愛の妙薬
俊輔:作

■ 第2章 山田総合内科のあやめさん
第2節 サグラダファミリア19

第10話 終話(水無子さんの紹介)

私『今度、あやめさんとお会いできるのはいつでしょうか?』
あやめさん『半年後よね、山中さんのお薬がなくなってくる頃よ!』
私『それは待ち遠しいなー!』

あやめさん『でも、我慢してね、そのかわりーーー!』
私『その代り?』
あやめさん『あのね、来月、準看護学校を卒業したての女の子が、私の医院に入ってくるの!20歳よ、とってもかわいいの!
水無子っていう名前よ!』
私『その子が?』
あやめさん『そうなの、その子に山中さんの事を話したら、すっかり乗り気になって、山中さんとお会いしたい、って言うの!』

私『でも、二人でお会いしていきなり、っていうわけにはいかないでしょう?』
あやめさん『大丈夫よ、今度、山中さんが来院する時は、私が彼女に付き添って、勃起度検査をするわ!』
私『うん、それなら安心ですね?』

あやめさん『彼女って、女子アナの生野陽子さんにそっくりなの!
おっぱいはFカップだし、お肌なんか真っ白で、とってもすべすべなのよ!』
私『彼女の裸、もう、見たんですか?』
あやめさん『そうよ、就職面接試験みたいなものなの、だって、勃起度検査の時に、半裸になるでしょー!
魅力的でないと勃起度検査にならないの!
もっとも私、山中さんの時は全裸になったけどーー!』

私『おまけに、あやめさんって、私を手やお口で検査してくれましたよね?』
あやめさん『あれは例外よ、普通、あれはしないの、でも、山中さんのもの、あまりすてきだったから、あたし、思わずーー!
もしかしたらーー!』
私『もしかしたら?』
あやめさん『彼女もお口に含むかもしれないわ!
お薬を服用する前後にね!
だって、彼女、かなり好色なの!』

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