2011.06.18.

特別授業−現場主義
003
百合ひろし



■ 3

道代は夏奈子の乳房を揉みほぐしながら少し考え、それからニッコリ笑った後、人指し指と中指で軽く乳首を摘んだ。夏奈子は体を一瞬ピクンと反応させた後、真っ赤になった顔を道代からそらし、壁側を向いた。それから片膝を立てて落ち着き無く足を動かした。道代は、
「さて、簡単な問題よ。今触ったのは?」
と聞いた。夏奈子は、
「……おっぱい」
と答えた。すると道代は摘んだ乳首を指で転がすようにいじった。、
「フフッ、俗な言い方じゃ駄目よ。正式名称でお願いね」
と言って、夏奈子に言い直すよう促した。夏奈子は両手で顔を覆い、
「乳房……でいいですか……?」
と聞いた。道代はもう一度乳首を指で転がした。そして、
「乳房は全体でしょ?私が今摘んでるこれは?」
と聞いた。もう夏奈子の反応が楽しくてしょうがない感じだった。夏奈子がなかなか答えないのでもう一度乳首を転がした。
「んくっ、擽ったい―――恥ずかしい……」
夏奈子がそう言うと、道代はがら空きになってるうなじを反対の手で擦って、
「早く答えてね」
と言った。夏奈子は顔を両手で覆ったまま軽く首を振って、
「ち……乳首です」
と答えた。道代はクスクスと笑い、
「はい、正解。で、その乳首が段々勃ってきてるんだけど何でかな?」
と聞いた。夏奈子はもうどうして良いのか分からなくなっていた―――、今まで味わったことの無い感覚が体の中から沸き上がって来ている事に気付いた。それが乳首を勃たせているものの正体である気がしたが、わからないものは説明の仕様が無かった。その為、
「恥ずかしい……からです」
と答えた。道代はその答えを聞いて気に食わないと言わんばかりに目を細めて、
「ふーん」
と言って更に刺激を強めた。すると、
「ん、あっ」
と夏奈子は軽く声を上げた。今まで話していた声とは異質な声だった。道代はその声を聞くと満足そうに、
「恥ずかしいと今の声が出るんだ、初めて聞いちゃったな。ねえ富永後輩」
と笑みを浮かべて言った。話を振られた恵子も壁際からベッドの側に来て、
「私も初めて聞いたね。小学校のHRはそんな声だらけだっけ?」
と嫌味を含ませて言った。夏奈子は、
「んっ、ううっ……」
と声を抑え、首を振った。道代は、
「大体人が話をしてるのに顔を隠してるなんていけない娘ね」
と言って、今度は両手で両方の乳首をいじり回した。夏奈子はその瞬間、つき抜けるものが来た。思わず顔から手を放し、両肘を後ろ肘の様にベッドに押し付け、背中を持ち上げ、顎が上がった。目をきつく閉じて、
「あっ……あん!」
と声を上げた。道代はその反応を見て、顔から手が離れたことに満足し、一旦手を止めた。
「はあはあ……」
夏奈子は息が少し上がっていた。そして刺激が来なくなって少し落ち着くと今の感覚も引いていった。
「どう?大分気持ち良くなって来たんじゃない?」
道代は嬉しそうに言った。夏奈子は、
「良く分かりません……」
と顔を赤くしたまま答えた。道代はニッコリ笑って、
「そのうち貴方の口から気持ちいいって言葉が出るわ―――」
と言って、恵子を手招きした。
「ちょっと続きはお願いね」
と言って水道場に向かった。そして白衣のポケットから鍵を出して、水道場の隣にある鍵の付いた引き出しの鍵を開けてからある物を取り出した。そしてそれと共に手を洗い、手とそれを消毒した。それからそれをタオルでくるんで戻って来た。

「うっ……んっ……あっ……」
夏奈子は恵子に両方の乳首をいじられ、顔を赤くして目を閉じて声を出していた。それだけではない―――。足の方も段々落ち着きが無くなってきた。その様子を見て道代は、
「富永後輩―――、力入りすぎてるわ、もっと力抜くと良いわよ。それじゃ乳首相手に格闘技じゃない」
と口に手を当てて笑いながら言った。恵子も思わず道代のその例えに笑ってしまったが、
「先輩、こんな感じですかね?」
と言いながら、道代に言われた通りに力を抜くと、
「は……あんっ!」
と夏奈子は顎を上げて背中を反らした。道代はそれを見て、
「そうそう、上手ね」
と手を叩き、夏奈子の足に手をやった。そして膝を立てている方とは逆の足を掴んで開かせた。夏奈子は乳首をもてあそばされ、体の中から来る感覚―――快感に支配されながら、そしてそれが快感である事に気付き始めたがそれに抵抗し、
「な……何するんですか……ああっ」
と聞いた。道代は、夏奈子の足を開かせた後、がら空きになった股間を見た。夏奈子の質問はガン無視だった。そして、パンティに染みが出来てるのを確認し、
「ふーん、濡れて来たわね。でももうちょっとかな」
と思い、それから濡れた染み部分を人指し指で軽く触れた後、軽く押し込みながら円を描くようになぞった。
「あっ、ああっ」
夏奈子は下半身から来る新たな刺激に声を上げた。道代はネットリと濡れた自分の指先を見て、夏奈子の足側から先程乳首をいじった時に立ってた位置に戻り、恵子に対して乳首への愛撫を止めるよう制した。恵子が止めると夏奈子は沸き上がる快感から解放された。それからゆっくり目を開けると、目の前にネットリと濡れた指を突き付けられた。
「さっきよりは難しい問題よ。私の指についてるこれは何でしょうね?」
道代は楽しそうに聞いた。夏奈子は、
「わ、分かりません……。何ですか……?」
と聞き返した。すると道代は、
「質問してるのは私よ。―――大体、貴方の体から採ったものなんだけど。こんな事もわからない様な低脳だから未成年で煙草吸うのね」
と呆れた表情を見せた。夏奈子は言い返そうにも自分が負けるのはもう解っているので何も言わなかった。道代は、
「本当は知ってる癖に―――。こうやって嘘をつく生徒は私は嫌いよ。富永後輩、遠慮は要らないわ。答える気になるまでやって」
とにっこりと笑って言った。恵子は夏奈子の乳首を中心に、腰や太股にも手を伸ばした。しかし、決して股間には触れなかった。
「あっ、ああっ、あっ、あっ、あん!」
夏奈子は目をきつく閉じて顎を上げ、背中を反らしてあえぎ声を出し続けた。そして無意識のうちに段々足が開いてきた―――。恵子は愛撫を止めず、道代はその様子をただ見ていた。
「ああっ、あっ、あっ、あん、ああん」
暫く恵子にいいようにされていた夏奈子は更に声のトーンを上げてあえいだ。そして我慢出来なくなって来た―――。頭では何に我慢出来なくなってきたのか分からなかったが体は正直に股間をいじられる事を望み、更に足を開いていた。
「あああっ!い、言いますっ!ああーっ!」
夏奈子が懇願する様に言うと道代は恵子に愛撫を止めるように言って、先程と同じ様に夏奈子のパンティの染み―――いや、もう"染み"と言うレベルではなく愛液が浮いてキラキラと光っていた。
「もう―――充分ね。体は」
道代はそう思い、先程と同様にその愛液を指に絡み付かせた。その刺激で夏奈子は、
「ああっ」
と声を上げて腰がビクッと軽く跳ねた―――。

「ではもう一度聞くわ。これは何かしら?」
道代は夏奈子の愛液が絡み付いた指を夏奈子の目の前で見せて聞いた。夏奈子は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながらも何とか勇気を振り絞り、
「あ……愛液……です」
と答えた。道代は、
「それは俗な言い方よね?テストで点はやれないわよ」
と言った。夏奈子は上半身を起こして道代に目を合わせて、
「ほ、本当にそうとしか分かりません―――。駄目ですか……?」
と聞いた。道代は夏奈子の様子から本当に知らないと悟り、残念そうに、
「仕方ないわね……。折角体を起こしたなら自分で股間を見てみなさい」
と言った。夏奈子は言われた通りに起きてパンティに指を通して直した後自分の股間を見て驚いた―――。確かに股間が濡れてる感覚はあったが少しチビった程度と思っていた―――。
「こ……こんなに……何で―――?」
夏奈子は知識では女が性的に気持ち良くなってくれば股間が濡れて来る事は漫画等で知っていたが、今自分がそういう状態にあるということを受け入れられずにいた。そう―――彼氏はいないし、ここで自分をいじり回しているのは自分を愛している訳でも何でも無い養護教諭と体育教師ではないか―――つまり"気持ち良くなる訳が無い"からだった。
「膣分泌液よ。覚えておきなさいね」
道代は言った。夏奈子は、
「はい……」
と答えて下を向いた。視界には愛液で濡れた縞パンを穿いている股間が入り、恥ずかしさに軽く首を振った。ツインテールも揺れ、丁度乳房を隠す形になった―――。道代は、
「ま、愛液なんて答える位だから役割は分かってるわね」
と夏奈子の愛液で濡れたままになっている人指し指を立てて聞いた。夏奈子は、
「はい……習いました……。ペ○スを入れる為―――です。スムーズ……に」
と下を向いたまま答えた。すると道代は満面の笑顔で、
「大正解―――嬉しいわ。でも人間の場合は、その前に色々前戯をするわね」
と言って、夏奈子を横にさせて、再び乳首を愛撫した。道代の愛撫は恵子のとは違い、絶妙な力加減で、更に指に絡み付いていた愛液が乳首に絡んだ事でヌルッとした感覚が更に快感を倍増させた。
「あっ、あん、あん、あああっ!」
夏奈子はすぐに快感に支配され、鋭いあえぎ声を上げ、背中を反らし、腰や足をうねうねと動かした。道代は今度は今までとは違い、右手では乳首を愛撫したまま左手を夏奈子の股間にやり、まずは指2本でパンティの上から軽く押し込む様に擦った。
「どう?気持ちいいかしら?」
道代は聞いた。夏奈子はあえぎ声を出しながらも首を振った。道代は、
「フフッ、強情ね。まあいいわ。で―――ここは何かしら?」
と質問した。この様子というか、これだけあえいでいて気持ち良くない訳が無い、何れは夏奈子の口から気持ちいいと言って来るから―――。夏奈子は足を開き背中を反らし、頭頂、肘、尻、足の裏だけで体を支える体勢になっていた。そして道代に愛撫されてない方の乳房を揺らしながらあえいでいた。
「あん、んくっ、い、ああん、陰っ、陰核です―――」
目をきつく閉じてあえぎながら何とか答えた。道代はクスクス笑い、
「はい正解。良く解ってるわね。まあクリ○リスって言い方の方がよく知られてるわね。じゃ、ご褒美よ」
と言って更に激しく愛撫した。それに合わせてネッチョネッチョと嫌らしい音が響いた。

「じゃ、富永後輩。乳房―――乳首よろしくね」
道代は恵子に指示した。恵子は、
「アイアイサー」
と体育会系らしく返事して、言われた通りに夏奈子の乳首を優しく愛撫した。道代は夏奈子の足の方に移動し、
「じゃ、ここは?」
と指3本でタッチした後円を描くように擦りながら聞いた。夏奈子は、
「くっ……、あああっ!陰……ああん、あっ、あっ」
と答え掛けたが快感に負け、それ以上は言えなかった。道代は態と擦り続けた為そのまま夏奈子はあえぎ声を出し続けた。道代はニコッと笑い、
「はい、時間切れね。正解は陰唇よ。じゃ罰を与えますね」
と言って一旦手を止めそれからパンティの横からスッと指を入れて―――クリ○リスを軽く摘んで転がした。すっかり充血し、また愛液でグチャグチャに濡れ、ペ○スを受け入れる準備が出来てる事が解った。
「あああっ!!」
夏奈子は電気に撃たれた様に腰から跳ね、肘と背中からドサッと崩れ落ち両手で顔を覆った。
「ああっ、あああっ!」
道代の攻撃は止まない。夏奈子は体全体を反応させひたすらあえいだ。道代は、
「さてと、これで気持ち良いでしょう」
と言ってクリ○リスを摘んでいた指を離し、その指2本をを膣に差し込み、親指の腹でクリ○リスを刺激した。可愛い縞パンティの横から手を入れ中でモゴモゴやっている感じは、道代は丸見えより嫌らしく思った。
夏奈子は頭頂で体を支え背中を反らしたり、崩れ落ちたりしたりしながらあえぎ声を出し続け、一方膣からはどんどん膣分泌液―――愛液を流し続けた。そして恵子に乳首を、道代にはクリトリスと膣―――と同時にやられ、頑なに拒んでいた心もとうとう快感を受け入れてしまった―――。
「ああん!き、気持ち……いい……ですっ。ああっ!」
道代はそれをはっきりと聞いたので手を止めて、夏奈子のパンティから指を出した。それから恵子にも愛撫を止める様指示した。そして、
「気持ちいいって認めたわね……。じゃあ続き行きましょう」
と言った。勿論満面の笑顔で。夏奈子は反論出来ず、片膝を立てた大の字状態でただ肩で息をしていた―――。



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