愛の妙薬
俊輔:作

巻頭言

この小説は、19歳前後の、エッチにあこがれる普通の女性を読者の対象として書いたものです。
ほんわかムードの純文学に近い小説です。
ほぼ全編に渡ってあらわな性描写が描かれていますが、
あったかい雰囲気の優しい描写になっています。

主人公、健介は、いつも受け身的です。
リードするのは女子高生かもしれない貴女です。
主人公、健介は、ハンサム、インテリ、持ち物はとっても立派なので、
彼って取り立てて、能動的にならなくていいんです。

一方で、登場する女性は、とても美しい、魅力的な、
テレビでおなじみの女優さんに似た方々ばかりです。

この小説には、暴力、強姦、乱交、アナルセックス、
血縁者とのセックスなどは登場しません。
それを期待する女性には、この小説は不向きです。
女性器、男性器についても、お○○○という表現は回避しています。
その代わりと言っては何ですが、
この小説には、おびただしい性教育の題材が満載されています。
それって、筆者の経験です。若い読者の先輩かも、です。

おそらく、この小説は、最終的には原稿用紙3000枚を超えると想定しています。
ご自分のあそこをベッドで可愛がりながら、たっぷりと楽しんで下さい!

― 俊輔 ―


■ 序章
第1節 妻、あきちゃん1

第一話 初めての体験

半年前にバイアグラを知ってから、私の人生はすっかり変わってしまいました。

私は62歳、山中健介っていいます。
大手、電機メーカーの顧問をしています。
ちょっと素敵なマンションに、妻と、息子夫婦と一緒に住んでいます。

私の妻は山中昭子っていいます、50歳です。
彼女は常盤貴子さんをコピーしたような感じです。
雰囲気も、容貌もとっても似ています。
おっぱいはCカップなので常盤さんにはかないません。
50歳なのに、どう見ても、35歳位にしか見えません。

妻に言わせると、私は、役所広司に似ているそうなんです。
私は、妻を、あきちゃん、と呼びます。
妻は私を、けんちゃん、って呼びます。

25年前、あきちゃんは、新橋の有名なクラブのナンバーワンだったんです。
幸いなことに、当時、私は大手の商社に勤めていたので、
自腹を切らずに、そのクラブに足しげく通う事ができたんです。
私も、私の会社のお客様も、いつもあきちゃんを指名したんです。
25年前というと、私は、37歳でしたし、あきちゃんは25歳でした。
あきちゃんは、今でも、1週間に1度、そのクラブでアルバイトをしています。

ところで、困った事に、私
58歳を過ぎた頃から、勃起不全、中折れ現象で、すっかり夜の生活に自信を失って、あきちゃんに、とても申し訳ない思いで生活していました。

それからもう、4年になるんです。
もともと、あきちゃんは、性欲がめちゃくちゃ強いので、ほとほと、申し訳ない、すんません、そんな感じでした。
エッチ大好きな常盤貴子さんに、寂しい思いをさせている、そんな感じでした。

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