あとがき。

 九龍隠し小説……おまけも入れれば第九弾になるのか。読んでくださってる方いつもありがとうございます。
 えーと、今回はあれです。親父です。
 アニメとかでよくある主人公やら脇役やらの父親母親兄貴姉等々の出現。アレがやりたかったんですよ。
 長い連載になると一回くらい出てきますよねーこういうの。自分かなり好きだったりしますこのシチュエーション。
 ……実を言うと一番やりたかったのはライトノベルとかBL小説とかにありがちな素っ頓狂な親父の『誰がお前なんぞに息子をやるかー!』なんですけど。深刻じゃないやつ。ある意味応援してるんだけどそれでも我が子をかっさらわれるのは面白くなくて反対してみるっての。
 そしてそれに引っ掻き回される恋人たち、と。達成できてたら嬉しいんですが。気が向いたら感想お寄せください。

 でも、今回はかなり楽しんで書けました。なにが楽しいってやっぱ親父とのかけあいですね。親子ものが大っ好きな自分は、自分で書いてちょっぴりハァハァしました(赤面)。こーいう風にして育てられてきたんだろうなーとか想像したり。ああ親子って本当に楽しい。親父読んでくださる方にも魅力的に書けてたらいいんですけどね。気に入ってしまったかもしれません。
 あと、今回ようやくシナリオブック下巻を入手することができたので、けっこう影響されてます。そっかまた別のとこ行って卒業までに帰ってくるなら旅立ちアリだよな、って。
 それが親父襲来の動機やら次回以降への伏線やら葉佩がなんでああいう愛し方しかできないかとかに繋がってきて、今回のような感じになりました。自分としては一応わりときれいに繋がったと思ってるんですが、と自画自賛。自画っつうほどのもんでもないか。
 次回は一気に飛んで卒業間近。離れていた間にいろいろ考えていた二人が行動を起こします。
 そこらへん楽しんでいただける作品に仕上がるよう頑張ります……なんとか決着を着けるべく。
 今回のはそっちの方の伏線にもしてあるつもりですが、はてさてどうなることやら。
 とりあえず今回ので九龍更新は一段落……というか、のんびり更新になります。DQと交替更新というのはストップする予定。
 とはいえ今までよりペースは落としますがそれほどお待たせしないよう確実に更新していくつもりではありますんで。単に小説書くのに時間を取りたいだけだからね。
 そんなわけで、気長にお待ちくださいませ。

戻る   九龍妖魔学園紀 topへ