愛の妙薬
俊輔:作

■ 第1章 二人の美女
第1節 我が社の女医、早苗さん4

早苗さん、私の隣に座ります。
とても美しい熊田曜子さんの横顔が私を幸せな気持ちにさせます。
早苗さん、2つのコーヒーカップにエクセルマウンテンを注ぎます。

早苗さん、ちょっと、私の肩にしなだれてきます。
私、<どうしてかなー>って思います。
横からの乳房の裾野がとっても魅力的です。

私『あのー、質問してもいいですかー?』
早苗さん『はーい!』

私『今日の相談2つのうちの一つってEDですよね?』
早苗さん『うん、そうなの。でも、ほんとはね、相談っていうよりもお願いなの!』
私『ん?』

早苗さん『顧問、聞いて頂けるかしら?』
私『もちろんです、早苗さん!』

早苗さん『私って心療内科の医者を兼務してるでしょ?』
私『うんうん、知ってる、知ってる!』

早苗さん『あのね、最近、勃起不全になった、っていう相談がとっても多いの、30台の男性も40台の男性もなのよ〜!』
私『うすうす想像できるな〜、一番多いのって、コンピューター関係の技術者じゃないかな〜?』

早苗さん『図星よ、一番多いのって、プログラマーなの!
ストレスがたまってるのね〜!』
私『そんな時って、早苗さん、バイアグラとかリトピアとか処方するんだよね?』

早苗さん『そうなのよ、でもね、私、医者として恥ずかしいことをしてるな〜って、いつも思うの』

私『どうして?』
早苗さん『医者って、ほんとは、お薬の効能をよく知った上で処方しなくちゃいけないと思うの!』

私『うん、うん、そりゃそうだな〜、例えば、扁桃腺が腫れた患者さんに、お薬を処方して、その効果を数日後に確認するのって、お医者さんの義務だもんね!』

早苗さん『そうなの、それなのに、私、バイアグラの効果を確認したことがないの!』
私『そりゃ、いけないね』

早苗さん『そんで、今日ね、その効果を確認したいの!』
私『確認って?』
早苗さん『具体的にはね、まず、バイアグラを飲む前の勃起度を調べて、それから飲んで頂いて、時間がたつにつれて、勃起度がどうなるかを調査したいの!』
私『うん、それって理にかなってるね!』

早苗さん『そこに、ストップウォッチがあるでしょ!』
私『そこのストップウォッチで?
まさか、僕が、その実験台になる……?』

早苗さん『そうなの、是非、私の実験台になって頂きたいの!
だから、今日はお薬を飲まないでいらして、ってこの間、お願いしたの!』
私『うーん、それって、オッケーなんだけど、どうして僕が……?』
早苗さん『やっぱ、実績のある殿方で確認するのが医学的な見地からして正統だと思うのね!』

私『でも、よくわかんないな〜!実績のあるって?』

早苗さん、話をはぐらかします。
早苗さん『それにね、その硬くなったものを私の中に入れていただいて、初めて、お薬の効能が確認できるわよね〜!
8回も私の中に出していただいて、できたらHRGで…………!』

私、ドキッとします。
<何だって、花園の中で8回エッチだって?
早苗さん、僕の秘密を知ってるのかな?>

私『今、何て言った?
HRGで8回エッチする???』
早苗さん『そう、そうなの、8回でなくってもいいわ、5回でもいいわ、芝スポットって5か所しかないから…………!』

私、絶句します。
私『でも、どーして?? 花園の中とか、8回とか、どーしてー???』
早苗さん『どーして知ってるのー?っていう意味ね?
それは、後で話すわ、 ね、顧問、結論からいうと、私のお願いきいていただけるのかしら?』

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