悠里の孤独
横尾茂明:作

■ 隷属調教8

「これをお尻にいれるの…」悠里は小さな先端球状が根元に行くにつれ大きな玉へと連なる棒状のスティックに目を見張った。

「こんなものを使わずともお前のここに直にチ○ポを突き刺してもかまわぬが…やはり慣らしてからの方が気持ちがよかろうと思ってな」
祥一はスティックを一旦ベッドに置き、これも買ってきたアナルローションを指に少し取り、悠里の肛門をくつろげ塗りつけていく。

ローションを指の付け根まで肛門壁に塗りつけると今度は1番細いスティックにも塗り込んでいいく、「さぁこれでいいだろう、悠里 肛門の力を抜け、少しずつ慣らしてやるからな」そう言うとスティック先端を肛門に刺し込んでいく。

祥一は可愛い無垢な少女の肛門に「一つ二つ…」と球数を数えながら押し込んでいく、だが1番細いスティックは難無く呑み込まれ、結局は3番スティックにすぐ取り替えた「悠里、お前の肛門は初めから伸縮自在のようだ、スケベなけつの穴をしていやがる」言葉で辱めながら再度スティックを埋め込んでいく。

だがこれはさすがにきつそうで悠里は時折くぐもったあえぎ声を漏らす「痛いか?ククッお前には痛いくらいがちょうどエエのよ」と嘯きながら入れては出すの繰り返しでやがて肛門はその全てを呑み込んだ、「おお全部呑み込んだぞ、以外とすんなり入ったもんだ、じゃぁ動かすから肛門に神経を集中しろ」

祥一は悠里の尻タブを掴みスティックを注挿しながら悠里の部屋を見回す。
(このベッドで初めてこの少女を犯したのは6日前…しかしこの少女ほど性への好奇心旺盛な者も少なかろう、やはり静恵に似たのか…だがたった6日で肛門性交までやれるとは正直思わなかった、あのとき静恵に肛門性交を迫ったが…痛かったのか或いは潔癖感からか途中で泣かれあきらめてしまったが…この少女は性に幼いのかそれとも性に貪欲なのか…どんな要求にも素直に応じてくれる。

それゆえに日数も無くまた麻衣の監視の目もあって事を急ぎすぎた嫌いはあった、少女への「すり込み」は不完全のまま終わるかもしれない…だがこの少女を小千谷に連れて行くには何としても帰省するまでに儂から離れられぬ女にしなければ…)祥一はそう思うも不安な想いに焦りはますますつのっていった。


 伯父によって倒錯した性の喜びを教えられ、母親の死後もその悲しさを紛らすように悠理は姉の目を盗んでは伯父に被虐の悦びを求めた、伯父もそのころは悠里を手放すことが出来ないほど若い躰にのめり込んでいた。

初七日法要が済み伯父は新潟に帰る準備を始めた、伯父は1ヶ月近くも従業員に留守を任せるには既に限界が来ていたようだ、悠里は伯父が帰ると知り姉の麻衣に伯父と共に小千谷に行きたいと泣いてせがんだ、だがそのころ麻衣は伯父が悠里を見る目つきに危険なものを感じ、また伯父の前での悠里の態度には女を感じさせた。

麻衣は以前母親から「伯父さんは女癖が悪くてね、それも若い子が好きらしく…それが元で離婚したそうよ」と聞かされていた。
それゆえ伯父の介護泊には注意を払っていた麻衣だったが…伯父はそんな素振りもみせず杞憂に終わると思っていた、しかし自分が留守をしている間にちゃっかり妹に手を出していたのか…、だが伯父や妹に聞いたところでどうせ応えはしないだろう。

麻衣は悠里に「養子になるなんて何を考えてるの!」と声を荒げ、伯父には絶対妹は養子には出しませんと頑なに断った。
だが伯父は「昨日も債権者が来ていたようだが、お前に借金を返すあてが有るとは思えぬが」と聞いてきた、父が亡くなり店が立ちゆかず多額の負債を妻子が抱えていたことを伯父は知っていたのだ。

「何なら儂が負債を肩代わりしてやってもよいが…それには悠里を養子にくれることが条件だ、なにせ二百年続く老舗を儂の代で潰すわけにはいかんからな、悠里が大人になったら婿を迎え会社の跡を継がせるよって賛同してくれぬか」そう嘯いた。

だが麻衣には伯父の魂胆は見え透いていた、血の繋がった姪に鬼畜の奸計を仕掛けようとは、麻衣は吐き気をもよおし「もう二度と来ないで!」と伯父を追い出した、だがその鬼畜たる伯父が麻衣の実の父親とは知るよしもないが…それから1年半の月日が流れていった。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊