新・売られた少女
横尾茂明:作

■ 稚戯の章4

少年の手は背中から腋に廻り……腰に触れてから……思い切ったように内モモに至る……。

少しの間……内モモを撫で、恐る恐る少女の性器に向かう。

指が性器に触れる……少女はビクンと震える……。

開脚された少女の性器は小陰唇が剥き出ている……そこを指先が上下に幾度も辿る。

少年は震えている……少女はその幼い仕草に何故か安らぎを感じた……。

指は躊躇しながらも小陰唇と膣前庭に遊び……意を決したように膣入り口を探す……。

もぞもぞと探り……やっと柔らかな入り口を見つけて……少しずつ進入してくる……。

少女の吐息が次第に荒くなる……少年も堪えきれない思いなのか体をどんどん押しつけてくる。

突然少年が間の抜けた声を発する……「ファー……ァァァ」

少年はブルブルと震え……弛緩していく……「で……出ちゃったヨー……」

湯面に白い物が少しずつ浮いてくる……。

「ゴメン……お……俺……初めてなんだ……」

「……………………」

(触るだけで……いっちゃうなんて……可愛い……)

「うわー……一杯浮いてきたヨー……ゴメンね……さっ出よう」

精液まみれの湯船から出て、二人はお互いシャワーを掛け合い擽って笑い有った。

「俺……バスを綺麗に洗うから……先に出て……」

バスをこのままにしてたら浅田にどんな目にあわされるか……、英次は湯を抜いて懸命に洗った。

汗だくになった体にもう一度シャワーをかけ、バスタオルで体を拭きながらリビングに向かう……少女はバスタオルを巻いて寂しげに窓の外を眺めていた……。

英次はソファーに座り、エアコンのリモコン釦を押し……、「こっちにおいでよ」と少女に声を掛けた。

少女は振り返って英次を注視する……胸元でバスタオルが落ちないように強く握り、少し俯いて上目遣いで見つめる少女……。

(あぁーなんて可愛いんだろう……)

少女ははにかみながらソファーの前に行き……英次の横に深く座って俯く……。

バスタオルでは隠しきれないほど長い脚……その美しいラインが少年の目を焼く……。
太モモの眩しいばかりの白さと量感……数センチで少女の割れ目が見えるほどタオルは短かった……。

沈黙の時間は流れる……少年はたまらず俯いた少女の顎を優しく摘み……口づけた……。

少女の背中に手を回し……引き寄せて口を強く吸う、少女は鼻をならして少年に抱きついてきた……現状からの逃避行……そんな少女の縋り方であった。

バスタオルが落ち少女の全身が露わになる……少年は柔らかな乳房を求め唇を下に移動していく……。
(あぁー甘い匂い……)

少年の視野は朧に霞んでいく……柔らかで淡いピンクの世界……とけてしまいそうな乳房を揉み顔中でその柔らかさ感じる、乳首をくわえながら手は少女のモモの付け根に戯れていく。

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