愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方1

第1話 山田総合内科での特別検査

私が初めてバイアグラを処方していただいてから、半年が経ちました。
処方されたバイアグラが、あと二個しかなくなりました。
日比谷線の六本木駅にある、山田総合内科で追加処方していただきます。

山田総合内科は薬事法に準拠してバイアグラを処方する信頼できる総合内科です。
この内科は、バイアグラを飲まなくても問題ない患者さんには処方しません。
もしも、そういう患者さんに処方すると、自分では飲まずに、他の人に高い値段で売る可能性が非常に高いからです。

バイアグラを飲んでも、全く効果のない患者さんにも処方しません。
もしも、そういう患者さんに処方すると、やはり、この場合も、自分では飲まずに、他の人に高い値段で売る可能性が非常に高いからです。

半年前、私は、会社の友達(安藤さん)からバイアグラを1錠頂きました。
その1錠のおかげで、その晩から朝にかけて、私は妻のあきちゃんを8回も喜ばせることができました。

私は、嬉しさのあまり、その翌日、安藤さんに、前の日の事を伝えました。
安藤さん、それはよかった、それはよかった、と自分の事のように喜んでくれました。
そして、山田総合内科の名刺を渡してくれました。

安藤さん『ここに行って、お薬を処方してもらってください。
6か月分、24錠を処方してくれます。
ただし、薬事法にのっとった検査をされます。
厳密に法令順守する総合内科なんです。
検査は2種類あります。
普通検査は一般の患者さんに対する検査
特別検査は大切な患者さんに対する検査です。』

私『僕は、どっちの検査をされるんでしょうか?』
安藤さん『特別検査です。
山中さんは、私に紹介されて行くので特別検査なんです。
私、実はあの病院の設立のときに、尽力したんです。
ですから、山中さんは特別検査です。』

私『普通検査と特別検査って、どう違うんですか?』
安藤さん『特別検査って、とても厳密な検査なんです。
信頼できるお客様にしかやらない、すごく丁重な検査です。』
私『具体的に言うと、どんな感じですか?』
安藤さん『それは、実地検証して下さい。
なかなか素敵な検査です。』

私『でも、私が安藤さんに紹介された、って事
どうやって、わかるんでしょうか?』
安藤さん『小田急線の経堂駅から来た山中です、って言えばそれでいいです』
あらかじめ、山中さんの事は電話しておきますから安心してください。

そういういきさつで、私、半年前に、山田総合内科に行ったんです。
待合室には、お客様が20人ほどおりました。
これでは、自分の番がくるまで、半日位かかるな、と覚悟しました。
とても人気のあるお医者さんなんですね。

私、おそるおそる、受付の女性に
『小田急線の経堂駅から来た山中です』言いました。
その途端に、受付の女性『安藤様から聞いております、こちらへどーぞ』
私『でも、お客様がとても沢山、お待ちですがーー』
彼女『今日、特別検査を受けるお客様は、山中さんが最初で最後です、御心配いりません。山中さん、気配り、とてもありがとうございます』
と言って、私を、特別診察室の前室に連れて行ってくれました。

その受付の女性、とんでもなく妖艶なんです。
胸の名札には、『壇』と書かれてあります。
どうやらお名前が壇さんなんですね。

お医者様から、最近の不如意の状況について問診されました。
私、正直に答えました。

お医者様『それでは、薬事法に基づいた検査を厳密にさせていただきます。
最近、医者から処方されたバイアグラを、他の人に2倍の値段で売る人が多いんです。
結構、小遣い稼ぎになるらしいんです。
そういう人って、2種類いるんです。
第1の人は、バイアグラを使わなくっても、勃起力がある人
第2の人は、バイアグラを使っても、勃起しない人なんです。
そういう人達には、バイアグラを処方してはなりません、そのように、薬事法が改正されたんです』

私『あのー、私、バイアグラを使わないと勃起力がないと思うんですが、バイアグラを飲むと勃起するかどうか、それって、自信ないです』

お医者様『そりゃそうです。
いずれにしても、さっき言った方々には、バイアグラを処方する意味は全くないんですよね。
という事で、2つの側面から検査する必要が出てきたんです。
服用しないと、全くダメである事
服用すると、立派になるという事、その2つの側面からの検査です。
じゃ、壇さん、ご案内してください』

壇さん『山中さん、それでは、ご案内します』
そう言って、私を特別検査室に連れて行きました。

壇さん『山中さん、ご紹介します。
こちらは衛生検査技師の加藤菖蒲(あやめ)さんです
加藤さん、こちらは安藤さんに紹介されて来院された山中さんです』

私、びっくりしました。
この衛生検査技師の加藤あやめさんって、なんと、びっくり、玉手箱です。
グラビアアイドルの<加藤夏希さん>のそっくりさんなんです。
とってもチャーミングなんです。

加藤さん『私、衛生検査技師の加藤あやめ(菖蒲)です。
よろしくおねがいします。』

あやめさん『山中さん、それでは、特別検査の概要を説明します。
最初の検査Aでは、バイアグラの力を借りないと、勃起しない事を確認します。
次の検査Bでは、バイアグラの力を借りると、勃起する事を確認します。
両方の確認がとれたら、バイアグラの処方が可能となります。
片方だけ合格してもだめなんです。
それでは特別検査Aを始めます、
そこのチェアーに座って、ヘッドフォンをつけて目をつむってリラックスしてください』

言われたとおりにします。
ヘッドフォンから、軽いクラシック音楽を背景に、小鳥のさえずりが聞こえてきます。
目をつむって、音に聞き入ります。

あ・ら・ら・の・ら、です。
あやめさん、私のスラックスの上から、けん棒をコニョコニョ、シコシコするんです。
私『えーっ、特別検査Aってこういう事なのー?』
びっくり仰天です。

私<ここは、総合内科だよねー、ファッションヘルスじゃないよねー>
コニョコニョ、シコシコは、2分間続きます。

あやめさん『あら、やっぱし、ダメみたいですねー』
そう言って、私のスラックスのジッパーをおろします。
中に手を差し込みます。
トランクスの上から、けん棒を握ります。
けん棒、ふにゃふにゃです。
あやめさん、けん棒を上下にさすります。
一生懸命、さすります。2分経過しました。効果がありません。

あやめさん『やっぱし、だめなんだー』
そう言って、トランクスからけん棒を引き出します。
なまのけん棒があやめさんの指に包まれます。
でも、けん棒、ふにゃふにゃです。

あやめさん『やっぱし、だめなんだー
それじゃ、特別検査のメニュー、ダブルA(AA)で診察しますね』

私、とうとう、スラックスもトランクスも脱がされてしまいました。
下半身、裸です。

あやめさん、両手で、けん棒を包みます。
温かい手に包まれて、けん棒、とっても、快感を感じるんですが、相変わらず、ションボリです。
白衣姿の、とっても美しい加藤夏希さんの両手で包まれているのに、けん棒、さっぱりです。

あやめさん『それにしても、山中さんのって、ずいぶん、立派なお道具なのねー、すごいなー、しぼんでいる時の大きさでもわかるのよねー、男性の立派さって、それにしても、すっごいわー、形もいいしーーーー』

私『おほめの言葉、ありがとうございます。
でも、これでは、女性を喜ばせる事はできません』

あやめさん『大丈夫よ、山中さん、ご心配なく!
お薬を服用した時の山中さんのって、とっても楽しみだわ』

私『それにしても、情けないなー、
こんなに美しくって、素敵な加藤さんの両手で包まれているのに、全然、元気がないんだからー』

あやめさん『山中さん、これでいいんですよ、こうでないと、お薬が処方できないんです。』

私『そうなんですね、これでいいんですね、でも、お薬をいただいて、立派になるか、とっても不安です』

あやめさん、『これなら、どーかなー?』といって、あ・ら・ら・の・ら、です。
あやめさん、なんとびっくり、けん棒をお口に咥えたんです。
パックリ、ペロペロ、ニュルニュルです。
検査トリプルA(AAA)です。

おまけに、白衣のボタンを2つ外して、ブラに包まれた美しい胸を見せてくれたんです。
加藤夏希さんのCカップのお胸です。
私<こんなのありなのー、ここって、内科のお医者さんだよねー>
でも、やっぱし、けん棒はふにゃふにゃです。

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