愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方22

第12話 先天的素質 その4、北川先生の誘惑

そして、僕がピアノ椅子から降りて、くるりと先生の方を向くと、
先生『山中君、ちょっとかがんでくれるかな?』
僕が少しかがむと、先生、僕を抱きしめて、おでことほっぺにキスの雨を降らせます。
さつき先生『ほんとに可愛い、素敵な子』

先生のキャミワンからはみ出そうな乳房が僕の胸を圧迫します。
僕の硬直は更にコチンコチンになります。
先生のおへそのあたりにあたっています。

先生、腰を引こうとしません。
むしろ、ぐいぐいと、下腹部を押し付けて来ます。
僕も逃げないでがんばります。
童貞なのに、逃げないで、逆に、腰を前後、上下に動かしてみます。
先生、硬直を意識しています。先生の美しいお顔が紅潮します。

先生、僕の胸にほほを預けようとして、視線が僕の首筋に向けられます。

先生『あれっ、山中君、とっても汗かいてるわ、最終曲、ダイナミックな曲だったからね』
僕『はい、ゴリウォークのケークウォーク、とてもいい運動になりました。
ちょっと汗をかいてしまいました。でも、僕、平気です』

先生『ダメよ。山中君、このままじゃ、風邪をひいてしまうわ。
汗びっしょりの下着、取り換えましょう。
その前に山中君、お風呂に入ってらっしゃい。
温かいお風呂が入っているわよ〜』

僕<えーっ、どーして、お風呂が入っているの〜?
先生、なんだか、僕の為に準備していたのかな〜?
そう言えば、先生の服装もそんな感じがするしな〜>って思います。

でも、先生の暖かい配慮です、
僕『はい先生、僕、お風呂をいただきます』

先生『お風呂は.この部屋の奥にあるわ。
脱衣場の竹かごの中に、バスタオルとフェイスタオルと下着が入ってるから使ってね』
僕<えーっ?どーして、あらかじめ、下着が用意されてるの〜?>
って思います。

僕『はーい、先生、ありがとうございます。』
僕は.浴室に入って、汗をかいた下着を脱ぎました。
膨張しているものが青筋をたてて、脈動しています。

簡単に体を洗って浴槽に浸かって2分位で、上がりました。
シャワーの前の椅子に腰掛けて、頭を洗おうとして、シャワーの水を頭にかけました。
<あれっ、リンスはあるけど、シャンプーがないなー>

ちょうどその時、先生が脱衣場に入ってきて、
先生『山中君、湯加減はどう、ぬるくない?』
僕『先生、ありがとうございます。お湯はちょうどいいです。
でも先生、あの〜、シャンプーがないみたいなんです。』
先生『あらら、山中君、ごめんね、すぐにもってくるわね』

リビングに戻って、シャンプーをもってきた先生、脱衣場から『山中君、シャンプー、もってきたわ、ドア開けていい?』
僕『はい、先生』
僕は.シャワー椅子に腰掛けて、壁に向いていたので平気でした。

先生、ドアを開けて中に入ってきて
『ごめんね、シャンプーもってきたわ、あれっ、山中君、目が開けられないみたいね〜?』
僕『はい、さっき、お湯をおっぱい頭にかけてから、シャンプーがないのに気がついたんです』

先生『じゃ、山中君、お詫びの印に、先生、髪の毛、洗ってあげるわね、』
僕は恥ずかしいなって思いましたが、先生のせっかくの好意なので、
僕『はい、先生、お願いします』

先生、うれしそうに、僕の背中の後ろに中腰になって、シャンプーをたっぷり、僕のうしろ髪にまぶしました。
その時、僕、ふと思いました。

<先生、わざとシャンプーをバスルームに置いてなかったんじゃないかな〜、僕が裸の時に、バスルームに入ってくる口実を作ったんじゃないのかな〜?>

先生『山中君の背中って.つるつるきれいで、おっきいねぇ、五年生の時に比べたら、ずいぶん、成長したわね』
僕、確かに、テニスのおかげなのか、肩幅もすごく広くなっていたんです。

先生、僕の後ろ髪を優しく丁寧にシャンプーします。
先生『今度は前髪をシャンプーするからこっちを向いてね』
僕<先生の方を向いたら、僕のとても硬くそそり立ったもの、見られてしまうなー>

少しちゅうちょしていたら、
先生『どうしたの?山中君』
促されて、僕、思わず先生の方を向いてしまいました。
いきりたったこわばりが、中腰の先生に向かってそびえ立ちます。

先生『すご〜い、山中君、先生、びっくりだわ〜』
僕、無言でうつむきます。
恥ずかしくって、恥ずかしくってしょうがないんです。

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