愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方18

第10話 先天的素質 その2、音楽の北川先生

あやめさん『で、山中さんは、小学校の時に、初体験したのかしら?』
私『いいえ、しませんでした。
でも、私、5年生の時.音楽の先生に恋心を抱いたんです。
というか、先生の胸の谷間に恋をしたんです。』

あやめさん『そうなんだ、どんないきさつで? 詳しく教えていただけるかしら?』
私『了解です。ちょっと長くなりますが、聞いてください。
5年生の時の女の音楽の先生、お名前は、北川皐月(さつき)先生、名前の通り、女優の北川景子さんのそっくりさんです。
ちょっと違うのは、北川景子さんって、BかCカップなんですけど、さつき先生、Dカップなんです。

僕は5年生の時、成績がとてもよくって、さつき先生、とても僕を可愛がってくれたんです。

さつき先生、普段は普通のブラウスを身につけていましたが、僕のクラスの授業の時は、胸元のゆったりしたブラウスでした。
ブラジャーも、とてもゆるゆるの細い帯状のもの着けていたようです。

授業のおしまいが近づくと、いつもきまって、先生は黒板に書いた楽譜を五線紙に書き写すように私達に指示します。
先生はゆったりゆったり、教室の中を巡回します。
そして、僕の席の右横に来ると、先生はきまって立ち止まります。

そして、しゃがんで、前屈みになって、私の五線紙を【なかなかきれいに写譜しているわね】
といった素振りで覗きこみます。
前屈みになった先生、胸元が超ゆったりしたブラウスを着ていますし、ゆるゆるの細い帯状のブラジャーを着けていましたので、左の乳房の深い所が見えているんです。

私はどきどき五線紙から顔を上げて【僕の写譜、こんな感じていいでしょうか】という表情をします。
先生は、【それでいいのよ】という表情で僕の瞳を見つめて、更に深くしゃがみます。
薄いピンク色のとっても滑らかな胸の奥が僕の眼前に広がります。
ちょっと茶色っぽい乳暈の上半分が見えます。
乳首の根元も見えています。

先生、僕にわざと見せようとしているんだ、と僕は思います。
そう思った途端、パンツの内側が、にょきにょきと膨らんで、ズボンのチャックを大きく盛り上げます。

先生は私の五線紙から、その膨らみに目を移します。
じーっと見つめます。
先生の頬が恥ずかしそうに赤らみ、瞳が少し潤みます。
乳房をちょろっとさらしながら、小学五年生の美少年の隆起を見ています。

私は、ズボンの左ポケットに手を入れて、隆起の根元を親指の腹で押すようにして左右に揺らします。
先生への返礼です。
ズボンの外側からでも、その誇張の動きが露骨に見えます。
お家でその揺らし方を練習したんです。
先生の柔和な顔が、ほころんで、私に優しい眼差しを向けます。
<ありがとう>と言っているようです。

三分位が経過した時、私は、両手でチャックの上を覆って、私の隆起を隠します。
先生、【そうね、いつまでも山中君のところにいるわけにはいかないわね】
といった表情をして巡回を再開します。
先生が離れたあと、私は隆起した火照りをなだめるため、ズボンのチャックを下ろして、パンツの中に手を入れます。
手のひら全体で火照りを握ります。なんだか、心が安らぎます。
私の席の隣の席は、林かおりさんです。
かおりさんは、女優の林丹丹さんにとても似ています。

さつき先生が、私の席のそばに立っていた時は、先生の陰になって、かおりさんから私は見えませんでしたが、先生が離れたあとは、私の挙動がかおりさんに見られていたんです。
もちろん、彼女からは、私のパンツの中味は見えません。
でも、私の左手が、チャックの中に入っているのを、かおりさんは見ていたんです。
しかも、これが毎週火曜日の音楽の時間におこる事に、彼女は気付いていたんです。

あやめさん『で、山中さんは、小学校を卒業して、さつき先生とお別れしたのね。
だけど、かおりさんとは同学年だから、中学に一緒に進級したのね』
私『それがね、とてもうれしいことになったんです。』
あやめさん『あらら、どんな?』
私『話が長くなりますが、がまんして聞いてくださいますか?』
あやめさん『もちろんよ』

これって、焼肉屋さんで加藤菖蒲さんとしている会話です。

私『僕の小学校、中学校は、国立大の附属で、小中高一貫でした。
僕が中学二年の時、さつき先生が小学校から中学校に上がってきました。
二年生の音楽の授業を担当することになりました。

小学校五年生の時に、僕がさつき先生に恋心を抱いてから三年が経っていました。
僕、その偶然に、とても驚きました。
小学校から中学校に先生が移るって、あまりないんです。

僕が五年生の音楽の授業の写譜の時、先生が僕にしてくれた優しい仕草が忘れられません。
先生の美しい胸の谷間を思いながら、何度、オナニーをしたことでしょうか?

先生の思い出のせいか、僕は音楽のとりこになってしまいました。
本当は、僕、小学校に入ってすぐに親に言われてしぶしぶ可愛音楽教室に通い始めました。
でも、結局、三年の時にやめてしまいました。
でも、僕は先生への思いからか、六年生の時に、ピアノを再開しました。
独学です。

といっても、可愛音楽教室の時の基礎があったし、日常的にクラシック音楽を沢山聴いていたので、スムーズに再開できました。

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