2006.03.11.

奪われた記憶
02
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■ 第一章 狙われた女生徒2

「気持ちよかったわ。あなた達も気持ちよくなりたいでしょ?」

「…………」

二人は口を閉ざしている。百合子はため息を一つ入れると理美のブラジャーをずりさげた。ぶるりと理美のかわいらしい美乳が揺れる。

「やっぱり。いい形の胸ね。一輝君こっちも頼むわよ。」

百合子がそう言うと、狡猾な男が機敏に反応する。彼は元暴走族のヘッドだ。今回、百合子に金で雇われたのだ。

「おぉ、いいぜ。」

いかにも怖そうなその男は、好色そうな目で理美の身体を眺めると、取り出したナイフでシャツを切り裂いて上半身をはだけさせた。節くれ立った手が伸びると、理美の乳房を揉みだす。

「やめてっ。お願い。」

恐怖に怯える理美が言い放つ。一輝はそんな理美の表情を首を傾げて見ると、薄ら笑った。

「かわいそうに。怯えちゃって。でもこういう風に恐怖に怯えてる哀れな少女、俺は好きだぜ。」

乳房の根元をぐいっとわしづかむと、砲弾状に盛り上がる。その先端にある小塔。少し濃いピンク色の乳首に狙いを定めると、飢えた狼が獲物に食らいつくような勢いで乳房を呑みこんだ。

「うっ!」

胸先に巻き起こるおぞましい感触に必死に耐える理美。

「んめぇ。すげぇ、うめぇ。」

喉奥まで乳房を呑みこんで、舌先で乳首をを弾きまわす。強く吸引されて、圧力に耐えれなくなった乳首が、ブクリと勃ちあがる。それを舌全体で引きずりまわし、たっぷり味わいつくしてから、歯で甘噛みをする。

(先輩の前でこんな……)

理美が心の中で思う。胸元に生まれる火花が散るような未曾有の感触を、なんとか堪えていた。ざらついた舌の気色悪い感触が、体験したことのない刺激となって身体に響いている。

むちゅっ。ぢゅう。ぢゅる。

粘りついた音が響いてたびに、恥ずかしさがこみあげてくる。理美は湧き上がる感覚を必死に堪えて声を押し殺した。

「ひひ。理美ちゃんだったっけ? 乳首が勃起しちゃってんぞ。ほら!」

乳房の下部をぐいと持ち上げて見せ付ける男。唾液とキスマークにまみれた胸先で、突起した乳首があった。

「こんな事……警察に言いますよ。」

「これならどうかな?」

一輝はそういって鞄からカメラを取って写真を撮り始めた。

「い、いやぁ。」

理美の顔が真っ赤になる。一輝は写真を2、30枚撮り終えたらニヤリと笑った。

(ひどい……ひどすぎるよ。先生。)

「これで警察に行くとどうなるかわかってるな。この写真をばらまくぞ。」

観念したように理美がうなずく。そして次の瞬間に顔をゆがめた。反対の乳首が指腹でつままれて、すりつぶすかのようにこねまわされる。痛みと、それ以上の別の感覚に理美は必死に堪える。

「がんばるねぇ。これりゃやりがいがあるねぇ。」

一輝は好色な表情を浮かべて女生徒が快感を堪える様を楽しんでいる。

「いやぁ。だめぇ。」

一方、対面で縛られた絵里は乳首をいじられるたびに身体をビクリと跳ねまわし、身をよじっていた。彼女は敏感すぎる体質らしい。

「なんなの? この子は、ちょっといじられただけで大げさに跳ねまわっちゃったりして。」

3年生の乳首をいたぶっているのは同級生の奈津美だ。さげすむような笑いを見せて、絵里の反応を楽しんでいた。

「助けて、さ、理美。こんな先輩を……ゆ、許して……」

お嬢様として育った絵里は、理美に目配せをしながら目を潤ませていた。

「やめてっ。せ、先輩は……え、絵里先輩は離して下さいお願いします。」

「先輩思いの娘ね。いいわよ。フフッ」

百合子が言った。含み笑いを浮べている。なにかいい作戦があるらしい。

「今から、マ○コ点検が終わったら、クリちゃんだけで理美がイクか実験してあげる。まぁ、5分我慢できたら絵里を解放してあげるわ。」

「そ、そんなこと。出来ない。」

あまりの提案に理美が声を荒立てた。だが、次の瞬間、悲鳴が部屋中に響き渡る。

「だめぇ。そんなのいやぁ。」

鋭くいかにも切れそうな、鉄の裁ち切りバサミが絵里の乳首をその開いた刃の間にとらえていた。おびえる先輩は唇をわななかせて涙を滲ませる。

「絵里ちゃん。知ってるぜ。お前には恋人がいるんだってな。驚くだろうよ。お前の乳首がそぎ落とされているのみたら。乳首だけじゃないぜ、理美が逆らったら、クリトリスもチョッキンチョッキンだぜ。」

一輝だった。理美からいったん離れて絵里の背後にまわった少年は、シャリシャリとハサミから音をたてて、今にも乳首をもぎ落とそうとしている。



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