八百万間堂キャラでガチ対談・1〜バカップル対談

滝川「えーと、ども、『八百万間堂』最古株キャラの滝川陽平っす」
ゲット「DQ3・2ndパーティ勇者ゲット・クランズだ」
滝川「これから六ヶ月間は八百万間キャラの中のなんか共通点のあるキャラ同士でガチ対談、っつーのをやる予定です。それぞれのキャラの深いところ、っつーのをぐりごりと描き出せたらいーなー、と管理人は言ってました。……実際どーなるかは予定は未定、ってやつっすけど」
ゲット「まぁいつもといえばいつものごとくどうでもいいことをくっちゃべっているだけのネタだ、スルーしてくれても一向にかまわん。もちろんこのキャラとこのキャラを対談させろ、、とリクするのもバリオッケーだぞ。その二人にどーいう共通項があるのかを書き添えてくれるとモアベターだな」
滝川「俺らの『バカップル対談』みたいにな! ………(自分で言って落ち込んだ)」


滝川「で。バカップル対談、っつーことだけど……なんで俺がバカップルなのか、しょーじきどーにも納得いかねーんだけど」
ゲット「そうなのか?」
滝川「だって俺らはっきしゆってそんないちゃつけてねーもん! 外で手ぇ繋いだりすんのもたまにだけだしさっ、人のいるとこでチューとかめったにしねーし! 第一……一緒にいられる時間、っつーのが……そもそも、あんまねーしさ……」
ゲット「(ふっと笑って)……勝ったな」
滝川「はぁ!? なんだよ勝ったって! なんでそんな話にっ」
ゲット「俺とユィーナはいかなる状況であろうともハグや手繋ぎはおろかキスやそれ以上のことも余裕でできるっ!」
滝川「ってただの恥知らずじゃねーかよっ」
ゲット「そして俺たちは互いがどんなに忙しかろうともいちゃつく時間を作る! 愛しあう時間というのはな、あるだのないだのいうもんじゃない、作るものだ」
滝川「う……(悔しいがちょっと負けたような気分)」


ゲット「よし、これで俺たちが世界一のバカップルと名実共に認められたな。当然だ、俺たちほどお互いを愛しているカップルは他にいないからな、ふはははは!」
滝川「悪人っぽく笑ってんじゃねーよっ! つかなっ、俺たちだってお互いのことすっげー愛しちゃってるっつーの!」
ゲット「ふん、どんな風にだ」
滝川「お互いにお互いを守るためなら命だって懸けちゃうしっ」
ゲット「その程度カップルを名乗る者なら当然だろうが」
滝川「お互いのこと必要なら世界を敵に回しても戦い抜けるって信じてるしっ」
ゲット「俺たちもお互いのことをどんな敵が来ようとも負けないと信じているっ」
滝川「俺は舞と仲間とついでに世界のためなら世界だって救っちゃうんだぞっ」
ゲット「俺はほぼ100パーユィーナのために世界を救ったわ!」
滝川「んなの自慢できるこっちゃねーだろっ!(バッと立ち上がる)」
ゲット「(同様に立ち上がり)……面白い。やるか?」
滝川「上等だーっ! GKKWGPWGPW!」
ゲット「ギガデイン王者の剣勇者スラッシュ!」


滝川「……(ぜーはーぜーはー)、けっこー、やるじゃねーか」
ゲット「……(ぜーはーぜーはー)、ふん、当然だ」
滝川「お前なっ、ここはフツー『お前もな』っつーとこじゃねーのかっ」
ゲット「愛のライバルを褒める趣味はないわ! 俺たちが世界一のバカップルだと認めたら褒めてやらんでもないが」
滝川「バカップルっつーのは自慢するとこじゃねーだろっ! ……じゃーいいよ、説明してみろよ。お前ら普段どんなふーにしていちゃついてんだよ」
ゲット「ふっ……よくぞ聞いた。俺たちは一緒にいる時は二十四時間四六時中エニイタイムエブリタイムいちゃつきっぱなしだ! むろん一緒にいない時も常にお互いのことを考えているがな!」
滝川「……すげー周りの人に迷惑な奴……」
ゲット「一緒にいる時は常にお互いのことを見つめ、抱き合い口付けしあい、時間があるなら必ず愛しあうっ!」
滝川「ちょっ、そーいう、恥ずかしーこと堂々と言うなよっ! お前には恥じらいってもんがねーのかっ!?」
ゲット「ユィーナへの愛を表し伝えるのに恥じらいなどいらん!」
滝川「人としてダメだろそれっ!」
ゲット「……それは、確かにユィーナは恥ずかしがり屋さんv だからしょっちゅう照れ隠しに俺を鋼の剣で殴打したり呪文で焼いたり凍らせたり爆破したりしてくるが……ユィーナがそういうシャイガールだからこそ俺がガンガン押していかなければなっ!」
滝川「……お前、それマジで嫌われてんじゃねーのか?」


滝川「えーと……じゃー次の話題は……管理人が渡してきたカンペによると……『お互いへの愛情表現の方法』ぉ!? なんだよこの恥ずかしー話題っ」
ゲット「ふっ、俺はどんな愛情表現も堂々と余すことなく話せるぞ! 愛が足らんな、貴様」
滝川「そ、そーいう問題じゃねーっ! お前が単に恥知らずなだけだっ」
ゲット「さっきも言っただろうが、ユィーナへの愛を表すのに恥じらいなどいらぬわ! そうだな……俺はやはり一番はスキンシップだな! 愛を語りつつ髪やら体のあちこちやらを触り、隙あらばキスまでもっていく!」
滝川「そんで殴られたり焼かれたり凍らされたりするわけな」
ゲット「当然だ」
滝川「威張るとこじゃねーだろそこっ! ……けどさー、真面目にさー、いつどこでどんくらいのスキンシップが許されんのかとかさ、わかんなくねぇ?」
ゲット「む……」
滝川「人のいるとこで手ぇ繋いだら殴られるしさ、繋がなくても叱られるしさ、部屋の中でこー、さりげなーく肩とか抱いたらみぞおちにグーパン入れられるしさ。師匠に聞いたら『照れてるのか本気で邪魔かのどっちかだな』とか言うしさっ! 結局どっちなんだっつーの!」
ゲット「む……確かに、それはまぁ、少しばかり気にならなくもないな。むろん、俺はいついかなる時も攻めの姿勢を忘れる気はないが……最近少しばかり思うところあって、もーちょーっと人の……主にユィーナの! 気持ちというものを考えた方がいーかなー、と思い始めているのだ」
滝川「お、やっぱお前も!? だよなー、やっぱわかんねーよなー、女の気持ちなんて!」
ゲット「男の気持ちならわかるのか?」
滝川「(思い返し)……いや、やっぱ性別の問題じゃねーよな……」


滝川「じゃさ、とりあえず状況例に挙げて一緒に考えてみよーぜ。デートの時自分が先に来てたら、すげームッとした顔で『早く行くぞ』ってすたすた歩き出しちまった。これは照れ隠し? それともマジにムカついてんの?」
ゲット「当然照れ隠しだな。即押し倒すべきだ!」
滝川「人としてダメだろそれ……つか、俺も照れ隠しかなーって思ってさ、手ぇ繋ごうとしたらグーパン食らったんだけど」
ゲット「むむっ、ならばこれはどうだ。デートの最中に急にふらっと俺の方に寄りかかってきた。これはゴーサインかそうでないか?」
滝川「ビミョーだな……状況にもよるけど、周りに人がいないんならゴーサインでいいんじゃね?」
ゲット「俺もそう思って押し倒したらメラゾーマを食らった。気分が悪かったので支えてほしかったらしい」
滝川「うわ……つか、それは顔色で気付けよ! ……じゃーこれはどーだ、手料理作ってくれたのが……まーその……ちょーっと辛いかなー、っつーのだったんだけどさ、まぁそれはわりとよくあることだから笑って『うまいぜ』っつったらすんげー機嫌悪くなった」
ゲット「娘らしい恥じらいの表現だろう。断固押して慰めから押し倒す方向に持っていくべきだ」
滝川「……料理の勉強にならないだろう、お前は私の料理の腕を上達させる気があるのかと説教三時間……」
ゲット「く……ならばこれは。吊り橋を渡る時橋が不安定だったから一緒に渡って支えてやろうとした。そうしたら一人ずつの方がいいと言われた。だが微妙に恥じらうような表情を浮かべている。どう見る」
滝川「んー……恥ずかしがってんだろ? まぁ、照れてんだよな。そーなると、やっぱここは押すべきとこじゃねーの?」
ゲット「俺もそう思って抱きしめ姫抱っこで運んでやろうとしたら、二人一緒に渡ったら橋が落ちると言ってるだろう人の話を聞く気があるのかと鋼の剣でぼこでこに殴られた」
滝川「……俺たちって……もしかして、すんげーバカなんじゃねーのか……?」
ゲット「………(渋い顔。だが否定しない)」


滝川「なんか……自信なくなってきた。俺、マジでこのまんまでいーのかな……このままだったらそのうち、マジに舞に愛想尽かされちゃったりしちゃったり……うああ考えたくねえぇぇ」
ゲット「馬鹿者。お前もバカップルの端くれなら相手を信じないでどうする。俺はユィーナをいついかなる時も信じまくっているぞ! ユィーナは俺に愛を誓ってくれた、だというのに二心を抱くような節操のない女ではないっ!」
滝川「……そりゃさ、浮気とかはしねーって信じてるぜ? けどさ、本当は俺のこと嫌いなのにさ、ただそーいうのがよくないからって気持ちだけで誠実にされんのも、なんつーか、キツくねぇ? 好きな相手は幸せにするもんなのにさ、俺が邪魔しちゃったらほんまつてんとーっつーか、ならいっそ……って思うじゃん」
ゲット「……お前、まさか『君を殺して俺も死ぬっ!』なんてのをやる気なのか……?(驚愕)」
滝川「や、やるわけねぇだろぉぉぉ! いっそ別れてくれって言われたほーが、っつってんのっ」
ゲット「……言われて、別れられるのか?」
滝川「……ムリ……。そんなに簡単に別れられるわけねーだろぉぉっ!? 本気の本気で命懸けて好きなんだぞちくしょーっ!(涙目)」
ゲット「当然だ。だったら不安になっている暇などなかろうが。命尽きるまで自分のことを愛してもらえるように愛して愛して愛し抜くしかないだろうっ! 俺は愛のために生き、愛のために死ぬっ! 死ぬ時は当然前のめりだ! むろん最期は寿命でユィーナと一緒にくたばると決めているがな!」
滝川「……やべ、カッコいい……くそー、ちょっと尊敬しちまった」
ゲット「ふん、当然だ。思う存分崇め奉れ」
滝川「……お前本当空気読むってこと知らねーよな……」


滝川「じゃさ、聞くけどさ、お前そのユィーナって子のどこが好きなわけ?」
ゲット「全部に決まっているだろうっ! 髪の一筋血の一滴、すべてに焦がれずにはいられんっ、ユィーナ、マイラーブっ!」
滝川「お前その言い方キモいぞ……じゃー言い方変えるよ、どーいうきっかけで好きになったんだ?」
ゲット「む……そうだな……俺がユィーナと会ったのは、十六の誕生日にルイーダの酒場でだったんだが。俺の仲間に加えてくれと、向こうから頼み込んできたんだ」
滝川「ふんふん」
ゲット「俺はその出会いを運命だと信じているが……実は、出会った最初から惚れきっていたというわけではないのだ」
滝川「いや、フツーそうだろ」
ゲット「最初はユィーナのことがよくわからなくてな。俺もなんというか、そのガキだったし。だが、共に旅をするうちに……ユィーナの誰よりも人の命を大切にするところや、世界を救うことを真剣に考えて計画し実行するその強さなどに、尊敬の念を抱くようになってな……」
滝川「それがいつしか愛に、ってやつか?」
ゲット「うむ、まぁ、そうだな。こんな小さな体で必死に頑張るこいつを助けてやりたい、守ってやりたいという気持ちが強くなって、恋愛感情に変わっていったんだろうと俺は思っている。……改めて言うと、妙なものだが……」
滝川「お、照れてんのか?」
ゲット「照れとらんわ!」
滝川「ははっ。……でも、そーいう気持ちはなんつーか、わりとわかるかな……」


ゲット「なんだ、お前が相手を好きになった時と、似てでもいるのか」
滝川「んー、まぁ、ちょっとな。……俺の場合さ、最初会ってすぐの頃は、舞のこと苦手だったんだよ」
ゲット「そうなのか?」
滝川「うん。世界を征服するとかあぶねーこと言うし、やたら偉そーだし。それがさ、なんつーか、一緒に訓練したり一緒の戦場で戦ったりしてるうちにさ、なんかよくわかんねーけどすげえ奴かもって思ったりさ、するよーになったわけよ」
ゲット「ふん……それで?」
滝川「んでさ、俺が辛い時に声かけたりしてくれてさ、いい奴だなって思うようになってさ、そんで……猫が好きなとことかさ、すんげえ照れ屋なとことかさ、いろいろふいに可愛いとこ見せてくれてさ、そんでまー、惚れちゃったわけ。……もー言わせんなよー!(ばしばし)」
ゲット「言えとも聞きたいとも誰も言っていないぞ」


滝川「……んっだよお前。自分のことは好きほーだい語っといて人のことは聞かねーってどうよ」
ゲット「一応相槌は打ってやっただろうが。そもそも愛のライバルに義理立てする趣味など俺には微塵もないわ!」
滝川「……んだそりゃ? お前またしょーこりもなく自分が世界一のバカップルとか抜かす気かよ?」
ゲット「当然だ。俺たちは天下無敵のラブラブカップルだぞ? それに文句をつける奴は全員俺の敵だ! 骨の髄まで俺の愛の力を叩き込んでくれるわ!」
滝川「……上等だ。叩き込んでもらおーじゃねーか。俺は平和主義者だけどなぁ、俺にとっちゃ舞が世界一だっつーのに文句つけられちゃー黙ってられねーんだよっ!」
ゲット「面白い、やってみろ。俺はお前の相手に文句をつける気はないが、俺の愛に立ち向かおうというのなら容赦はせんっ!」
滝川「いくぜ! FSAFSAFSVG!」
ゲット「ギガブレイクギガスラッシュギガソードっ!」

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