2010.07.21.

セレブ欲情調教
03
影山有在義



■ 蜘蛛の糸2

息も絶え絶えの のり佳のショーツに向かってローターが降りてゆく。
「おやめなさい!」
力をふりしぼり、源蔵を蹴り上げようとする。
「往生際が悪いでございますよ、奥さま」

 源蔵は、長いロープを取り出して、のり佳の片足の膝を結わえた。そして、天井の別の滑車に掛けた。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ!」
源蔵は、ゆっくりロープを引いてゆく。
ハイヒールを履いたままのり佳のくの字に曲がった足が除々に上がってゆく。

 ああぁ

 やがて、のり佳は、無残にも両手を吊られ、片膝を高く上げた姿となった。
幼さの残る顔がゆがむ。
大きな乳房をさらしたのり佳の姿は刺激的な絵であった。

 源蔵は、興奮した猿のように、のり佳の周りをぐるぐる回った。
のり佳の体に抱きつき、あらゆるところをめちゃめちゃに、舐めまわした。
のり佳の体は、源蔵の唾液でべとべとになった。

落ち着きを取り戻した源蔵は、再びローターを手に、のり佳の背後から近寄る。
背中をしきりに舐めながら、片手で乳房の量感を楽しむ様に揉みしだいた。
乳首を指で摘み転がし、もう片方の乳首をローターで責めた。

 うぐっ! つうっ、くうぅ〜っ

のり佳は、頭をゆっくり前後にゆすり、立っている片足をガクガクさせた。
源蔵は、再びローターでバギナを責め始める。大きく足を広げられているので、さっきよりも刺激が大きいようだ。

ぶっ、ぶっぶぃーん、ぼっ、ぼぼぉっ!

やっ、いゃっ、やめてっ、いっ、いやっ、だっ、だめっ!

源蔵のねちこい責めに、ついに湿りをおびてきたショーツがバギ○の形に膨らみ始めた。
「そろそろ、じかに当ててもらいたいのでございましょう? どうですか、奥さま」
「今だったら、旦那様にも、この事は、黙っておきますよ。早く止めないと、早く…、あっ、いやっ!」

 ローターがクリト○スを責める。
「早く汁をもっと出して頂きとうございます。源蔵は奥さまのマ○コ汁をいただきとうございます」
裁ちバサミを手にした源蔵が、ショーツを切り落とした。


 義男は、有頂天だった。 
ついに憧れの、のり佳奥さまとデートにこぎつけたのだ。
映画をいっしょに見て、レストランで食事をして、公園を散歩して喫茶店に入る。
夕食はホテルのレストランで食べて。もう考えるだけで夢ごこちであった。
当日は、朝早くから目がさめた。
待ち合わせ時間よりも早く家を出た。
電車の駅に向かう途中で、止まっていた車から、突然人影が現れ、腹を強く打たれた。
屈みこむ義男をその人影は、すばやく車に押し込んだ。

 まるで、蜘蛛女の様であった。
ハイヒールを履いた足を高く上げ、両手を括られ、吊る下げられている女。
その両の乳首から紐のようなものが、放射状に出ている。

股間には、背を曲げた男がむしゃぶりついている。女は、首をガクガクと揺らし、ときどき裸体を捩り、悶えている。

乳首から伸びているものは、ゴム紐であった。
放射状に何本かのゴム紐が壁に画鋲で止められていた。
ゴム紐の中間地点に重りが着けてあり、紐を弾くと、弾み、しばらくの間ゆれていた。

時々、男は立ちあがり、女の様子を見ながら 意地悪く弾いた。
その都度、女がの声が、一段と高く響いた。

源蔵の操るローターで散々責められた後、乳首をゴム紐で括られ、股間をねぶりまわされ、悶絶寸前の のり佳。

「奥さまの、お汁は最高扱でございます。マッタリしていて、それでいてしつこくない。ほっほっほっ」
のり佳の股間は、源蔵の唾液と愛液でねとねとに粘っていた。
「奥さまの体が、欲しくてたまらない、とおしゃております。源蔵めは、ちゃんと用意しておりますよ」

源蔵は、黒いバイブレーターを取り出した。
普通の物より大ぶりで、根元に脱落防止用の紐がついている。

「あんな、ちっちゃなローターでは奥さまは満足できないでございましょう」
バイブをのり佳に見せつけた。
「いやああぁっ、やめてぇっえ!」

汗で顔面までも塗れ、黒く艶やかな髪も顔に貼りついていた。
容赦なく源蔵は、バイブをのり佳の股間へともっていく。
「ここはどうじゃあ、ひっ、ひっ」
バイブを剥き出しのア○スにあてた。
 まだこんな力が残っていたのか、と思える程、まるで生きのよい魚のように激しく体が躍った。
「まだ、未通のようでございますね。ゆるゆると源蔵めが開発してあげとうございます。ほっ、ほっ」

のり佳が体を激しく体を動かすと、乳首のゴム紐が一斉に引き合い、重りが弾け、乳首を四方に摘みまわす。
その刺激を受けまいと、動かずにしたいのだが、源蔵の舌使いに体が反応してしまうのであった。
のり佳の乳首は豆の様に硬く咎た。

源蔵は バイブの側面をバ○ナ全体に、ヴァイオリンを弾く様にあて始めた。
前後にゆっくりと バイブが滑る。振動を与えられた襞が 震える。 
のり佳の体は、うねりつづける。

テカテカに黒光りしたバイブを源蔵はぺろりと舐めた。
そして、バ○ナに突き刺すように、ゆっくり押し付けて行った。

バ○ナ全体が、びっくりした様に大きく広がり、いったん、侵入を拒むかの様に広がりを止めたが、うむを言わさぬ押しに 一気に口を開けさせられる。
すかさず源蔵が押し込んだ。

 のり佳は一瞬、のけぞったまま硬直したが、ああっ、と声をだしたまま気絶した。
「これしきで参ってはいけませんぞ、奥さま。これでは先が思いやられるでございます」

 源蔵は、ぐったりしているのり佳のウエストに細い革バルトをしめた。
バイブの根元についている二本の紐をそれぞれ鼠頚部を渡してベルトに括った。
「どんなに、あばれてもバイブは奥さまを責め続けますよぉ、ほっ、ほっ」

源蔵は、コップに水を汲んできた。二口ほど飲んで、失神しているのり佳の口に唇を重ね、水を注ぎ込んだ。のり佳は、無意識に水を飲み、うっすらと目を開けた。

 ぶっ

のり佳は、水を吐き出し、唾を吐きつづけた。
 源蔵は、のり佳の顔を両手で強く押さえつけた。

 ひっ

 のり佳のアゴの先に付いている唾液を源蔵は、音を立ててすすった。
「これで奥さまと源蔵の唾がお互いの体に入りました。うほっ、ほほほっ」

「さあ、奥さま、今度はもっとよく、バイブを味わっていただきとうございます」

源蔵は、のり佳の股間を覗きこんだ。
バイブは低い音をたて、バ○ナを時々震わしている。
外側のヒダが白濁した液にまみれ クリト○スが、紫がかった色で、弾き出た様に大きく芽をだしている。 

「おう、おう、かわいい芽が出てきたわい」
源蔵はのり佳の芽を舌先で転がした。

 はぁっ、おっぷ! やめてぇっ、もうやっ、うっぷっ、しんじゃううっ!

自分の唾とのり佳の体液で顔をテカらして、源蔵がカブリついている。
「奥さまは、とっても善い音色でお鳴きになる。奥さまの芯芽に風鈴の短冊をつけてさしあげましょう、おっほっほ」
「もう、もうっ、これ以上やっ、やめてっ、ねっ、おねがいよっ、ひっいっ、いいっ!」

 源蔵が糸の付いた短冊を持ち出してきた。
再びのり佳の股間にしゃがみこみ、クリト○スを舌で転がしながら、口を着け吸った。
赤黒く飛び出したクリト○スに、器用に糸を縛り着けた。

バ○ナから、糸が垂れ、糸の先に短冊が付いている。
「さあ、扇いでさしあげましょう」
団扇でゆっくり風を送り始めた。
短冊が揺れ始めた。
 煽られた短冊がクリト○スをツンツン、と引き回す。

 あっ…! いっ!

 のり佳は、完全に自我を失った。
透明な涎が一筋落ちた。
意味不明の言葉を発して、淫らに腰が動き始めている。
乳首から延びたゴム紐に引張られ、乳房が生き物の様に蠢いている。

源蔵は団扇でめいっぱい扇いだ。
短冊が強風に煽られ狂った様にくるくると舞った。
糸を伝って流れ落ちた愛液が、短冊に撥ねられ飛び散った。



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