愛の妙薬
俊輔:作

■ 第1章 二人の美女
第1節 我が社の女医、早苗さん9

第5話 第1の芝スポット

早苗さん『こもーん、ただいまー!じゃ、HRGに参りましょう。』
私『なんだか胸がわくわくしますね!』
早苗さん『私もわくわくするわ、顧問のお望みの野外セックス、私にとっても初めての…、茅場町のビルの屋上で体験する…』

私『しかも、大都会の緑の木立の中で……』
早苗さん『美しい花園の中で…』
私『芝スポットでの…』早苗さん『青空の下での…』
私『誰もいない緑の木立の中での…絶世の美女との…』
早苗さん『五回戦!ほんとにわくわくするわ、じゃ、これを持って、行きましょう』
早苗さんの右手には重厚な鍵が握られています。

HRGの入り口のドアの上に電光パネルがあります。
芝スポットの使用状況を表示しています。
私『なるほど、なるほど、5つともランプが点灯していませんね!』
早苗さん『日曜日だからね、やっぱ、うちの社員、規則をちゃんと守っているのね!』

早苗さん、二重ロック用の鍵をHRGの入り口のドアに差し込みます。
私達、花園に出ます、念のため、私はMRI用のガウン、早苗さんは白衣を身に付けています。
花園の小路に出て、一応辺りを見渡します。

早苗さん『大丈夫だわ、誰もいないわ、ね、顧問、腕を組んでー!』
私『お安い御用です』白衣姿の熊田耀子さんと腕を組みます。
白衣の一番上のボタンを外しているので、白衣の胸からこの上なく美しい谷間が垣間見れます。
私達、遊歩道を進みます。

お天気がいいので、ドームの屋根はオープンです。
お天気の状態に自動連動したドームの開閉機能がついているんです。

初夏の、午前10時半の太陽がまぶしいです。
遊歩道を進みます。小鳥のさえずりが聞こえます。

人間がHRGに入ると、入った事を感知して、自動音響装置が働くんです。
小川のせせらぎも聞こえます。
スピーカーが10箇所にもあるので、どこを歩いていても、奥深いステレオサウンドが流れて来ます。さすが、心療内科の施設です。

はだしで芝の遊歩道をあるくのがとっても気持ちいいです。
くすぐったいような、かゆいような、こそばゆいような感覚です。

私達、第1スポットに着きます。
ビバルディの『合奏協奏曲四季』からの『春』が柔らかい音で聞こえてきます。
そうなんです。第一芝スポットは別名『春のスポット』っていうんです。
小路の両側には、春の花がいっぱい、それを囲む木立はこの上なく美しいです。
HRGの音楽ってとっても素敵なんです。

この第1芝スポットは早苗さんのお気に入りみたいです。
ここの直径2.5mの芝スポットの周囲は、レッドロビンという赤い生垣で囲まれています。

早苗さんが好きな理由は、赤い生垣は、女性の肌を美しく映えさせるからです。
早苗さんは、入口の入室ボタンを押して、私を中に案内します。

緑の芝生と、赤いレッドロビンが、素敵な配色をしています。
早苗さん『ねー、こもーん、どーかしら、この芝スポットって』
私『なんだか、野外のラブホテルみたいですね、密室空間みたいだけど、野外なんだ!
花園いっぱいのラブホテル、ここなら、安心して楽しめますね!』

早苗さん『ほんとに、素敵な空間ね!』
早苗さん、白衣を脱ぎます。
見事な水着姿の熊田曜子さんが現れます。
白衣の下は全裸ではなかったんです。
赤い超ビキニの水着なんです。
熊田曜子さんはFカップですが、早苗さんはDカップです。

でも早苗さんの水着姿って、とってもセクシーなんです。
23才頃の熊田曜子さんと違うとこって、おっぱいの大きさだけなんです。
あとは、全部、ひけをとらないんです。
パンティーは横紐タイプです。

私『あれっ、白衣の下は裸じゃなかったんだ!』
早苗さん『やっぱ、顧問に脱がしてもらいたいの!
私も、顧問のを脱がしてあげるわ!』

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