新・売られた少女
横尾茂明:作
■ 稚戯の章2
少女はビクンと震え……顔を両手で隠す……羞恥で躰が赤く染まっていくのが分かる……。
英次は床に手を突いて体を倒し……少女のお尻を覗く……真っ白な艶めかしい美尻……そして柔らかなモモに挟まれたウブ肌の大陰唇が息づく……。
細い腕に挟まれた豊満な乳房……昼に会ったあの可憐な少女と同一人物とはとても思えない大人の艶めかしさと色香を漂わす裸体……。
英次は震いつきたい程の渇望に耐え……どうしたものやらと思案する……。
(兄貴はすきにしていいと言ったが……まともに受け取ってもいいものやら……)
(兄貴にはいつも冗談か本気か分からない所があるしナー……キレるとヤバ過ぎるほど気味の悪いところもあるし……)
(まっ……見るだけなら……いいか……)
英次は……この裸体をオカズに5回はセンズリ出来ると思った。
「おい! オメー……そんな床に寝てると風邪をひいちまうぞ……」
「いま風呂に湯をはってくるからちょっと待ってな」
英次は着ているスタジャンを脱いで少女の裸に掛け……バスルーム向かう……。
少女は英次の後ろ姿を目で追う……まだ子供のような体つきの少年……。
膣孔の入り口がヒリヒリ痛む……。
(濡れていないのに乱暴な……)
(今度はあの男に入れられるの……あぁぁイヤ)
(スキ見て逃げようか……でも……何処に行くの……お金もないし学園にも戻れない……)
(でもこんな所にいたら浅田の奴隷としてぶたれて……陵辱される毎日……)
(それよりも鍵も実印も持ってないと分かれば殺されるかもしれない……)
少女が辺りを見渡し、着る洋服を探し始めたとき……、「風呂に入るよ! さーこっちに来いよー」
英次の声がバスルームの方から聞こえた……。
少女はビクンと震え……思案が逃げるタイミングを遅らせた事を悔いた。
ノロノロと立ち上がり……歩き出す、膣から精液が垂れて内モモを伝う……。
(あぁーやだ……ティッシュも無いし……)
少女は辺りを見回し精液を拭うものを探す……。
そして自分の脱いだショーツを見つけ、拾い上げて内モモを拭く……。
次いでテーブルに散乱している恥ずかしい玩具と下着を慌てて鞄に押し込み風呂に急ぐ……。
「遅いじゃないか! さードアを閉めてこっちに来いや」
少女は性器を手のひらで隠してバスルームのドアを閉める……。
タイルに膝を突き、桶に湯を汲み性器を洗う……もう一杯湯を汲んで体に掛けて立ち上がる。
英次はバスから肩口を出して少女の仕草を見つめている……少女が立ち上がったとき、今まで隠していた手のひらを外して英次の正面を向いた。
英次はウッとうめく……素晴らしい裸体がそこに出現したからだった。
湯煙に透けて見える濡れたオンナ……その艶めかしさはまるで演出されたグラビアモデルのよう……恥丘は白く剥けて縦に魅惑の亀裂……艶めかしい膨らみから柔らかな内モモに至る風情はたまらなかった……。
少女ははにかみながら湯に片足を入れる……性器は捩れて開き中の襞を露呈させる……それはさながらスローモーションの様に英次には映った。
少女は英次と向かい合ってバスに浸かる……恥ずかしそうに俯いて視線を合わせない少女……。
(なんて可憐な……いや美しい少女なんだろう)
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