許して悪魔様
非現実:作

■ 命を大事にね6

「あぁっぁぁっぁ……いゃぃゃぃゃぁぁ……取ってぇ……取ってぇぇえ!」
「まだだ、ようやく魔の使いがお前を雌と認識した所だからな。
これから種付けの挿入が始まるのだよ。」
「ひぃぃいい…ぁっぁあああ……ぃぁぁあぁだぁあ!」

私の股間に突如現れたのは手の平サイズ上の毒々しい色をした赤黒い貝だった。
二枚貝らしく、私の股を下から挟み込むようにしてくっ付いたのである。
赤黒い二枚貝は、細くウネウネと蠢く「触手?」を持っており、それが私の下半身を弄るのだ。

「きゃああああぁ……ぁ……ぁぁ……ぁぁ」
「クックック……どうやら嗅ぎわけたようだな、精液の死骸を」

数十本という触手が……パンツを溶かし始めたのである。

「夢ぇ、覚めてぇえええ〜〜〜いぁぁああ、もおっぅ覚めてよっぉ!」
「そぉら……種付けが始まったぞ」

もう見る事など出来ないほどにおぞましい自体になっていた。
……それは体感で解る。
守られていた下着が無くなった下腹部のスースーする感覚。

「ヒィアッァフウッァ……ァッァかはっぁ!?」

張り付いた悪魔の使いとかいう赤黒い二枚貝の無数の触手(?)が私のオ○ンコを貫いた。
Hが好きな私ではあるが、例えオ○ンチンとは違う極小の物を何本も入れてみた事など無い。
しかも、それぞれが四方八方に動くのである。

「あぁぎぃう…やっぁめ…て…ぇぇ……んぁぅもぅ!!」
「安心しろコイツは下等生物、もう直ぐしたら射精するであろう」
「っぁか…はっぁはっぅぁああ…んぅぁああは!!」

ウネウネ自由奔放に動く触手は膣内を蠢き、やがて……・。

「!!」

次々と射精を始めたのである。
細かった触手が一瞬大きくなり、膣内に入って蠢いていた先端から勢いよく迸る何かが入ってゆく。
それは……Hをして限界に達した男の人のオチ○チンのソレにそっくりだったのだ。

「っぁ〜〜ぁああ…はっぁはぁああ〜〜ぁ〜〜ぁ〜〜」
「クックック……流石は淫罪の者だ、悪魔の精液すら簡単に受け止める」
「ぁ〜〜ぁぁ〜〜〜〜ぁはあぁぁ……ぁぁ……」

膣内に出された精液(?)を全身全霊受け止めた私……。
(もぅいいでしょ……夢落ちさせてよぉ…ぉぉ……)
両手を吊るされた状態で息絶え絶えに嘆願するのであった。
久々に肩で息をしている。
制服の白のブラウスも汗でブラウスが透けるほどになっていた。
首のチョーカーである赤いリボンすら息苦しい対象になっている。
先の触手で嬲られた下半身は常に熱く、止まる気配の無い愛液が糸引いている。
例の貝の存在は消えていた。
息絶え絶えに私は魔王を見上げた。

「罪人の最初の務め、まずは果たしたようだな」
「はぁはぁはぁ…はぁはあ〜〜はぁ……」
「だが罪人希美子よ、役目はこれで終わった訳ではないぞ」
「ぇ?」
「種付けされた下等使い魔を見事産み落としてこそ、一の贖罪となるのだ」
「……そんな……生むって……私……」
「それだけ貴様の罪は重いということだ」
「私は…はぁはぁはぁはぁ…はぁぁぁ……互いに了承した上で……」
「この世界にそれは通用しない」
「……でもぉ……産むって……私、怖い!」
「産めるのはこの世界だけだ怯える事は無い、私が安全に産ませてやる」
「…… ……安全なの?」

夢と現実が混合していた。
そんなの気にする必要ない……という自分と、安全に産めるならちょっとは気が楽という自分。
夢は終わらない…… ……の?

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