愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方2

あやめさん『山中さん、これで、第1の検査Aに合格しました』
私『って事はーー?』
あやめさん『つまり、バイアグラなしでは、山中さん、性交渉が困難だ、という事が明らかになりました。』
私『はい、気恥ずかしいです』 私、しょんぼりです。

あやめさん『それでは、次の検査Bです、これをお飲みください。』
バイアグラ50mgをコップ1杯のお水で飲みました。

あやめさん『薬の効果が効くのに、15分から20分かかります』
私『へー、そんなに短時間で効果が出るんだー!』

あやめさん『検査は20分後に行います。
その間、バイアグラについて説明を致します』

100mgの錠剤は、単位体重的な観点から、日本人はあまり飲まない方がいい事、つまり、50mgの錠剤で十分であること、
空腹のときに飲むと効き目がよい事
狭心症のお薬と併用してはいけない事
毎日の服用はしないで、1週間に1度程度の服用がいい事
バイアグラは勃起させる薬ではなく、勃起を持続させる薬であり、性的な興奮がないと、効き目がない事

このような説明を聞いているうちに20分がたちました。

あやめさん『山中さん、見てください、勃起していないでしょう。
勃起する為には性的刺激が必要なんです。』
そう言って、再び、けん棒を手で包んで、
コチョコチョ、コニョコニョ、シコシコ、しました。

驚きました。 ぐにゃぐにゃだったけん棒が一気にムクムクして、直立不動になってしまったんです。 4年ぶりの光景です。
太くて長いものがカチンカチンになったんです。

あやめさん『うわーっ、これはすごーい!
今年来院された患者さんの中で、山中さんが最高だわー
長さといい、太さといい、硬さといい、上向きになっている角度といい、弓のようなしなり具合といい、カリ首の太さといい、それと、なんと言っても、美しいわー』

私『ありがとうございます。とっても嬉しいです。』
あやめさん『このお道具を使われる奥様、それとも、秘密の彼女もかなー? とっても幸せですわー』
あやめさん、けん棒を握ったままです。
加藤夏希さんそっくりのあやめさん、目がトロンとしています。

でも、あやめさん、意を決したように、毅然として、お口にけん棒を含まずに、『山中さん、第二の検査にも合格しました。
半年分、24錠(1カ月に4錠、6カ月で24錠)のバイアグラを処方します。
半年後に、お薬がなくなったら、もう一度おいでください
検査して合格すれば、もう半年分を処方します』
そう言ったのです。

それから、半年が経過しました。
残りは、あと2錠になりました。

今日は金曜日ですが、会社の顧問のお仕事はお休みの日です。
10時頃、山田総合内科を訪れます。

半年前と同じように、お医者様の診断を終えて、受付の壇さんに特別診察室に通されます。
加藤夏希さんそっくりの加藤あやめさんが私を待っています。

私『こんにちは、ご無沙汰しております。
この半年、とっても助かりました。
私、女房、ともども、すごく感謝しています。』

あやめさん『よかったですね。私もとってもうれしいです。
状況は安藤さんから逐次、聞いていますよ。』
私『えっ、そうなんですかー? 恥ずかしいなー』

あやめさん『そうです、山中さんは、大切な患者さんですので、フォローするのが重要なんです。
奥様との8回戦とか、聞いてますよー』
私『うへー、そんな! 安藤さんったら、』

あやめさん『でも、こういう基礎データって、性医学会での発表の為に、とっても大切な情報なんです』

あやめさん『それでは、特別検査のメニューS(スペシャル)を開始します。
今日は、メニューSですので、最初から、スラックスを脱いで下さい』
私、言われるとおり、スラックスを脱ぎました。

あやめさん『トランクスも脱いで下さい』
私、言われるとおり、トランクスも脱ぎました。

あやめさん『上半身も脱いで下さい』
私<えっ、それじゃ、裸になるってこと???>
私、言われるとおり、上半身も脱ぎました。
私、全裸になってしまいました。

あやめさん『これがメニューSなんです。
男性の性的興奮は、裸になった時に最大になります』
私<なるほど、なるほど、うなづけるなー>

あやめさん、うづくまって、けん棒を両手で握りました。
ゆっくり、上下に動かします。
加藤夏希さんが私を優しくしごいています。
でも、私、だめでした。さっぱりでした。

あやめさん、私がダメだとわかると、すぐに、お口に含みました。
でも、私、やっぱしダメなんです。

それでもダメなけん棒を見たあやめさん、白衣を脱いで、ブラとパンティーだけになります。
谷間が深いブラです。
加藤夏希さんのような、中位ですが、形のいい、胸のふくらみが私の視野をとらえます。

あやめさんの谷間、とても美しいです。
乳房の半分くらいが見えます。
でも、やっぱりけん棒はダメなんです。

あやめさん『わかりました、山中さん、今回も、第1の検査は合格です。
それでは、お薬を飲んでください。
前回と同様、半錠です。
今日は、飲んだら、ずーっと、ここを愛撫しています。
何分で十分な硬さになるかを調べてカルテに書いておく必要があるんです。
性医学会発表用の基礎データを採取するんです』

あやめさん、けん棒を両手で握りっぱなしです。
時々、ギュギュっと強く握られます。
上下にさすられたり、根っこをつかまれたり、色々です。
でも、お口には含まれません。

驚きました。
12分30秒で、私、完璧に勃起しました。
垂直に立ちあがっています。
おへその上にへばりついています。

あやめさん『かなり速いですねー、40代前半の方と同じスピードの立ち上がりです。
ほんとに速いですねー、それに、とっても長いし、太いし、きれいです。
奥さまや、恋人達、幸せですねー』
半年前と同じセリフです。

あやめさん『それでは、むこう半年分の24錠を処方します』

私『本当にありがとうございます。
お礼に、今週、どこかで御馳走したいのですが、お時間、ありますでしょうか?』
あやめさん『わーっ、嬉しい、お食事に誘って頂けるんですか?』
私『はい、何でもお望みのものを御馳走いたします。
よろしければ、お食事の後に、お薬の効果を確認していただければ、と思います』

あやめさん『うわー、山中さんって、エッチなんだー、バイアグラの効果を私で確認するのー?
そうねー、スケジュール的には、今日が一番いいかなー、だって、今日の午後、この医院、休診なんです。
先生が、明日、岡山の内科学会に出席すのね、それで、今日、岡山に移動するんです。

それに、私の息子、小学1年生なんですけど、今日、主人が、自分の実家にお泊りで連れて行くんです。
おまけに、ご近所にあるファンシーホテルの特別ルームの宿泊券をこの間、患者さんから頂いたんですけど、有効期間が今月いっぱいなんです。
パラダイスっていうホテルです。
時間に制限はないんですが、10万円相当のホテルなんで、ファシリティーがかなり贅沢なんではないかと思います。
それと、もうひとつ理由があるんですけど、これは言いにくいかなー』

私、うすうす、今日は安全日です、そんな具合に思いました、きっと、生で交わりたいんだな!そう思いました。
でも、確認するとしらけるので、かわりに
私『それでは、お昼は何にしましょーか?』

思いがけない答が返ってきました。
あやめさん『あのね、朝鮮焼肉を食べたいなー
普段はあまり食べられないのよねー、お勤めが内科の病院でしょ
にんにくの匂いとかって、やっぱし、気を使うのよねー』

私『オッケーです。今、11時45分です。
私、お向かえのビジネスホテルのロビーで待ってます。』
あやめさん『12時10分には行けると思います。』

私『一つ質問していいですか?
あやめさん『いいわよ、何かしら?』
私『あの受付の女性、壇さんっておっしゃるのかな?
女優さんの誰かにとても似ていますね?』

あやめさん『山中さんったら、やーねー!
すぐに彼女に目をつけたのね?
ま、しょうがないか、うちの患者さん、誰だってそうなんだから!
あのね、彼女は、壇蜜さんにそっくりなのよ!
でも、彼女って、受付の事務員じゃないのよ、彼女は看護師さんなのよ!』

私『あー、そうなんだー、看護婦さんなんだー!
じゃ、お向かえのビジネスホテルのロビーですね。
12時10分にお待ちしています。』

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