新・売られた少女
横尾茂明:作
■ 稚戯の章1
浅田は床に尻を着けソファーにもたれて煙草を燻らしている……少女は大きく開かれた浅田の太ももを枕に萎えた陰茎を舐めさせられていた……。
「聡美……オメーのオマ○コは本当に気持ちいいなー……」
空いた手は融けてしまいそうな柔らかい乳房を揉んでいる……。
折り曲げた腰から太モモに流れる魅惑的な少女の肢体……素晴らしいの形容しか浅田には思いつかず……ただ鼻の下を伸ばしてニヤけるしかなかった……。
可愛い貌に品のある口元……そこに淫ら過ぎる己の陰茎が出入りする様はたまらない……もう2回も射精したのに男の疼きはまだおさまらない。
陰茎の付け根がまたもやジーンと痺れ始める……
(さてと今度はどんな形でいたぶってやろうか……)
ピンポーン
チャイムが鳴った……。
(…………………………)
「クソー……今頃誰なんだ……」
「おい! テメーいつまでしゃぶりついてんだヨ!」
浅田は現実に引き戻された苛立ちから少女を乱暴に蹴転がす……そして面倒くさそうにパンツを履いて玄関に向かう。
暫くして会話と共にリビングに浅田が現れ後から若い男が続く……朝会った英次だ……。
床に少女が艶めかしい裸で寝ている……英次はギョッとした顔で凍り付く。
見てはいけない物を見てしまった様なオロオロ顔で少女と浅田を交互に見……、「兄貴! す……すみません……お楽しみの最中にお邪魔して……」
「なあに……今終わったとこよ、それより室田の頭がすぐ来いってか……何の用だろう?」
「室田の野郎……もう組長面かよー……チェッしゃぁねーな」
「ちょっと行ってくるからオメーこのアマを見張ってな、このガキが何を喋っても耳を貸すんじゃねーぞ! いいかゼッテー逃がすなよ」
「へい! わかりやした」
「それと……オメー……オンナは知ってんのか?」
「知ってるって……朝会った娘でしょ……」
「そんなこと聞いてんじゃねーよ、オメーは童貞かって聞いてるんだヨー」
「兄貴……俺りゃ17ですよー……オンナの1人や……2人………………」
「ケッ! オメーやっぱ……童貞だな、無理すんなよ……溜まってんだろー、俺のいねー間このガキすきにしてもいいんだぜ……クククッ」
「しかし……好きにしてもいいが無茶して壊すんじゃねーぞ……こらー」
「兄貴……御馳走さんっす! では気をつけていってらっしゃい」
英次はまたもや米つきバッタのように頭を下げる……浅田は頷き、あたふたと服を着て出て行った……。
英次は浅田を送り出して玄関から戻ってきた……そして少女を見下ろす、腰を抱え込むように曲げて肩を振るわせる少女……その眩しいばかりの美しい裸体は英次の目を射る……。
英次は少女の横にあぐらを組んで座り込む……そして貴重な物に触れるようにそっと腰に手を置いてみる……。
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