2014.07.12.

捨てられた猫
002
一二三



■ 勘当の身2

 扉を開けて中に這入ると1mの踏み込みが在り高さ10cmの上り框に成って居ます、靴を脱いで下駄箱に入れ、上がった所がダイニングキッチンで、片側がトイレと浴室でした、其の奥に可也広いPタイル貼りの部屋が在り、其の奥にWベッドを置いた寝室が在りました。
「此のPタイルの部屋はねSVやSMを愉しむ部屋でね、御主人様達が此の世の憂さを忘れる事の出来る部屋だよ、此処に這入ったら御主人様には絶対服従で、何をされても逆らってはいけない、御主人様がされる事は普通の男女の営み以上の事だ、此の台を見たら判るように此れは婦人科診療台だ、散髪椅子と似ているが機能は全然別だ、御主人様がM女を可愛がる為の極楽台だ」
 壁にはロープ、紐、鞭等か整然と掛けられ、其の下には色んな椅子や低いマイクスタンドが並んでいます、片隅のガラス棚には婦人科で使う器具が冷たい光を放っています、春香は思いました、先生や須藤さんが言っていたSMプレイと云うのが是かなぁとボンヤリ気付きました。
 色んな事を想像する暇も無く次の部屋に案内されました。此の階の中央部と思われる位置に在る部屋に這入りました、先程の部屋の2倍以上有りそうです。
「此処は主にSM専用だ、1度に男女10人ずつがプレイ出来る、御主人様達には最高の此の世の極楽だ、其の為に1夜で100万以上のお金をはたく、明日の鋭気を養う為にな」
 此の部屋は全部がプレイルームに成って居て、玄関を入り上がり框のドアーを開けると左側にWベッド3台分の大きなベッドが在り、中程に婦人科診療台が3台置かれ、壁には種々雑多な鞭やチエン、ロープ、紐等が掛けられ、大きなガラス製器具棚には大小様々な婦人科器具や見た事の無い器具が並んでいます、春香も1度堕胎しているので見て解る物も有りますが、どの様な使い方をするのか分からない物の方が多いようです、反対側の壁にはX磔台や十字磔台が在り、其の横には三角木馬や暴れ木馬が在り、ラブホテルにも在ったSEXマシンが並んでいました。一番奥には洗い場の広い浴室が在り片隅に透明の洋式と和式便器が2台ずつ置かれていました。
「春香さん、大体判りましたね、此れから会長に会って頂きます、会長のOKが出れば身体検査を致します、宜しいですね」
 春香には何だか分からない内に押し流されそうな気がして、
「アノー、一つだけ聞いて宜しいでしょうか」
「イイですよ、何でも気軽に聞いて下さい」
「是ってSEX床屋ですか、売春で捕まりませんか、そうなると親兄弟が泣きますわ、其れで無くても今の私は勘当同等の身ですから」
「其の事かね、其の心配は絶対に無い、理由は会長室で詳しく話します、君も此の街に来て此処の噂は聴いた事有るだろう、皆さん如何言ってますか、売春床屋と言ってますか、僕は聞いた事無いけどね」
「スミマセン、有りません、私の早とちりです」
「マァ、そう気にしなさんな、行きましょう」
 13階の広いイヴェント会場の、ステージの裏側に在る会長室に案内されました、店長がドアをノックして、
「西村です、失礼します」
「はい、どうぞ」
 中から重々しい声が返って来ました。入口の机に秘書らしい中年の女性が居て、店長が書類を渡すと女性は其れを会長の所に持って行き、ファイルの1ページ目を開いて会長に渡しました。
 60才を少し超えたかと思われる恰幅の良い会長は書類から目を離し、
「サァ、どうぞ、此方にお掛け下さい」
 と言って応接セットを指されました、店長と春香は客席に座り、南社長と会長は主席に座りました。
「申し上げます、此の度南社長から紹介頂いた柳川春香さんです、此方は当企業グループ会長の東条様です」
「ハイ、東条です、宜しくね気軽にいて下さい」
「柳川春香です、宜しくお願いします」
 挨拶が終わった処で店長が、
「春香君、之から色々聞きますがね、何事も包み隠さず答えて下さいね、是は一番大切な事ですからね」
「ハイ、分りました」
「今、貴女にお見せしましたが、此の店で働く気が有りますか」
「ハイ、私で宜しければ働かせて下さい」
「最初に言った通り此の店は完全会員制ですから一元の客は這入る事が出来ません、会員様は全員身元が確実で健康管理が出来ていて、お金に余裕の有る方ばかりです、社会的地位も政界財界の重鎮で、世間体を一番大切にする方ばかりです、だからプライベートには過分の金を使います、是が自分自身を成長させる肥やしと成って居るのです、分りますか」
「ハイ、大体判ります」
「此の世の中の人間は男と女しか居ませんが、貴女はセックスは好きですか、嫌いですか」
「そんなぁ、嫌いではありませんわ」
「家庭持ちの二人の男としていたのだから嫌いな訳は無いですよね、精液は飲みましたか」
「イヤァー、そんなぁー、答なければいけませんか」
「そうだよ、何事も隠してはいけないよ」
「飲みました」
「美味しいですか」
「最初は臭くて苦くて嫌だったのですが、今は美味しいです」
「お尻の穴も使えますか」
「お尻でした事有りません」
「二人の男性と同時にした事有りますか」
「二度有ります」
「どんな形でしましたか」
「一人がオマ〇コで一人がお口でした」
「一人の時と二人の時とどちらが良かったですか」
「二人の時の方が燃えました」
「セックスは悪い事と思って居ますか」
「悪いとは思って居ませんが、何だか分からなくなりました」
「そうだろうね、分別の有る大人に、免許を餌に玩具にされて棄てられたのだからね、悔しいだろう」
「腹が立ちましたけど、今は自分がいけなかったと反省しています」
「最初に言った通り此処の会員様は世界の最高級の紳士ばかりだ、会員様は皆様御主人様で、貴方達はご奉仕する下僕、言い換えると奴隷だ、立居振舞い全般に気を付けてお仕えしなければならない、御主人様には絶対服従だ、逆らってはならない、言葉使いは敬語で否定語は一切使ってはならない、例えば、嫌、出来ない、駄目等だ。先ず貴女の接客態度を見て担当コースを決めます、其の為此れから身体検査と技能検定をします、検査は隣の特別室で行います、陽子先生お願いします」
 春香は否応なく陽子先生に連れられて特別室に這入りました、部屋の中央に婦人科診療台と処置台が在り、奥の壁いっぱいに長椅子が置かれ左側には、身長計、体重計、座高計、乳房計等が有りました。
「春香さん、計測しますから裸に成って下さい、脱いだ物は其の籠に入れて下さい」
 陽子先生だけなので春香は安心して裸に成りました、身長、体重、座高、と測られ、乳房計で乳房の直径、出っ張り、垂具合、重さ、硬さを測られ、乳首の大きさ、直径、高さ、感度を測られ、口の中を調べられ、指を咽喉奥まで入れられて吐き気具合を調べられ、採血、採尿をされ婦人科診療台に乗せられました。
両足を足台に乗せ、M字開脚に開いて固定されました。春香は先生の子を孕んで堕す時と同じ恰好を想い出しました。
 此の時会長室方の扉が開いて、会長、社長、店長が入って来て、婦人科診療台を取り囲みました、春香は遂に来るものが来たと観念しました。
「陽子、如何かね、使い物になりそうかね」
「ハイ、外見は良さそうですわ、此れから内診を致します」
大きく開かれた股間には陰毛が10mmほど伸びています、陽子は陰毛を摘んで引っ張り、
「此処は何時も剃って居るのですか」
ハイ、半月前まで剃って居ました」
 春香のオマ〇コは顔のオチョボ口に似てやや土手の高い可愛い縦半円でアウターラビアを開くと中から少し赤みの着いたインナーラビアが現れました、其の頂点には陽子が無理に剥き出した小豆粒位のピンクのクリトリスが覗いています、陽子が其のクリトリスを指の腹で弄ると、
「アハァー、イヤー、オカシクナリマスー」
 陽子が口を着け吸いながら舌先で弄ると、
「アハ、アハ、イヤー、アハ、アハ、イク、イク、イクマスー、・・・・・」
「ウン、感度は良さそうだな、オマ〇コの中には何が這入りますか」
「チンチンとバイブです」
「バイブは何ミリですか」
「30ミリと言ってました」
「バイブとチンチンどちらが良いですか」
「チンチンの方が好きです」
「妊娠は一回だけですか、避妊は如何していますか」」
「ピルとコンドームです」
 陽子が桜井式クスコを取り出し、春香のオマ〇コに挿入します、春香が痛いと云うまで広げハロゲン光で中を照らしました。奥で小さな子宮口が愛液を潤ませています、陽子が6mmの金属ブジーを子宮口に刺し込みます。
「痛く無いですね、1度掻把してるから楽に這入りますね、気持ちは如何ですか、こう遣ればどうです、痛かったら言って下さい」
「アハァー、キモチイイデス、イイワァー、イイデスー、・・・・」
陽子は子宮頸管、子宮底を優しく弄り、Gスポットをブジーと指で弄ります。
「イヤハァ、アハ、アハ、アハ、アイーー、イク、イク、イイデスーー」
 陽子は尿道を指で押さえて、
「此処には何か入れましたか」
「なにも入れていません」
 陽子は肛門に人差指を当て、
「此処には何を容れましたか」
「何も入れた事有りません」
「浣腸をした事も有りませんか」
「ハイ、有りません」
「其れではね、此れから此処に指を入れます、違和感が有りますが心配は有りませんからね、直ぐに好くなって来ますからね」
 陽子が人差し指を挿入して緊張している肛門括約筋を優しく解します、
「痛く無いでしょう」
「痛くは無いけど不潔ですから辞めて下さい」
「そお、不潔なのは貴女でしょう、こんなにウンチ溜めて、便秘症なのね、何日出てないの」
「ハイ、今日で四日です」
「アラ、アラ、そんなに溜めては毒ですよ、此の綺麗な肌が直にオバーチャンに成りますよ、お浣腸しましょうね」
 陽子が猫撫で声で浣腸を宣告し、お化けの様な大きな注射器を取り出し、浣腸液を吸引して春香の肛門に突刺しました。
「出したくなっても出しきゃ駄目よ、10分と言いたいけど最初だから5分で許してあげるわ」
 と、言いながら陽子はゆっくりとシリンダーを押して注入して行きます、注入が終わって1分も経たない内に春香は、
「アア、出ます、出ます、アアアー、お腹痛いー、デマスー」
「何言ってるの、未だ1分も経ってないわよ、我慢しなさい」
「だってー、イタイー、出ますー、お腹裂けますー、・・・」
「御主人様、オッパイ揉んで遣って下さい、騒ぎ過ぎますから」
 左右の乳房を会長と社長が弄りに掛りました。
「アハ、ダメー、デルー、ウグー、ウングーー、・・・・・・」
「あまり騒ぐと可愛いクリちゃんに針刺しますわよ、出るといけないから栓をしましょうね」
 陽子は25mmのアナル栓を取り出し肛門に押し込みました。
「イタイー、サケルー、アアアー、・・・・・・」
 両乳房は百戦錬磨の会長と社長の手で執拗に嬲られ、股間は女の鳴き所を知り尽くした陽子に弄られて、春香は玉の汗を噴き出して喘ぎます。
「5分経ったから出させてあげるわ、御主人様に貴女の不潔な腹の中の物を見て頂きなさい、全部綺麗に出すのよ」
 陽子がアナル栓を抜くと婦人科診療台にセットされている汚物缶に、グニュ、とウンチが出て、シャー、プピププ、グニュ、ピピシャー、グニュ、グニュ、プパ、シャー、グニュ、グニュ、グニュ、・・・・・・・・」
「ホー、出ましたね、此の臭いはいけませんね、早く始末しなさい」
 汚物缶を新しいのと取り換え、もう一度1リットツの洗浄液を注入され、直腸内を綺麗に洗浄されて浣腸が終わりました。



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