………すいません。自分嘘ついてました。
サマは報われないって堂々と注意書きに書いてあったにもかかわらず(もう消しましたがその注意書き)、報われさせてしまいました………！
いやでも恋人としてはマリアの方が大事だって言ってるし、結婚もしないし！ などというのはもう言い訳にしか聞こえません。サマにしてみれば報われまくりです。あー……サマの切ない片思いがいいとか報われないのがいいんですよねとか言ってくださったみなさん、すいません。最後のあれはもうパラレルとして読んでくださってもいいかもしれません。ロレムンの方々にもすいません。
でも自分としては、これ以外のEDは思い浮かびませんでした(最初考えてたのとはかなり違うEDですが)。お互いに優しくすることがお互いの幸せ、そう確信できるラスト。それがあってようやくサマは自分のことをほんのちょっと肯定できるようになるのです。
なんかもーこれでもかってぐらいめでたしめでたしって感じでPS版DQIV第六章みたいな感じになっていないか戦々恐々したりもしてますが、『僕と俺の長い長い始まり』、これにてようやく終了です。
書き始めた時から長くなるな、とは思っていましたが、当サイト最大文章量になるとはちょっと思ってませんでした。舞踏少年とページ数は同じなんだけど(質問とか入れるとこっちのが多いか……)文章量はこっちのがかなり多いです。
実際書いてる間にもいろんなことがありました……驚異的な拍手数もらってびっくりしたり反応してほしいとこに誰も反応してくれないでがっかりしたり。
そしてなんといってもロレムンメイツのみなさんの反応でしょうね。自分かなり最初の方からサーチエンジン等にはロレムンもあるよ、と書いていたのですが、しばらくは全然反応なかったのですよ。
それがベラヌールイベントを終え、ロレムンが本格的に近づきはじめるとだんだんとロレムンスキーさんからの感想がくるようになって、マリアが告白してからラストバトル話まではほとんどロレムン感想しかきませんでした。まぁそういう話の展開でしたけどねー。実際ロレムンを書いてる時はロレサマとはまた別の楽しさがいっぱいでして、あーロレムンいいなぁと思いましたし反応を返してくださってすごく嬉しかったです。
そういう方々にはこのロレサマ全開なラストはさぞお辛かっただろうと思います……書いてて申し訳なかった……でもこの話はロレサマだと宣言してあるから勘弁してね。イレギュラーなのはロレムンの方なんでこの話では。
イレギュラーといえばハゴサマ。実は自分書き始めたときはハゴとサマがこんなに接近するなんて思ってなかったんですよ。ハゴはサマにちょっとちょっかいかけるぐらいで敵として戦って殺されていくはずでした。設定自体は変わってないんですけどね。
でも書いてるうちにハゴったらサマのことをどんどこ好きになっていって、出張りまくりたいと主張するんですもの。おかげでDQⅡ創作としてはかなりハゴ目立ったと思います。フットワークも軽いしね。サマはハゴと一緒になった方が幸せになれるんじゃないかって意見けっこうありまして、自分も途中かなりそう思ったりもしました。
しかしロレサマも決して予定通りだったとは言えないんですよね～。ラストでサマが感情封じる呪法使うなんてラスト書き始めるまで思ってもみなかったですもん。もっと落ち着いた地味な感じで〆るつもりだったんですよ。……まーなんにせよ絶対ロレにはサマの処女を奪ってもらおうと思ってましたがね！
そんなわけで、もう一年半にもなるんですね、その間お付き合いただき本当にありがとうございました。心からの感謝を捧げます。
このあとはこれ以上DQII作品は書かないと思いますが……ただ、マリア視点の番外編を書いてくれ、というご要望がありましたのでそれは書きます。短編になると思いますが。
そこでマリアがロレサマのことをどう思ってるかとか、この三人結局このあとどういう風に生活してるのかとか書きたいと思います。
とにかくロレサマについてはほぼ完全燃焼いたしました。これもみなさまのおかげです。
最後になりましたが、DQIIの攻略や創作を載せてらっしゃるサイトさま――特にいろいろお世話になりました『王宮のトランペット』のとんぼさまに心からの感謝を捧げたいと思います。ありがとうございました。
よーっしゃ次はDQIIIだーっ！
あ、キャラにも。ロレ、サマ、マリア、ハーゴン、その他のみんな。頑張ってくれて、ありがとう。楽しかったよ～。