入る子がいた……お父さんと言えど男……、「中学生にもなって男の人とお風呂に入るなんてー」と聡美が言ったら……友達は、「お父さんだよ! 聡美ちゃんの方が変だよー」と言ったことを思い出した。

(そう……お父さんは男じゃないんだ……)
少女は崩壊しそうな心を無意識に武雄の存在を父親と言う概念にすり替えようとしていた……父子関係を演じる子役の自己暗示に似ていた……。

少女は意を決しスカートのチャックを降ろしその場でスカートを落とした、そして使い古した薄い綿のパンティー1枚になったとき暗示は薄れかける……裸を見られるという本能に根ざした羞恥心に全身が細かく震えた……そんなとき武雄の喉が動き唾を飲み込む音が大きく聞こえた。

少女は数秒考え……パンティーをそっと恥丘の上まで降ろしてみた、そして武雄を見つめ……少女ながら男の反応を探る様にゆっくりとパンティーを降ろしていく。

(あぁぁー見られちゃう……恥ずかしいとこ見られちゃうヨー)

武雄の目を見ながら震える手でパンティーから片足ずつ抜いた、そして何をしたらよいのか分からない体でパンティーを丁寧にたたみ、正面の武雄に問うような顔を作った……。

武雄の顔は逆光となり表情が読み取りにくかった……少女は迷ったが声を掛けてもらうため髪を掻き上げながら恥ずかしげに立ち……そして手を後ろに組んで男に全てが観察出来るようポーズをとった。

武雄は言葉が出なかった……こんなに早く美少女の全裸像が拝めるとは……それも中学生の躰ではない……奇跡の体躯、そう……そんな形容しか思い浮かばないほどの透きとおる光る肌とモデルのような美しいバランス……顔だけが幼い女神……(これほどのものだったとは……)

武雄は美少女の頭からつま先までを霧がかかった視野に収めた、そして腰に釘付けになる……思った通り恥丘には一点の陰りもなかった、ふっくらと盛り上がった赤ん坊のような恥丘はクリーム色に輝き、中央にはなまめかしく折り込まれるように深い縦筋が一筋……縦筋の上端は成人女のそれより3センチも上に付き……武雄が憧れたふっくらとした幼女のオマ○コそのもの……そして柔らかそうな内モモと陰唇のバランスはとろけるように絶妙であった。

武雄はずーっと見ていたかった、もう完全に心は溶解していたのだ……だが……、「お父さん……下着……」の少女の恥ずかしげな言葉で我に返る……。

「おーそうだった……それより新しい下着を着ける前に風呂に入ろう……お父さんと一緒にな」

武雄は精一杯の何食わぬ顔でぬけぬけと言い放つ……しかし声は完全に干からびて割れた……。

「えっ……でも……あっ……は……はい」

武雄は立ち上がり再度少女の全裸像を見つめる、素晴らしい腰に触れたい渇望に耐えながら少女に近づき……肩にそっと触れドアの方に誘う……美少女ははにかむように性器を手のひらで隠し下を向いて廊下に出る。

(あぁぁ……裸で歩くなんて……誰かが来たらどうしよう……)

武雄は美少女の後ろ姿を見たくて少し佇む……天窓からの午後の陽光が降り注ぎ少女の真っ白な後ろ姿を浮き上がらせる……陽に照らされた素晴らしい尻が一際鮮やかに光って揺れた。

(あーなんて素晴らしい尻なんだ……あの尻の狭間にもうすぐ顔を埋めることが出来る……)

武雄はパンツの中で悲鳴を上げるペニス言い聞かせる様につぶやいた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊