あとがき。

 うし、これでとりあえず早めに終わらせられるものは全部終わりー!
 ……などという雄たけびは放っておいて。五年近くの時間をかけて、シスター・プリンセスオリジナル小説終了です。
 ……まぁうちのサイトの中でもこれほど読む人のいない小説はないなーと思うわけで。このサイトは総じて女性向け……というか、男萌えなサイトですし、シスプリファンの人たちに強烈にアピールするほど自信のある作品でもないですし。
 ただ自分としては思いついた時面白くね? と思ったんですけどね。ガンパレ小説だけじゃ寂しいなーなんか他に……と考えてその時なんとなく浮かんだ妄想を形にしただけにしろ。その当時電撃文庫の『ダディフェイス』とか読んでたからあざとい小説っていうのいっぺん書いてみたくてさ。
 でも……マジな話、辛かった! おなご萌え属性のない自分に美少女わらわら作品を書くのがこれほどきついとは初めて知りました。
 だって妹たちを書くより兄一や勝の掛け合い書いてる方が楽しいんだもん(笑)。そりゃまぁ妹ズもそれなりに楽しかったけどさー、それは技術的に楽しいんであって書いててうふふとか顔ほころんだりしないですもん。
 まぁそれがわかっただけでもこれを書いてよかったとは思います。……ちなみにこの作品の章タイトルはすべて秋津透のむっかーしの作品『閃光戦隊ジュエルスターズ』第三巻のタイトルをもじってつけています。当時の秋津透のタイトルはいいのが多かったのですよー、リズムが整ってて。

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