あとがき。

 おーぶれーねりあなーたのおーうーちーはーどーこー♪
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 あーるーはれたーひーるーさがりーいーちーばーへつづーくみちー♪
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 すいません。(再び土下座)
 歌ってごまかしてる場合じゃないんスよ、まじッスよ。ああお代官様オラとんでもねえもん書いちまっただ。おそらくほぼ全ての風祭ファンを敵に回すような小説を書いてしまいました――ッ!
 そうです……これが前回のあとがきで書いた『受け入れられなさそうな小説』なんです……『書け!(などと言う言葉は使わずみなさんこんな自分に丁寧にお願いして下さいました)』というメールしかこなかったので、文言通り書くことにしたんですが……。
 まさかメールを下さった方もこんな小説だとは思ってらっしゃらなかったでしょう。期待を悪い方に裏切ってしまった自信があります。まさか輪姦ものだとは思ってもみなかったでしょう! 『風祭をマワそうという気にはなりません』と言った舌の根も乾かぬうちに……! あああお気に障った方本当に本当に申し訳ありませーん!
 ……じゃあなんで書いたんだよ、というと……書きたかったからなんですけどね。
 なぜか。
 それは自分の最も好きなエロシチュエーションが輪姦だからです!
 そう自分は輪姦大スキー。ビバレイプ。コングラッチェ輪姦。やらずにどうする上から下からインストール。
 とにかく可愛がりたい受キャラが上から下から前から後ろから多人数にヤられまくる、というシチュエーションがめっちゃ好きなんですっ!(自分は現実の性犯罪には断固として立ち向かう所存でありますのことよ?)
 なんつーか、おきちゅぐほどに愛したキャラをマワさない、というのは自分のエロ魂が許してくれなかったんです。
 でもおきちゅぐをマワす気にはならない=おきちゅぐのあられもない姿を自分=龍斗以外には見せたくない、というのも思いっきり本音なんです。それにもし作中で普通におきちゅぐをマワしたら怒り狂った龍斗さんがそれこそ死よりも辛い虐殺処分をマワした奴らに与えてくれることでしょうし。そんなの書きたくないけどかじゃまちゅりを傷つけた奴らに罰を与えない、というのはおきちゅぐを愛する自分としては許せませんから書かないわけにはいきません。
 じゃあまた龍斗の幻術で? いや、二番煎じになるし龍斗はそんなおきちゅぐを傷付ける可能性のあることはせんだろう。
 龍斗のクローンとか分身の術とかでやってみる? ………(想像している)嫌じゃ! キモい!
 第一自分は龍斗におきちゅぐをマワさせたいのではないのじゃ。そのへんのチンピラのような下衆どもに、かじゃまちゅりを汚して辱めてほしいの――っ!
 でもそんなことできない! かじゃまちゅりが傷付くことなんてしたくない! それに龍斗(=自分)以外にかじゃまちゅりのあられもない姿を見せるなんて絶対嫌だ!
 でもしたいっ!
 でもいやだっ!
 でもしたいっ!
 でもいやだっ!
 ……そんな葛藤の末、自分がたどりついた方法がこれでした。
 すなわち、夢オチ。
 夢ならなかったこと的対処にしてもオッケーだろうと思いまして……『夢か!?』と怒られた方、どうもすいません。
 でも夢でもやっぱり嫌でしたよー。かじゃまちゅりが傷付くのが可哀相で可哀相で。ヤってる奴らにムカついてムカついて。自分で書いてるくせにねぇ。あまりに辛くて話早めに切り上げちゃいました。書いてる奴がこれなんだから呼んでる方はもっとひどかったでしょうね。本当に申し訳ありませんでした。
 ……でも自分のエロ魂はちょっと満足してます……ちょっと楽しかったんです……。産みの苦しみとは違うところで苦痛と快楽が非常に入り混じってました。
 もっとひどいことしたい、でもそんなことしたらいくら夢でもおきちゅぐ(&龍斗)が可哀相、と考えてしまうジレンマ。……冷静に考えたら馬鹿そのものですね。
 ちなみに今回のエロ的テーマは『さらりと、ただし下品に』でした。達成できてましたでしょうか?
 もー本当に自分のエロ魂は『ここで受にエロい事を言わせろ!』とか『受に嫌悪を感じさせながらも快感に酔わせろ!』とか『受をここで従順にさせろ!』とか暴走する指示ばっか出してくるんですよー。輪姦ものはやっぱ下品でないと、とか思ってるもので。
 でもおきちゅぐを純情に愛する部分が『おきちゅぐにそんなことさせちゃだめ――っ! つかしたらおきちゅぐじゃない!』と喚き立てる。そのバランスをとるのにとっても疲れました(あれでも抑えに抑えたんですよー)。
 夢の中とはいえ輪姦するとは許せん、というみなさまへ(自分もそうです)。龍斗が脳内でこれ以上ないほどの残虐処分を行ってくれていますが、それでも満足できないかたは自分で苦しめてみて下さい。これぞ! という苦しめ方を思いついた方はメールでご一報を。自分の苦しめ方を返信いたします(……嘘ですよ)。
 そんな夢を見る龍斗も許せん、というみなさまへ(自分もちょっとそうです)。半殺しの上に逆さ吊りにされてるので勘弁してやって下さい。勘弁できん、という方は龍斗に対する苦しめ方を書いてメールでお教え下さい。これからの作品に反映させます(これは本気)。でも、あんまりひどいのはやめて下さいね。龍斗も反省しまくってるんですから。恨むならどうかこんな小説を書いた管理人を恨んで下さい(すいません)。

 さて次回作ですが。
 一応筋立ては決まってますが、これが更新されるのは数ヶ月後になることでしょう。
 別に外法に飽きたとかいうわけじゃありません。他のジャンルを更新したい熱が高まってるんです。更新復活してからずーっとサブは外法みたいなもんだったし、この辺で他の書きたいジャンルを書いておきたいな、と。外法を読みにこのサイトに来てる方は、申し訳ありませんがしばらくお待ちいただけたら幸いです。自分の体は1つしかないもので……。
 ちなみにストーリーとしては……一度、俗に言う甘い″小説を書いてみたいなと思いまして。
 龍斗とおきちゅぐのことですから素直にラブってはくれないでしょうが、なんとかラブラブさせてみたい。いわゆる砂吐きなやつを書いてみようと思うのです。最初から最後までひたすらいちゃこいてるようなやつを。
 ちなみにエロありで。自分なりの二人のいちゃラブを書いてみたいと思ってます。
 まあお届けできるのは数ヶ月先になることでしょうが、どうか気長にお待ち下さいませ。外法小説のこれから先も、だんだんと見えてきたことですし。
 いちゃラブ小説がお好きな方は克目してま……って下さるほどの価値があるかなぁ……(弱気)。

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