愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方34

第18話 先天的素質 その10、北川先生による性の授業D

僕『はい、先生、』
先生『じゃ、周辺知識からね、山中君、女性が初めてセックスする時って、男性のものが硬い方が、女性の痛みは少ないのね、一見、逆みたいでしょ?』

僕『そう思います。柔らかい方が痛みが小さいような気がします、
先生、どうして柔らかい方が痛みが大きいんですか?』

先生『柔らかいと、どうしても、挿入に手間どるのね、なかなか入らないな〜!と思って、ごそごそしちゃうの、これでも入らないな〜!あれでも入らないな〜!
だんだん、女性が痛みを感じる部分に亀頭が触れたり、不自然な角度で内陰唇に触れたりするのよ、速く儀式を済ませたい女性は、恥ずかしいし、痛いし、困っちゃうの』

僕『そうなんだ、硬い方がいいんですね、僕、安心しました。』
先生『そうよ、山中君のって、ダイアモンドみたいに硬いから、かおりちゃんは大丈夫ね』

僕『先生、かおりちゃんって?』
先生『その事は後で話すわ、今はセックスの授業時間中だから、それに集中してね、山中君!』
僕『はい、わかりました、先生』

先生『それでね、初体験の女の子にインサートする時の心得を、先生、山中君に教えるわね。』
僕『はい、先生、よろしくお願いします。』

先生『初体験の女の子って、処女膜が破れる時に痛みを感じるのは珍しいのよ』
僕『意外ですね、僕はてっきり破瓜が痛みを与えるもんだと思っていました。
そうすると、痛みを感じるのはどういう時ですか、先生?』
先生『男性が、一気に奥まで突っ込んで、激しく出し入れする、これがいけないのね』

僕『先生、そうすると?』
先生『まず、挿入する時は、覆い被さらず、上体をやや起こして、先端4cmほどをゆっくりと入れるの、そして、挿入できている事と、彼女が出血しているかどうかを自分の目で確認するのよ、大概は出血していないわ、そして、<僕たち、繋がったね、嬉しいよ、さつきちゃん>とかって言うの、彼女<私たち、繋がったのね、さつきも嬉しいわ>とかって言うわ!
そのあと、2分位、繋がったまま、動かないで、じっとしているの、

彼女、きっと <山中君、もう少し、中の方に入ってきて>というわ、そしたら、彼女の上に覆い被さって、ゆっくりと奥に向かって進んで行くの、』

僕『先生の授業ってほんとにわかりやすいです。』
先生『一番奥までたどりつくと、彼女の肉襞が山中君を包み込むわ、そしたら、彼女を抱きしめるの、彼女の背中の下に両手を入れて、優しく抱きしめて、たっぷりキスして、愛の言葉をささやくの。

きっと、彼女、山中君の背中に両手をまわしてくるわ、全身密着、挿入しながらのキス、愛のささやき、これがね、人類のもっと美しい映像だわ!

でもね、まだ動いちゃいけないの、じーっとしているのよ、

抱きしめて、キスして、愛の言葉をささやくの、<僕、とっても気持ちがいいよ、さつきちゃんの中、とっても素敵だよ>って言うのもいいのよ、きっと、彼女、<私もよ、とっても気持ちがいいわー>っていうかもしれないわ、そうすると、きっと、彼女ね、<山中君、ほんとに優しいのね、さつきとっても嬉しいわ>って言うわ、

山中君<じっとしていても、とっても気持ちがいいよ、さつきちゃん!>
ってな感じかな?
さつきちゃん、きっと、<山中君、動いていいのよ>って言うわ!』

僕『そしたら、僕、動き始めるのかな?』
先生『そう、その時、ゆっくりと動き始めればいいの、最初は、小さなストロークで動くのよ、問題を感じなかったら、だんだんストロークを大きくしていくの』

僕『でも、先生、もしも彼女が<動いていいよ>って言わなかったら、どうすればいいですか?』

先生『5分たっても、そう言わなかったら、山中君、彼女の濡れ具合を評価するのよ、彼女がたっぷり濡れていたら、山中君<動いていい?>って聞けばいいの。
彼女がYESといったら、ゆっくりと動き始めればいいわ。

それで、もしも、彼女が全然濡れていなかった場合については、あとで山中君に言うわ』

僕『ほとほと感心してしまいます。
先生の授業ってほんとにわかりやすいです。』

先生『じゃ、そろそろ、実践しますね。
山中君、私を、処女のさつきちゃんだと思うのよ』
僕『はい、わかりました。ところで、先生、今の硬さで十分でしょうか?』

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