速水「さーてこの大会もいよいよ佳境に入ってまいりました! 準決勝のスタートですっ! 第一試合は緋勇龍斗選手VSアディム選手。熱いぶつかり合いが期待されますっ!」
舞「確かにこの大会もずいぶん長いことやってきたものだ……すでに半年以上だからな」
マスター「(ぜーはー言いながらギリギリで戻ってきて)……ま、なんのかんのいいつつけっこう受け容れられてるみたいだからな、この大会。さて、それはさておき今回の試合みんなはどう見る?」
トロデ「アディム殿が有利であろうな」
舞「私は龍斗を推す」
マスター「ふむ。俺は六:四でアディムかね」
速水「なるほどー。それはつまり能力はほぼ互角だから回復能力のあるアディム選手を推すか機動力のある龍斗選手を推すかって違いですね?」
舞「……うむ」
トロデ「こりゃ、わしらの台詞を取るでない!」
速水「えーだってー思考わかりきってんのにいちいち聞くのたるいっていうかぁー。無駄ゴマ削除、みたいな?」
トロデ「……お主実は相当ふざけた性格じゃな?」
速水「えーそんなことないですよぅv ま、それはさておきマスターさんのご意見の理由は? やっぱ親バカ同類項だから?」
マスター「一緒にするなって。まぁあいつの親としてのエネルギーも考慮に入れてはいるが……」
速水「やっぱり」
マスター「最後まで聞けって。能力はどっちが上って言えるほど差はない。それぞれの特殊能力も使いよう次第では戦局を変える。士気はどちらも高い。と、なれば」
速水「なれば?」
マスター「あとは応援してくれる人の多さだろう。いざという時のふんばりはそれで決まるからな。なんのかんの言いつつあいつけっこう人気あるみたいだし」
速水「あーつまり要はあれですね、少年ジャ○プ方式! 人気のある奴が勝ち残るという! わかりやすいですねーv」
マスター「そうともいえるが……もう少しオブラートにくるめよ」


皆守「……あー、だりィ」
龍斗「…………(ぐっ)」
アディム「…………(じりっ)」
皆守「………始め」
 カーン!
龍斗「ふっ!」
 ずどぉんっ!
アディム「でやぁっ!」
 がごすっ!
速水「おーっとぉ両選手、いきなりガチンコ勝ー負っ! お互い一気に懐に入り込んで全力攻撃ですっ! 双方ほぼ零距離で最大打撃を全力で打ち合うっ!」
舞「馬鹿な……そのようなやり方ではアディムが圧倒的に有利ではないか」
マスター「確かに。アディムには意識さえあれば即座に傷を全回復できる呪文ベホマがある。対して龍斗はある程度の傷を結跏趺坐で治せるだけ。防御のことを考えず打ち合えば先に倒れるのは龍斗だ」
龍斗「せぁっ! でやっ! うりゃぁっ!」
アディム「だっ! りゃっ! ……ベホマ!」
速水「アディム選手傷を治療――」
龍斗「――っ!」
 とすっ。ぶおっ。ずばしゃっ!
アディム「が……は、あ……!」
 がくり。
速水「こ……これはっ、アディム選手……龍斗選手に傷口に指を突っ込まれて倒れたーっ!?」
セデル「お……」
ルビア「お父さんっ!」


速水「これはいったいどういうことなのでしょうか解説のみなさんっ!?」
トロデ「う、うむ……ベホマで傷が治る瞬間龍斗が傷口に指を突っ込んで、とたんアディム殿が体中から血を噴き出して倒れたように思えたが……」
速水「もしやこれは……龍斗は北斗神拳の伝承者なのでしょうかっ!?」
マスター「なんでだ!」
速水「はいツッコミどうも。でも実際そのくらい不可思議な現象ですが?」
マスター「……俺にもよくわからんが……もしかして、龍斗はベホマの効果を狂わせたんじゃないか?」
速水「といいますと?」
マスター「ベホマで傷が治る瞬間に気を体内に直接流し込んで呪文の効果を狂わせる。少なくともベホマが気功と似たようなものならそれで説明がつく。自分の体の気の流れを乱されたら傷を治すどころかとどめを刺すことになりかねない」
トロデ「じゃが、ベホマは魔力によるもの。本来なら体内の異物を排除する効果も持ち合わせているはずじゃし、き≠ニやらを体内に送り込まれようがなにをされようが効果は発揮されると思うのじゃが……」
速水「……っと、ただいま情報が入りましたっ! 龍斗選手はどうやら式神ソロモン≠使用した模様っ! 超広範囲の呪詛攻撃をすべて指先一点に集中させてアディム選手に呪詛をかけたようですっ!」
舞「式神の発動を遅らせたと? そもそも式神の発動は本人にすらコントロールできないものではなかったのか」
速水「えー、どうやら式神本人、というかモデル本人が自分の呪力とアディムの魔力どっちが上か試してみたいとかで、式神をちょっといじった模様。今回限りの特別製で一回しか使えないが効果は抜群とのことっ! ……これでアディムのアドバンテージ、回復能力は封じられたーっ!」
龍斗「……俺もある程度傷は負ったが、まだまだ戦える。どうする、降参するか、アディム殿?」
ルビア「お父さんっ……」
セデル「お父さーんっ、負けないでっ、頑張ってーっ!」
アディム「……答えは、わかって、るんだろう?」
龍斗「(ふっ)……そうだな。では、遠慮なくいかせてもらうっ!」
 ずどどどっ、ががががっ、たたーっ!
速水「おーっと龍斗選手凄まじい勢いで技を繰り出しまくるーっ! しかも攻撃が終われば即座に退避するのも忘れないっ! 機動力を活かした完璧なヒット&アウェイ戦法ーっ!」
アディム「………っ!」
龍斗「言っておくが――俺が油断するなどとは思わん方がいいぞ?」
アディム「……わかって、るよ……っ!」
 ぐんっ!
速水「な……なーんとっ、これはぁーっ!?」


速水「アディム選手っ……宙を飛んだぁーっ! 大きく間合いを取っていた龍斗選手の懐へ一気に飛び込むーっ!」
龍斗「………!」
アディム「これで――五分だ!」
 ズンッ!
速水「アディム選手龍斗選手の足を踏むっ! 全体重と全筋力の乗った踏み込みだーっ!」
龍斗「……く!」
アディム「はぁぁっ!」
 ずがすっ! ばぎっ! がづっ!
速水「お互い超近距離で攻撃を叩き込むっ! 再び間合いを詰めての壮絶な殴り合いだーっ!」
風祭「たんたんッ……!」
セデル「お父さーん、負けないでーっ!」
ルビア「お父さん、お父さん……!」
龍斗「………(ゼーッ、ハーッ)」
アディム「………(ハーッ、ゼーッ)」
龍斗・アディム『これで……』
 ごおぉぉっ!
龍斗・アディム『終わりだーっ!』
 ずがんっ! ……がくっ。
速水「……これはっ……両者壮絶な殴り合いの末のダブルノックアウトーっ! 皆守審判がカウントを取りますっ!」
皆守「……1。……2」
速水「どちらが有利でしょうか、解説のみなさんっ?」
マスター「普通に考えれば至近距離は格闘の専門家である龍斗の距離だ。ダメージもアディムの方が大きい。だが……」
トロデ「アディム殿は至近距離での杖術も身に着けている。どちらがより強いダメージを与えることができたかは……」
速水「おぉっと!? 一人立ち上がった!? 勝者はどっちだーっ!?」
 …………――――
アディム「―――僕だ」
皆守「……9。……10。……勝者、アディム」
 カンカンカンッ!
 ウオオォォオォッ!!
風祭「……たんたん……」
セデル「お父さん……お父さんが、勝ったーっ!」
ルビア「………はーっ………」
アディム「――――」
 ばたり。
セデル「お父さんっ!?」
ルビア「お父さーん、お父さーん!」
ビアンカ「医務室に行くわよ!」


速水「さて……壮絶な戦いでしたが、どうですかみなさん振り返って?」
舞「知略よりもむしろ気力の方が目立った戦いだったな。双方特殊な戦術を使ってはいたのだが」
マスター「同感。正直どっちが勝ってもおかしくなかった。アディムが勝ったのは気力もあるがむしろ運だな」
速水「なるほど〜。まず、龍斗選手が間合いを詰めての殴り合いの中で式神を発動させましたね?」
トロデ「うむ、特殊に調整した呪詛でアディム殿の回復能力を封じようとしたのじゃな。世界が違うせいか動物にはならなかったが、ベホマの効果が狂って回復能力は封じられた」
舞「一気に大ダメージを負ったアディムに、龍斗は機動力を活かしたヒット&アウェイで畳み掛けるが――」
マスター「アディムの奇策で間合いを詰められ、足を踏まれて動きを封じられ、至近距離での殴り合いになった。龍斗がその気になれば足を外すこともできただろうが、その一挙動の間に倒されてしまうと思ったんだろう」
速水「その奇策とは、なんでしょうか?」
トロデ「バギクロスをアレンジして跳躍の瞬間足元で空気の爆発を起こしたのじゃ」
舞「真空を起こせば周囲から空気が流れ込む。そこを調整して空気を破裂させる。バギクロスのエネルギー量ならば相当な爆発を起こすことが可能だ」
マスター「龍斗はアディムが飛べる距離よりわずかに間合いを広げた場所に立っていた。その程度の距離なら空気の破裂で充分埋められたというわけだな」
速水「なるほど……あとは全力で殴り合って気力と運でアディム選手の勝ち、というわけですか……」
舞「そういうことだ」
速水「さて……ではインタビュアーのみなさん、選手たちはどうなってますかー?」
巴『……なーんか名前略させるよりも悪意を感じるけど。ともあれ二人とも医務室で看病されてまーす!』
風祭『ッたく、なに負けてんだテメェはッ、だらしねェなッ! いっつも偉そうなこと言ってるくせして馬鹿じゃねェのかッ、でかい口叩くんだったら言ってるだけのことやりやがれッ!』
龍斗『……そうだな。本当にそうだ』
風祭『……けッ、素直ならいいってもんじゃねェんだぞッ、だいたいテメェは……』
龍斗『澳継』
風祭『なんだよッ』
龍斗『すまなかったな。優勝できなくて』
風祭『なッ……てめ……ッ、馬鹿かいっぺん死ねこのボケ野郎ッ!(殴る)』
龍斗『(受ける)はいはい』
セデル『龍斗さーん、今回の戦いを振り返っていかがでしたか?』
龍斗『最善は尽くしたつもりではある。基本的に展開は予想通りだった――予想外だったのはアディム殿にいい当たりを何発ももらってしまったことと最後に殴り負けしたことだな。結局地力で負けていたのかと思うと正直悔しいが……ここはアディム殿を褒めるべきなんだろうな。俺の負けだ、間違いなくな』
ルビア『なるほど……じゃ、次はお父さんね。お父さん、今回の戦い振り返って……』
アディム『…………(どうしてセデルもルビアも先に僕に話を聞いてくれないんだい。お父さんを優先してはくれないのかい? お父さんはいついかなる時だってお前たち優先なのに……ブツブツ)』
ルビア『……どうだった?』
アディム『(にっこり)そうだね、正直苦しい戦いだったと思ってる。龍斗さんは本当に強かったし回復呪文を封じる手際も見事だった。勝てたのは僥倖だったと思ってる――でも、とりあえず勝てた。次も勝って、なんとしても優勝してみせるよ!』
セデル『うんっ! お父さん頑張ってね、ボク応援してるから!』
ルビア『わたしも……でも、お父さん、無理はしないでね?』
アディム『(一瞬だらしなく顔を緩ませて)ああ、もちろんだよ』
速水「はいはいラブラブ親子でけっこうですねー。さー次いってみよーv」


速水「準決勝第二試合、滝川選手VSユルト選手。解説のご贔屓同士のぶつかり合いですねー」
トロデ「ユルトー! なんとしても勝つのじゃぞっ、勝てねばほっぺつねつねの刑じゃ!」
舞「……滝川………負けるでないぞ……!」
マスター「まーこの二人の意見は私情入りまくりで参考にならないと思うから聞かないでおくとして。実際好カードではあるよな、最新のDQ勇者のユルトの能力のポテンシャルの高さはこのサイトでも有数だし、滝川の戦術能力は文句なしに最強だし」
速水「見所はどこでしょう?」
マスター「そうだな……この勝負のポイントは滝川の導き出す戦術的最適解をユルトがその能力の高さでどこまで打ち破れるか、ってことにあると思う。ユルトは『考えてもしょうがないことは考えない』が基本思考だからな、シンプルで駆け引きしようと最初から考えない分なまじ戦術を立てようとする奴より強いぞ。力と技の対決といってもいいかもしれないな」
速水「なるほどー。……さーていよいよ試合が始まろうとしておりますが……」


皆守「……始め」
ユルト「ギガスラッシュ!」
 ずどぉんっ!
速水「おーっとユルト選手初っ端から最大の攻撃技を放ったーっ! 滝川選手は……」
滝川「………」
速水「なんとぉーっ! 滝川選手攻撃の隙をついてユルト選手の後ろに回りこんでいるーっ!」
トロデ「ユ、ユルトーっ!」
滝川「……ふっ!」
 がつっ!
速水「滝川選手ユルト選手の急所を痛打するが……!」
ユルト「ったぁっ! ……ギガデイン!」
滝川「くっ!」
 どぉんっ!
速水「ギガデインの雷が降り注ぐーっ! 大規模な雷の嵐から滝川選手必死に身をかわすっ!」
滝川「……のやろ……!」
 だんっ!
速水「滝川選手雷の合間を縫って間合いを詰めたーっ! 踏み込んで超至近距離から腹に膝蹴りっ!」
 ぱんっ!
ユルト「うわっ、あっぶな! 手がひりひりしちゃったよ」
滝川「……くそっ……!」


ユルト「隼の剣・改で隼斬り四回攻撃!」
滝川「くっ! ……ふっ!」
ユルト「ったぁっ! ……んもうっ!」
滝川「っ!」
速水「ユルト選手豪快に攻撃ーっ! いまだ一発も滝川の体に当たってはいませんが……」
マスター「滝川もユルトに有効打を一発も与えられてはいない」
舞「……確かに、な。ユルトの防御力とタフネスは想像以上だ。ベホマがあることを考えれば、このままでは滝川がユルトを倒す前にユルトの攻撃がまぐれ当たりする可能性が高い」
トロデ「うむっ、そうでなくてはならん! ゆけっ、ユルト! 滝川を倒すのじゃ!」
速水「とはいえ滝川も余裕をもってユルトに攻撃を与えている様子ですが……おーっとぉ! ユルトがライデインを唱えたーっ!」
滝川「!」
速水「敵全体を攻撃するライデインの効果範囲は絶大っ! 滝川は――おーっと、足に攻撃を受けた模様ですっ! こーれはまずい展開だーっ!」
滝川「…………」
ユルト「…………」


ユルト「…………」
滝川「…………」
速水「これは? 双方急に動きを止め相手の様子をうかがっているようですが……?」
マスター「次の一撃で、勝負をつけるつもりだな」
速水「なんとっ!」
トロデ「滝川はおそらくは狙い済ましたカウンターを放つつもりであろう。足を封じられてはそれしかない。そしてユルトはテンションを溜めて最大級の攻撃を放とうとしておる。……勝負は、一瞬じゃぞ」
速水「なるほど……」
舞「…………」
 ――――――――ふわっ。
 だんっ!
ユルト「ハイテンションギガスラッシュ!」
滝川「ふっ!」
 どぉんっ!
トロデ「煙で見えんっ! ユルトは! ユルトの攻撃は当たったのか!」
マスター「ああ、かすかに見えた。ギガスラッシュは滝川の体を斬り裂いてたよ」
トロデ「そ、そうかっ!」
マスター「だが……」
舞「――あれはっ!?」
 ――ぐらっ、どさっ。
ユルト「………きゅう」
滝川「……ふぅっ」
速水「立っているのは……体から血を流しながらも立っているのは、滝川だーっ!」
皆守「……勝者、滝川」
 カンカンカンッ!
 ウオオォォッ!


速水「はいみなさん、勝者となったのは滝川ですが、最後どうやって滝川はユルトを気絶させるだけの攻撃を放ったのでしょうか?」
マスター「中国武術の返し技だな。必殺の攻撃を放とうとしている相手につっかい棒をするように腕を出してやることで、相手の攻撃力をすべて相手への打撃に変換する。しかも滝川は懐に隠していた鉄棒を同時に使って鎧の隙間に置いた。そりゃーダメージも計り知れなかったろうさ」
速水「でもそれって一歩間違えればもろ攻撃くらいますよね?」
マスター「実際ちょっと斬られてたしな。でも結局は大してダメージを食らわなかった。そこらへんの見極めの鋭さはお前らの方が知ってるだろ? ……なぁ、舞ちゃん?」
舞「……………(ふぅぅぅ)」
マスター「……そんなに心配だったのか? それなら医務室に行けばいいのに」
舞「なっ、ばっ、なぬにを馬鹿なことを……っ、課せられた仕事を放り出して私的な事情を優先できるわけがなかろうが!」
速水「んー舞のそーいう真面目なところはとっても魅力的だよv さーてトロデ王&三人組、そちらの様子はいかが?」
トロデ『ばかものーっ! 油断するなとあれだけ言っておったであろうがっ! ラプソーンを倒した勇者がなんというていたらくじゃっ!』
ユルト『えー、でも僕一生懸命やりましたよー。あれは単に僕より向こうの方が強かったっていうだけで』
トロデ『口答えするでないっ! だいたいお主というやつは……』
ヤンガス『おっさん、兄貴は疲れてるんでがす! ゆっくり休ませろい!』
ククール『……まぁ、相当大変な戦いだったっつーのは確かだな。お疲れさん』
ミーティア『大丈夫、ユルト? ミーティアに看病させて、ユルトが元気になるまで付き添うから』
ユルト『ホント? ありがとう!』
ゼシカ『怒り狂ってる父親の前でそーいう台詞はどーかと思うけどねー』
速水「おーい話聞いてますかーそちらのみなさーん」
セデル『あ、ごめんなさい! トロデさんがすごい怒ってたから……』
巴『えーっと、じゃ、滝川選手から。どうでした今回の戦いは?』
滝川『そーだなー……けっこー苦戦した。まさかユルトがあそこまで頑丈だとは思ってなかったっつーかあいつのぎりぎりの戦いって見たことなかったからさ、見当がつかなかったんだよ。ライデインの効果範囲も不意打ちだったし。足をやられたのは不覚だったな。一歩間違えたら負けてた。ちょっと悔しいぜ』
ユルト『えー、でも僕に勝ったじゃない。そんなこといわれたら僕立場ないよ』
ルビア『えっと、ユルト選手はいかがでしたか?』
ユルト『なんていうか、最初から最後まで翻弄されっぱなしだったって感じかなー。まともに戦わせてもらえなかったって気がする。さすがサイトで一番の古株だねー、強いよ。今度やる時はもっと別の方法で戦ってみたいな』
巴『とのことでしたっ!』
速水「はーいみんなありがとー。さーて次回はいよいよ決勝戦、ラストっ! 対戦カードはアディム選手VS滝川選手となりましたっ! 来月まで楽しみにお待ちくださいねっ! 扉の向こうで何かが起こる!」
マスター「そのネタわかる奴ほとんどいないと思うぞ……今に始まったことじゃないけどさ」

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