愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第1節 お薬の追加処方46

第24話 先天的素質 その16、同級生のかおりちゃん B

かおりちゃん『私、ブレザー、脱がしちゃおうかな』
僕『じゃ、その後、僕がワイシャツを脱ぐね』
かおりちゃん『その後は、私ね、アンダーシャツを脱がしちゃうんだ』
僕『そのあとは僕の番だね、ズボンだ、そうなると、最後はかおりちゃんの番だね』
かおりちゃん『やーん!私に最後の番が回ってくるわけ〜!』
僕『そうみたい、最後はかおりちゃんの番だよ』

かおりちゃん、とっても嬉しそうです。
順番は、予定通りに進行します。

僕、上半身はだかになります。
かおりちゃん『すっごくきれいよ、山中君』
僕『ありがとう、かおりちゃん、ても、ちょっと恥ずかしいな』

僕、ズボンを脱ぎます。
かおりちゃん『パンツの前がすっごくもっこりよ、かおり、これを下げるのかな〜』
僕『かおりちゃん、下げる前に、さわってみる?』
かおりちゃん『うん、かおり、さわってみようかな!』
かおりちゃんの華奢な指が、おそるおそる、僕にちょんちょんとふれます。
かおりちゃん『うわー、何だか、時計仕掛けのゼンマイっていうか、バネみたいよ!』

僕『かおりちゃんがとっても素敵だから……、かおりちゃん、握ってみる?』
かおりちゃん『うん、かおり、握ってみたいなー、』

僕はパンツの上からかおりちゃんの華奢な指に包まれます。
かおりちゃん『すごーくおっきい、すごーく硬〜い』
僕『とってもいい気持ち、かおりちゃん、優しいな〜!』

かおりちゃん『私、山中君をぜーんぶ、脱がしちゃおうかな』
僕『うん、いいよ、これで、二人あいこになるね、二人とも生まれたまんまだね』

かおりちゃん、僕のパンツを脱がせます。
硬直してはりつめたものがピョンと飛び出します。
かおりちゃん『うわ〜!おっきい、すごーくおっきい、これ、かおりの中に入るんだ〜!』

かおりちゃん、僕がかおりちゃんの中に入るのを既に受け入れています。
待ち遠しいと思っているようです。
二人とも丸裸です。生まれたままです。

僕『あのね、かおりちゃん、僕もかおりちゃんとつながりたいなー、って思ってるんだけど、僕、今、コンドーム、持ってないんだ!』
かおりちゃん『大丈夫よ、私、今日ね、安全日なの!』
僕、驚きます。

僕『かおりちゃん、自分の安全日を知ってるんだ?』
かおりちゃん『あのね、私、北川先生に言われたの。
中学2年になったら、生理の記録と一緒に基礎体温表をきちんとつけなさいって。』

僕『そうなんだ、北川先生にそう言われたんだ!なーるほど!』
かおりちゃん、僕の顔を見て、何かうなづける節がある、と思ったようです。
かおりちゃん『山中君、何か思い当たる節があるの?』
僕『実はそうなんだ、僕も北川先生に言われたんだ!』

かおりちゃん『なんて?』
僕『女の子が初体験する時って、生でしてあげなさい、って!』
かおりちゃん『私もそうなの、初体験って一生の思い出になるから大好きな、尊敬している男の子と、生でしてもらいなさいって!』

僕『でも、どうして生でエッチするのを北川先生、薦めるのかなー?』
かおりちゃん『先生の説明はね、<原始時代から、人類は生でセックスをしてきたんです。
それが神様の意志に沿っている自然なセックスなんです。
避妊具をつけてセックスするのは、工業が進歩してからの、不自然な姿なのよ>』

僕『なんとなくわかるなー、北川先生のお話って、露骨だけど、すっごくわかりやすいよね?』
かおりちゃん『私も同感よ、中学の保健体育の先生って、性教育の時、歯にものを着せたお話をするでしょう?
わかりにくくって!』
僕『ほんとだよね!』

かおりちゃん『先生ね、もっと言ったわ!
<初体験の時って、生でやるだけじゃだめなのよ!
男性に膣内で射精して頂きなさい!>っていうの。
私が<どうして?>って聞いたらね

先生<男性と女性がオーガズムスに達する瞬間、男性がペニスを女性器から抜きだして、女性のお腹の上で射精する、って、これも自然の摂理にかなっていないわ!
二人のエクスタシーは性器が結合したままで迎えるのがいいの!
それに、繋がったままでエクスタシーを迎えると、後戯もつながったままできるでしょう?
特に初体験の女の子にとって、後戯はとっても大切なことなのよね>』

僕『そっかー、そういうことで、かおりちゃん、基礎体温表をつけているんだね?』
かおりちゃん『そうなのよ、この基礎体温表をつける話なんだけど、私の母からも言われたのよ。
<中学2年生になったんだから、基礎体温表をつけなさい>、って!』

僕『わかる、わかる、かおりちゃんのお父さんもお母さんも、すごいインテリだから中学生のセックスについての情報、きちんと把握しているんだね!』
かおりちゃん『それとね、母は<体は清潔にしなさい。
特に女性にとって大事なところは、うんと清潔にしなさい。
特に、安全日には清潔にしなさい>っていうのよ』

<大事なところを清潔に!>という話を聞いて、僕、ふと思います。
成田空港から僕たち2時間半かけて帰ってきました。
特にかおりちゃん、空港の中で息を切らして僕に追いつこうとして走ってきました。

僕『かおりちゃん、僕たち……成田から……』
かおりちゃん『うん、山中君、私たち汗をかいちゃったわね、
体を清潔にしてから…………!』
僕『ん?』
かおりちゃん『かおり、お風呂を入れてくるわね?』
僕『あっ、そっかー、そうだね、汗を流した方がいいかもね、かおりちゃん、先に入ってね、僕は後でいいよ!』

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