新・売られた少女
横尾茂明:作

■ 回想の章4

膣の入り口が柔らかくほぐされ……愛液でしどと濡れたのを確認した武雄はおもむろに振動している繭状の物を少女のクリトリスに軽く触れさせる……。

「…………ヒーッ……」

「聡美……刺激がちょっときついかな……」

武雄は手元のスイッチボックスのツマミを回す……音は高音から低音に切り替わる。

「さーこれならいいだろう」

再びクリトリスに触れさせていく……少女は身を捩らして歯を食いしばる……。

ちょっと強めにクリトリスに押しつける……音はくぐもった音に変化し……ようやく少女は肩の力を抜き……振動を探るような仕草で息を殺していく。

武雄は膣孔に指を出し入れしながらローターでクリトリスを揉み上げる……。

「あぁぁぁ…………」

少女の口から溜息とも悲鳴ともとれる悩ましい吐息がもれはじめる……。

「聡美……どうだ気持がいいだろう……」

次に膣孔から指を抜いてローターを膣前庭に大きく回し……ポッカリと開いたピンクの膣孔がなまめかしく収縮をし始めたの見て……ローターを立ててそこへ少しずつ押し込んでいく。

「くぅぅぅぅー……」

少女は右の拳で悲鳴を殺し……左手はシーツを強く握っていく。

ローターが半分ほど膣孔に埋没した……武雄は手を止めその卑猥な光景に見惚れていく。

美しく清楚な少女……そのロリな顔にアンバランスな真っ赤なオープンショーツ……。

真っ白な脚の付け根に食い込む淫らに透けた赤い繊維……。

柔らかに盛り上がる無毛の狭間にはピンクのローターが半分突き刺さり振動している……。

少女は恥ずかしげに苦悶し淫らな吐息を断続的に漏らしている……。

(あぁーたまらんなー)

武雄の視界は白く濁っていく……。

ペニスはギンギンに充血し下腹部を叩きはじめた……。

武雄は少女が快感に身悶える様子を暫く見てから陰唇に挟まれ突き出たローターの半分を指先でさらに押し込み完全に埋没させる……。

そしてクリトリスを指先で揉み込み、指先に伝わる芽の感触と振動を楽しむ……。

少女の喘ぎは時間と共に苦悶から悲鳴に変わり「あぁぁぁぁー」とヨガリ始める。

肛門が盛んに収縮を繰り返し快感の証を見せつける……武雄はたまらず肛門に人差し指を押し込んでいく……。

「いぃぃぃー……そ……そんなとこに……指を……」

指の付け根まで肛門に突き立てクリトリスを揉み上げながらローターのコードを掴み引きずり出す……少女の極まった悲鳴の強弱を楽しみながら肛門とクリトリスの刺激に緩急を付け……ローターを再度押し込む……。

ローターを押す指を離すとローターはゆっくり出てくる……。

少女の膣からローターが出てくる光景は武雄の脳をとろけさせる……武雄はたまらず少女の腰を掴んで性器にむしゃぶりつく……舌先でローターを押し込みながら上唇でクリトリスを刺激していく……。

少女の悲鳴は断続的に変化していく……絶頂はすぐそこに来ている証……。

少女はやおら武雄の頭にすがり……武雄の顔を己の性器に押し当てるように押しつけたと同時に悲鳴を放つ……。

「う、ううっ……だ、だめえ……あ、ううっ」
《いっ、いぃ…………》

「ああ、あああ……、ああ……気持ちいいぃぃ……」

「いい、いい、イク……あっあ、ああ、だっ、だ、だめえええ……い、いい、イキますぅぅ……」

少女は淫らに腰を振るわせ叫びながら昇天していく……。

武雄は吹き出る愛液を啜りながら……今から挿入する膣孔の感触を舌先で味わい……
(さて……今夜は何回出来るか……アナルも少し早いが開発してみるか)と爛れた悦楽に想いを馳せていく……。

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