あとがき。

 …………はぁぁぁ。
 よーやくよーやくよーやっと、終了しましたピノッチア。サイト開設当初からずるずる書いてた小説を、ようやく完結させることができましたー。
 どーしてこーも時間がかかったのでしょう。終わってみればプロローグ入れてもわずか八篇なのに。一篇書くのに二週間かかったとしても四ヶ月で終わるのに……もう五年近くかかってます、どっしぇー。
 まぁそれは読んでくださる方がほとんどおらず、急かされもしなかったし、当サイトに訪れる方は他の作品の更新を望んでらっしゃるんだろうなー、という思いがあったせいでもあるのですが……いくらなんでもかかりすぎですよねぇこんな話に。待っていてくださった方がいたら本当に本当に申し訳ありません。
 ここまでかかってしまったのはどマイナーだから待ってる方まずいないだろうから、という理由でどんどん後回しにしてしまったのが主な理由なわけですが。正直更新してない作品更新しようキャンペーンがなかったらまだ終わってなかったでしょう。
 じゃあそんなマイナーかつすぐ更新するほど超書きたいというわけでもない作品をなぜ書き始めたのかといったら……ひとつにはマイナーだからこそ、ということがあげられるでしょう。このサイトは開設当時は誰も書いてくれない小説を自分のために書こう、というのがテーマだったのです。キリリクなどにその名残が見えるようにね。
 もうひとつは……なんのかんの言ってピノッチアというゲームが好きで、その作品世界をいじってみたいと思ったこと。親ばかマスターとかわゆいランパートの親子物語は、書いたら面白くなると思ったのです。夢想かもしれないけどね。
 それとどこを探してもマスターとランパートの作品が見つからなかった、というせいもあります。誰も書かないならわしが書いてやる! と思ったわけ。
 自分はとにかくランパートが好きだったんでこういう小説にしたわけですが。今読んでみるとこれどこをターゲットにしてるのかわからない小説ですねぇ。というかピノッチアが好きな人でも戸惑うだろうという感じ。他のキャラが大量に出るわけでもないしパラレルにしても位置づけが奇妙だしね。
 今となっては自分がどっからこんな小説思いついたのか覚えていませんが。書き出したのは思いついたから書きたい、という思いに耐え切れなかったセい、というのは覚えています。あの頃はわしも若かった……。
 で、一応書きたいと思っていたネタは全部消化して一段落したのは確かなんですが。なんというか……なにやってんだろ自分、とひしひしと思ってしまったというか……。
 やっぱり書きたいと思ったものはさっさと書かなきゃだめですね。やる気が薄れるし書いててつまんなくなる。いつまでかかっても書きたい、という作品はあるのですがねー。
 まぁ、無事書き終わって、ひとつ肩の荷が降りたという気持ちで嬉しいです。これからも自分はいろんな作品書きますので、よろしくしていただけると嬉しいですよ。

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