2006.03.13.

奪われた記憶
04
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■ 第一章 狙われた女生徒4

「絵里ちゃん。何だよこれ、こーんなにネバ汁垂らして、犯されるのが嬉しいのか?」

一輝が愛液をすくい取り、指腹の合間に粘糸を引きずって見せた。暖かい弧を描きながら雫をたらしていく愛液の様に、絵里はまるで心をえぐられたかのような慟哭を覚えた。

「そ、それは………」

それはあまりにも恥ずかしく情けない事実。そして理美には決して見られたくない事なのだが、もうすでに手遅れだ。『理美に見られちゃった。』と言う消えてしまいたい気持ちだ。犯されて感じてしまう自分を理美はどう思うだろうか。その事を考えると、泣きたい気持ちだった。いや、もうすでに涙が溢れてきていた。

「これは剥きがいのあるクリちゃんだな。」

クリトリスは外の包皮を剥きだすと、二重で薄皮のようなものに包まれている。それは、肉真珠という表現が似つかわしいほど、薄桃色の球形だった。

「だめっ。だめです。あぁ!」

瞬間、絵里は抗う。その粒はあまりにも敏感だった。だから恋人にも決していじられることのないように注意してきた。それなのに、この男は臆面もなくいじってくる。

「ひっ。いぃっ! あぁ!」

生まれて初めて陰核を剥きだしにされて指で扱われる。その予想を遥かに超える威力を絵里は知らされた。尻が自分の意思ではなく勝手に浮き上がり、腰が左右に揺れてしまう。

(だめっ。そんなの。身体がおかしくなっちゃう!)

心の中で叫ぶ。一瞬で脳みそが焼け焦げそうになった。

「はははっ。絵里ちゃんってとんでもない淫乱女ね。」

百合子が笑う。愛液を塗りつけて、指腹で強くしごく一輝。その攻撃に絵里はなすすべもなかった。

「いやっ。だめぇぇぇ! お願い、焦げるぅぅ!」

「焦げるって、エロいわね。絵里」

「焦げちゃえば!」

一輝がそう言うと、指の振動が見えぬ勢いで突起をしごいた。

「あぁっ。いいいっ!」

絵里の身体が大きく爆ぜた。胸を揺らし、息を荒立てて身体を跳ねまわす。

それが彼女の絶頂だった。

「らめっ。逝ったの、やぁ、だめぇ!」

しかし攻撃はやまなかった。指に嬲られて際限ないほど突起した肉芽を、バドンタッチした奈津美の舌が攻める。

「絵里。あんた、根元から逆撫でされるの弱いみたいね。ほら、こうやって、皮に隠れた根元をしごきながら、舌のザラザラで責められたら。どう?」

あまりに無情だった。コワイほど敏感であるゆえに、決して自らも直接触ったらことのなかった突起が、同級生の指でメチャメチャになっていた。

「ひやぁ。ら、らめぇぇ!」

自然に開いた口から、飢えたように真っ赤な舌がネロネロとしている。その卑猥な様子を見ていた一輝が、ここぞというタイミングで唇を奪った。

「んんっ。んんんんんーっ!」

再び絶頂を迎える絵里。それでも攻撃はやまない。

「せ、先輩。やめて。なんて……なんてことを!」

理美が身をよじって叫んだ。だが、次の瞬間だった。

「うあぁ。で、出るぅ。」

穴の真上にある尿道口がブルッと震えたかと思うと、黄色の液体が勢いよく噴出した。液は対面する理美の下腹めがけて放たれた。青のパンティが尿に染まり、緑に変色していく。おびただしい先輩であり親友である絵里の尿が理美の股間にしぶきをあげて滴っていく。

「はは。心配してくれてる後輩に放尿なんて、とんだ恥さらしだこと。」

百合子が喜税を浮べて笑った。だが、絵里はもはやそんな言葉は耳に入らない。まるで蛇のような舌が巧みに蠢く、さらに仕打ちを加える。上半身では、一輝が乳房を揉みしだき、乳首をしゃぶりまわした。

「らめぇ。あぁっ。らめぇぇ!」

絵里の腰が震撼した。腰の震えが全身に伝播し、まるで感電でもしたかのように絵里が震える。そして、尻を強く上下させると、絵里は糸を切られた人形のようにがっくりと崩れた。酩酊したかのように、頭を強く揺さぶり恍惚と官能のまま気を失ったのだ。

「すげぇ。クリいじられただけで気をやっちまったぜ。」

一輝が満面の笑みを浮べて、絵里の頬を舐めた。涙の雫が舌に絡み取られていく。

「うわぁぁ……理美……ごめんね……だめな先輩で……ごめん……ね……」

瞬間の失神から回復して、朦朧とした意識のまま絵里がかわいい後輩である理美に謝った。

「先輩………。私は先生を……いや、百合子、あなたを許さない。絶対に………」

大きな目に、滾るような怒りの炎を浮かべ、理美は今まで溜まっていたものを晴らすかのように言った。いや、百合子に復習するつもりだろう。それが出来ない事も知らずに。

「あら、あら、先生に対する態度じゃないわね。まぁいいわ。次は理美あんたの番だよ。ちゃんと五分間我慢するのよ。」

百合子がそう言うと、さっきまで絵里を責めていた一輝と奈津美が、標的を理美に変えた。

「じゃあ、まずはマ○コチェックだぜ。拓也! お前も来い! 百合子、ここからは好きにさせろよ!」

一輝がそう言うと今まで見ていた拓也が理美のほうに近づいてきた。一方の奈津美と百合子は一輝の奴隷なのだ。強く言っていた百合子だが、一輝の前では無力だ。今までは理美たちに印象づけるために強いふりを演じてきたのだ。

「百合子! 奈津美! そこに座れ!」

指差されたほうには特殊タイプの椅子があった。その椅子は逆向きに座るタイプで、普通は背もたれとして使うほうに向かって座るのだ。その部分には、バイブが取り付けられていて、リモコンのスイッチを押すと動くようになっている。

「………は……い………」

そう答えると二人は椅子に腰掛けた。一輝の怖さは二人ともよく知っている。逆らうしかないのだ。怖いといえども途中から二人は自ら快感を求めていくようになった。一輝が二人に近づき縄で身体を椅子に固定した。そしてリモコンのスイッチを押す。声が出ないように口をガムテープで塞ぐ、理美の身体をたっぷりと堪能するためだ。

「んんー。んんんっ!」

二人が快感に喘ぐ。この時、百合子は一輝に犯されはじめた頃から今までを思い出していた。一輝が高校3年生の時だった。担任は百合子でまだ20歳の新米教師の時だった。

(百合子先生……ごめんなさい……先生の気持ちも知らないで……)



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