悠里の孤独
横尾茂明:作

■ 刻まれた快感6

祥一は性器を見ながら膝立ちで服を脱いでいく、そしてパンツを脱いだときペニスが支えを無くし腹を叩いた。
静恵はそれを見ていた(昔と違う…お兄ちゃんのおチンチンあんなに大きくなって…あれで刺されるんだ…)

祥一は視野に静恵の全裸像をおさめた、美しい太モモからその狭間にたたずむ魅惑に性器…そして美しい恥丘と真っ白な腹部、その上にはふくよかな乳房が息づき、さらに透き通るほどの美少女顔が…、妹とはいえこれほどの美少女が自分のものになると思ったとき愛おしさに胸は張り裂けそうだった。

祥一は体を伏せると夢中で静恵の腿を両肩に担いだ、そして目の前の性器に思い切り吸い付いた。
「あぁぁお兄ちゃん、そんなとこ…」言うや悶えながら祥一の顔を内腿で挟んできた、それでも口付けはやめず貪り舐め、顔中を性器に押しつけた。
やがて苦しさに耐えられず性器から口を離すと空気を貪り吸う、口元や鼻は愛液に濡れ、それを舌で舐めとり手の甲で拭った。

依然性器は目の前に有り性器周辺は淫らに濡れそぼっている、祥一は妹の恥ずかしい中身がもっと知りたくなり今度は指先で性器を大きく開いてみた。

「お兄ちゃん、恥ずかしいよぉ…」妹の性器隅々を目に焼き付けていく(あぁ何ていやらしい形なんだ…)複雑に入り組み濡れて光る粘膜は怪しげに蠢いている、さらに開くと膣の入口に処女膜が見えてきた(あぁぁこれが処女膜か…この膜を破りチ○ポを入れるんだ…そうすればこのオマ○コはもう俺のもの、誰にも触らせるものか)

祥一は舌を出し濡れた粘膜を今度は強く舐め上げ、クリトリスを唇で挟んで左右に振った、そして舌先を尖らせ膣に挿入しやがて舌が疲れ痛くなってきたころ…静恵が「お兄ちゃん逝っちゃう…逝っちゃうよぉ」と小さく叫び再び腿で挟んだ、そして感極まったように腰をガクガクと上下に振り出した。

「あぁぁぁ……お兄ちゃん…お兄ちゃん…気持ちいいぃぃぃ……」静恵の腰が上下に震えるたび膣はキュッと締まり膣に刺し入れた舌を挟み付けてくる、その女性器の快感反射は可愛く、妹への想いはますますつのるばかりであった。


 静恵は暫くのあいだ体を震わせ腰をひくつかせていた、その姿を祥一は半身を起こし静かに見ていた、艶めかしい姿…もう妹とは思えなかった、ペニスはいきり立ち前後に揺れながら淫らにもカウパー液は睾丸にまで滴り濡らしていた、妹は足を開いたまま未だ桃源郷を彷徨い、その性器から蜜か唾液か分からぬが大量の液が零れ布団を濡らしている。

妹との禁断の性交…その想いが脳裏をよぎる、一度踏み込んだらもう後戻りは出来ないと思う、倫理を逸脱する行為と思えどこの情景を目の当たりにしペニスを拭いて何事も無かったようにズボンを履く…そんなことは絶対に無理と思った、また静恵もそれを許さないだろう。


祥一のオスの本能が沸き上がり性欲に屈服するように静恵の体に覆い被さった、そしてチ○ポを摘まむと亀頭を濡れそぼった膣辺りに当てがった、このまま腰を沈めれば妹と一体になれる、そのとき静恵が急に目を開けた、祥一は「ウッ」と呻り腰にブレーキを掛けた。

「お兄ちゃん優しく入れて、痛くても我慢するから」そう言うとまた目を瞑り心もち腰を浮かせた、これで躊躇は払拭しブレーキを解除するようにゆっくり腰を落としていく。

「うっ、うぅぅぅ」と声を漏らす静恵、亀頭が入ったところで行き止まった感じに一旦引いてみる、そして再び突き入れる…それを何度も繰り返す、静恵はその度ごとに眉を寄せ、痛みに耐えているのかうめき声を漏らした。

やがて根元まで入った、祥一は汗だくになり静恵のお腹や胸にその汗がしたたり落ちていた。
「全部入ったぞ!静恵痛くないか」

「少し痛いだけ…でも私これでお兄ちゃんのもの、嬉しい」

チ○ポをゆっくり抜き、少し間をおいて深々と突き刺す、膣粘膜に包まれるこの上ない気持ちよさ、祥一の脳は蕩けそうになり腰奥がわなないた。
(あぁぁもう離せない…このオマ○コは俺だけのもの誰にも渡すものか)

祥一は狂ったように注挿を始めた、すぐに射精感はやってくる、だがそれをこらえ腰を抉り込む、だが腰奥が我慢の限界を感じさせる、そのころはもう避妊のことなど完全に頭から吹き飛び、気持ちよすぎる性感に身を委ねていた。

(あぁこんなに気持ちいいなんて…もう我慢できない)
そう想った刹那、腰が一瞬震え得も言われぬ快感がチ○ポの裏筋辺りから発し超快感に突き抜けていく、精液が尿道を駆け抜けていく快感はオナニーの比ではない「くぅぅぅぅぅ………」腰を突っ張りチ○ポを妹の膣に深々と貫き祥一は咆哮しながら果てていく。

そして崩れるように乳房に顔をうずめ腑抜けた様に筋肉を弛緩させた。
(あぁぁ世の中にまだこんな気持ちのいいことがあったんだ…何度でもしたい、精液が枯れるまでしたい…)
オナニーの何倍もの気持ちよさに全身が幸福感に包まれていく。


 やがて汗も引き始め、祥一は半身を起こして胡座を組むと静恵の性器を再び見つめた、膣は少し開き赤く濁った精液が布団に垂れていた。
そのとき静恵も上半身を起こし精液をしたたらせる膣を見つめた。
「お兄ちゃん気持ちよかったんだ、あっ血が…でもこんなに沢山精液出すなんて…お兄ちゃん赤ちゃん欲しかったの?」

射精の余韻にしたっているとき急に水をあびせられた感覚、(しまった!)そう思うも時遅し、したたかに静恵の膣内に放出していた。

「ふふっ、お兄ちゃんビックリした?、でも今日は安全日だから大丈夫よ」妹は祥一より一枚上手である。

その後、休む間もなく3回も交わり二人がようやく満足したとき、陽は既に西に傾き時計は6時を差していた。
妹は物憂くワンピを着ると「お兄ちゃんお風呂一緒に入ろうよ」と濡れた瞳で見つめてきた、それは完全に祥一の女になりきった表情だった。

「もうすぐお母さん達が帰ってくる、お前は部屋に戻れ、それと今日のことは二人の秘密だぞ」

「わかった、でもお兄ちゃん…明日もしたい、もう毎日したいよぉ」

「分かったから、もうもう行きなさい」静恵は熱い眼差しで祥一を見つめると扉を開け出て行った。

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