新・売られた少女
横尾茂明:作

■ 性戯の章6

「どうしたの……?」

「気持ちがいいの……こんなの初めて……」

昨夜指や舌でイカされた感覚と異なり……体の奥からにじみ出るような快感……。

「あぁん……あぁん……あぁん……お父さん怖いよー」

「なにが怖いものか……これからお前はお父さんのチ○ボでイカされるんだ……」
「もうチ○ボでいけるなんて……聡美はHな子だ」

「うぅぅぅ……聡美……Hじゃないもん……Hじゃないもん……」

「はぁぁぁぁー……お父さん来ちゃう……あぁぁ来ちゃうもん……」

「お父さん……もう……もう……聡美……我慢できないヨー……」
「ううっ、むうう……、うう……」
「あン…………ああああン……ひいい……ううあ!」

「お父さんと一緒に行くんだ! 聡美……」

「…………………」

「ひ……ひぃぃぃぃー……ぃぃぃよー……はっ、はっ、はぁぁぁ………………」

少女の絶頂を極める悲鳴と共に武雄は堪えていた引き金を弾く……
「うぉぉぉぉ……くぅぅぅぅ」

少女の爪の痛みを背中に感じながらも快感の咆哮を放つ……。

少女はまだ身もだえて腰を震えさせている……膣が断続的に絞られその刺激に武雄も狂う……。

(あぁぁ気持がエエー……こりゃ……た……たまらん)

数分間お互い痺れたまま……体をビクつかせては喘ぎを漏らす……。

暫くして少女はさめざめと泣き始めた……何の泣きなのか……。

「聡美……どうしたの?」

武雄がようやく口を開いた……
「聡美……お父さんすごく気持ちよかったよ……」
「お前もよかったみたいだね……」

「聡美恥ずかしいよー……こんなHなことして……気持がいいなんて……エーン」

武雄の胸にすがって泣く少女……武雄はこの時……この少女がすごく愛しいと感じた。

しかし二日後にはもうこの世には武雄は存在せず……聡美にはさらなる鬼畜の世界が待っていようとは……この幸福感に満ちた状況では……知りようもなかった……。

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