悠里の孤独
横尾茂明:作

■ 隷属調教1

あれからもう27年が経つんだ…。
祥一は性器を触られているのに拒否反応を見せない悠里に、27年前の静恵を重ね合わせて見ていた。

この少女は静恵の子…五日前この家に来たとき(静恵か!)っと思ったほど酷似していた、あのとき静恵は中学一年生、この少女は二年生という…だが静恵より幼く感じたは己があの頃より27も歳をくっているせいかもしれない。

静恵を凌駕するほどの美少女…背丈も10センチ以上高いし、肉体も当時の静恵より熟れているであろうことは服の上からでも想像が付いた、だが面影だけは静恵そのものだ。

(あの最後の日、静恵は東京に連れて行ってと泣いてすがった、それでも俺は静恵をうち捨て一人で逃げたんだ…その静恵も今や40を越え癌に冒され往時を偲ぶ影は無い、だが代わりに自分の分身を置いていったようだ…)
悠里という少女、祥一は会ったその日に…どんな淫らな手管を使おうとも今度こそこの少女は絶対放すものかと祥一は心に決めていたのだ。


 祥一は拒否しない悠里に脈有りと見て、往時の静恵に見立て…幼い静恵を虜にした時のように淫靡な手練手管を開始していった。

ショーツを潜った指先はスリットに沿い何度も往復させ、頃合いを見てクリトリスに淫らな刺激を与えていく。
すると悠里は(あっ、そこは…)と身悶えるも抗うこともなく 目を強く瞑って体を震わせるばかりだ。

このとき悠理の心情は、伯父にイヤだとは言い出せず耐えたことがいつしか容認感情にすり替わっていた、それは淫靡な秘密を伯父と共有したかのような錯覚に陥り、それはさらなる淫らな指使いを許容していくことになるのだが…。

そのころ悠里は偶然覚えたオナニーに夢中になっていたころで、自分でするのとは違い伯父の巧みな指使いは幼い性器に強烈な性感を引き出していった。
クリトリスを柔らかく揉みしだかれ次第に体から力が抜けていく、と同時に女としての警戒心も溶けて流れてしまった。

快感に酔い痴れ甘えるように伯父の胸に背中を預けると心はふしだらに濡れた、やがて全身の緊張を解いたとき脚が淫らに開いた、すると伯父は得たりとばかりに膣口を探り当て指先の挿入を試みる。

「あっ…悠里ちゃんすごく濡れてる、気持ちいいんだ…おませな子」

その言葉に急に恥ずかしくなり悠里は我に返って思わず脚を閉じた。
すると伯父は「パンツ濡れちゃうから脱ごうか」そう言いうと悠里のお尻を持ち上げ躊躇無くショーツを脚から抜いた。

その強引な伯父の行為に再び「オス」を感じた、もう抗えない…そんな支配された感情と恥部の覆いを剥がされた感覚に、何故か観念してしまい再び伯父の胸に身を預けてしまった。

「悠里ちゃんまだ毛は生えてないんだ、お腹もここも真っ白でこんなに柔らかいなんて…オジさんおかしくなりそうだよ、さぁもう一度足を開いて、気持ちいいこと一杯教えてあげるからね」伯父の鼻息は次第に荒くなり、瞳も淫らに光り始めた。

伯父は悠里の膝裏に手を掛けると閉じた脚を開いていく、そのとき膣から肛門へ何かがしたたり落ちる感覚に悠里は恥ずかしげに身をよじった。
「うゎ、こんなに濡らして…スケベな子だ」伯父は性器全体を撫でながら嬉しそうに言うと、小指を膣穴に第一関節まで刺し込み、次いで人差指と親指で膨らみ始めたクリトリスを優しくつまみ円を描くように揉み始めた。

(あぁぁ気持ちいい、こんなに気持ちいいなんて初めて…)
オナニーとは比べものにならない気持ちよさに悠里は小さく悲鳴を上げ思わず腰を震わせた。

膣に挿入された指先からピチャピチャと淫靡な音が漏れ始めた、その音に伯父は小さな溜息をつき「なっ、気持ちいいだろ」と耳元で囁く。
そして湧き出したその愛液に親指を漬けタップリ濡らすと 今度はクリトリスを弾くように揉み込む。

やがて悠里の腰奥にえも言われぬ快感が宿る、指の刺激のたびにその快感は徐々に実体を現していく、悠里は目を強く瞑り体をよじらせながらその快感を享受する、だがそれも数分の間でやがて腰奥から耐えられぬほどの疼きが沸き起こった、悠里は思わず悲鳴を上げた そして今から押し寄せる絶頂の予感にうち震えた。

「はぁぁ…」その波はすぐにやってきた、それはこれまで経験の無い強烈過ぎる絶頂感だった、その性感は腰から頭へと一気に突き抜けていく。
「あっ…あっくぅぅぅうう…うっ、うっ、ふぅぅぅぅ……」

悠里は断続的に悲鳴を上げ、伯父の腕にすがって腰をビクンビクンと震わせる、まるで瘧にでもかかったように腰を淫らに痙攣させる少女、伯父はその恥ずかしい姿を満足げに見下ろし、濡れた小指を舐めながらほくそ笑んだ。

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