ゆかりの性態系
YUKARI:作
■ 3
■三人の痴女
都会の片隅にある深夜の雑居ビル。コツコツとヒールで歩く足音は、その一室の前で立ち止まりノックもせずにそっと扉を開ける。
「あんん……あ、あふううぅぅぅ…んんん!!! ……はぁぁぁぁぁぁんんん」
そこは撮影用のスタジオになっていて、真っ白い壁に囲まれた部屋の中央には天井から両手と片足を吊り下げられた長髪の美女と、その美女の股間に30センチはあろうかという巨大なバイブを押しあてるやや小柄な少女が卑猥な声と音を交錯させながら淫らな戯れに没頭していた。
「あ! お母さん! 見て、ゆかりおねえちゃん、まイッちゃった」
吊るされていたのはゆかりだった。巨大バイブを挿入され自由を奪われた全身を痙攣させながら、その表情は快楽と恍惚の充足感に満ちている……。白目を剥き、涎を垂らしながら気を失っている姿は、先ほどユキオを責め立てた時のそれとはまるで別人のようだ。
「モデルの人、どうだった?」
ゆかりの実の妹であるあゆみがみゆきに訪ねる。
「うん、思った通り、性感もモデルとしての素質もも十分よ。ゆかりもよくあんないい人見つけて来たわね」
「もうイカせちゃったの?」
「私が入れる前に気絶しちゃったわ。まぁ3分なら持ちこたえた方よ。ベットに磔にしてあるから遊んで来たら? 体力はバッチリみたいだし」
「いいの? じゃあおねえちゃんをよろしくね」
あゆみは乳首と陰部のみを隠した白いボンデージ姿のまま、気絶したユキオの部屋へ飛び出して行った。
「あの子ったら、本当に好きね。まぁ私も人の事は言えないけど……ゆかり? ゆかり、起きてる?」
「……あ、あうう……お、おかあ…さん?」
「気がついた? あゆみもあの人の所へ飛び出して行ったわ。なかなかいい人じゃない? 久しぶりに母私も濡れてきたわ…でもすぐにイッちゃって……まぁたっぷり時間をかけて、私達のモノにしてあげるわ」
同時にゆかりに突き刺さったままの巨大バイブをさらに奥深くへグッと押し込める!!!
「ぁぁぁぁあああああっっっっっっ!!!!!!!!」
ゆかりはビクンビクンと体をのけぞらせ再び意識を失った。
「さて、今日は……」
みゆきは気絶したままのゆかりをそっと床に下ろし、その股間に黒革の貞操帯を取り付ける。ちょうど小さなローターがゆかりの陰核に押し当たる様になっており、10センチ程の長さの小型バイブとアナルには細身のバイブレーターがそれぞれの「穴」に差し込まれるように出来ている。みゆきは貞操帯をガッチリと食い込ませると、ベルトの部分にある小さな鍵で完全に固定させてしまった。そして遠隔操作用のスイッチに手をかけた。
ブブブウゥゥゥウ……
バイブの振動音がかすかに響き、気を失ったゆかりの腰がビクビクと反応する。眉間にしわよせ、白い闇の中でゆかりは自らの体に送り込まれる快感に悶絶していた……。
(はぁぁぁ……ク、クリ……が……あはぁっ!!! 中も!!! ……??? ハァァァ……う、うしろも??? ……ア、アァァァァ……こ、これは夢?ち、ちが、ふあぁぁぁんんん)
「はっ! ……アァァ、か、母さん!!! ……イヒッ……アァァ……んんんん」
「どう? 新しいおもちゃよ。この鍵がなけらば絶対にはずせないから……しばらくそのままで気持ちよくなってちょうだい」
「アァァァァ………ンンン……イイ…気持ちイイイイイイイイイインンンン!!!」
貞操帯の上から陰核をえぐるように爪を立てたまま、ゆかりは淫らに腰を振り続ける……。
「アァァァンンン……アアアアアンンン……あ、穴、ゆかりの穴ぁぁぁぁぁぁ、全部ウウウウ
!!! 気持ちイイイイイイイイイイイイ!!!!」
すでにみゆきの姿がなくなったことに気付かない程、ゆかりの精神は快楽の波に押し流されていた……。
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