あとがき。


 遅くなって申し訳ありません、もし待ってらっしゃる方がいたらごめんなさい。外法小説第五弾をお届けします。
 今回もわりと健全な感じでお送りしております。ヤってはいますがほとんどエロくない。
 まあ初めてからいきなり変態行為に走るわけにもいきませんからねぇ。最初は普通に優しく健全にいくべきでしょう(ホモという時点で変態じゃん、という意見は無視します)。
 ですが今回も難渋しました……しばらくエロ書いてなかったからエロの書き方の呼吸を思い出すのに一苦労してしまいまして。
 しかも最近はかなり短めの作品ばっかり書いてたから書いてる途中で息切れしちゃって。思った以上に長くなったもんだからもー疲れた疲れた……。おかげでこんなに時間がかかってしまいました。
 いや、そんな言い訳をしてはいけませんね。何はともあれ、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

 初めて″を書こうと思った時から、龍斗に告白させることは決めていました。
 もし自分だったら、好きだとも言わずにヤるなんて絶対にしたくないですからね。遊びならともかく大本命相手にそんなことするなんて振ってくれといっているようなものです(自分は龍斗=自分なので……)。
 真剣に告白しておきちゅぐに逃げ場をなくさせれば、意外に押しに弱いおきちゅぐは落ちてくれる確率が高かろうという読みの通り、おきちゅぐは自らのプライドと意地のために後に引けなくなってあっさり落ちてくれました。
 まーもちろん龍斗に対するいろいろ混ざった感情あってのことなんですがね。ここから様々な手を使って心を開かせていき、『月華』のあの告白に続いていくわけですよ〜。
 でも苦労しながらも初々しいかじゃまちゅりを書けたのは楽しかったですね〜。マグロなのは変わりませんけど、初めてだけにいろいろと恥じらいがあったりして。自分の筆力で描ききれたかどうか不安ですがね。
 ちなみに最後のシーンだけは現在……というか、今までの作品の時系列に添ったものになっています。つまり月華の後ね。
 一応好きだと言いはしましたが、この二人がそうそうラブラブになれるわけがありません。おきちゅぐはあいもかわらず暴れまくりです。それにめげる龍斗でもありませんけどね。
 でもちょっとばかしラブっぽくなってるようなのは、自分の気のせいのようなそうでないような。

 次回作ですが………一応構想はあります。大体どういう話にするか決まってます。
 ですが……これははっきり言って、かなり問題があるというか……風祭ファンの方々に受け入れていただけるかどうか、自分的にひっじょ〜に不安な作品なのですよ。なんというか、『風祭にそんなことをするなんて許せん!』と怒られてしまいそうな気がするというか……。
 そこで自分は考えました。もし次回作を読みたいという方がいたら、どうか自分に『外法次回作書きやがれ』というメールを送ってくださいませ!
 内容を少しでも書いて怒られちゃったら怖いので、ここでは次回作の内容については全く触れません。
 ですが、いかに途中が酷くてもハッピーエンドになることは確実です! おきちゅぐを不幸な目に合わせたりはいたしません! ……でもちょっと人としてどうよ? 的な作品なんですが。
 そんな自分の作品を読んでみたい! とお思いの方は、こちらからメールをくださいませ! また、読みたくないというか、そんな作品が目につく可能性が嫌、という思いを積極的に抱くかたもメールを下さると嬉しいです。
 どんなに問題がある作品なのか見てみたい! とか人道から外れた作品オッケー! という方は『書け!』というメールを、そんなもん世に出すな! 見たくない! という方は『書くな!』というメールを送ってくださいませ。
 『書け!』というメールの方が一通でも多ければなんとしても書きます。一通も来なかったり、『書くな!』というメールが多かったりした場合、現在抱いている次回作の構想は闇に葬ります。そしてまた別の構想を考えることにいたします。
 第一次締め切りは二週間後、2002年12月20日。お暇な時にでもどうか御参加くださいませ。
 メールの内容は一言『書け!』でも『書くな!』でもオッケーなのですが、それはやはり個人サイト運営者の性として他の作品の感想などついでに書いていただけたら舞い踊って喜びます(コラコラ)。
 それではみなさん、勝手ながらなにとぞよろしく。あ、もちろん送りたくない方は送らなくて結構ですからね?

 ※おかげさまで何通かメールをいただきました。文中の作品は『幻光』としてアップされています。

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