あとがき。

 よーやくマルチェロイベント書けましたー。そして一ヶ月ぶりにエロですじゃ。
 今回のエロのテーマは『どっちもめっちゃ乗り気』。どっちもしたくてしたくてしょうがなくて、積極的にアタックしてエロいこと言って、っていうのをやってもらいました。自分としては書いててかなり楽しかったです。いきなりがばーと脚を開かれるのも萎えますが、あまりに恥ずかしがられても自分的には『……あんた、そんなにしたくないの?』とか思っちゃうのでね。積極的な受が好きなのですよー。
 でも盛り上がりすぎて青姦だっつーのにでかい喘ぎ声あげまくるのはよくないよね。しかも見つかったあとで普通に会話してるし! あとから読み返したらかなり変だな〜と思ったのですが、かといって書き直してもマシにならない感じだったので。
 今回のエロで注意したのは、台詞をどこまで下品にするかということでした。どこまでやっていいのか考えながら書かざるをえなかった。
 自分的には『俺のケツマンコにご主人様のぶっといチンポハメて種付けしてください!』(あまりに下品ゆえ反転)ぐらいまで言ってもいいかなって感じなのですが、普通それは読んでてうげっと思いますよねぇ。読んでくださる方々の階層を考えると、ある程度は抑えざるをえません。
 ですがあまりに抑えすぎるとエロさが足りない。その下品さとエロさの兼ね合いをいろいろ考えたりしました(エロチシズムってのはまた別だと思うけど)。

 さて、今回の話の肝はマルチェロイベントです。ククールはマルチェロが大好き。それをあからさまに表しまくるこのイベントは、ミーティア姫と主人公の結婚問題に次ぐクク主の障害といえましょう。
 マルチェロにこだわるのは別にかまわん。それにまで怒るほど心狭くはない。だが! そのイベントが終ったあとでおそるおそる話しかけたわし(主人公→プレイヤー)に対するあの態度はなんじゃー!? わしらの築いてきた愛の歴史はなんやったんやっちゅー話ですよ!
 まーそれだけマルチェロがククールにとって大きな存在だったんだってことだろうし、別のとこ行ったら普通に話してくれるんでいいですけど。でもそれでもやっぱりムカつくし悔しい。もうククールも大好きになっていたわしは悔しくてしょうがなかったのですよ。
 それにわしはマルチェロがどーにも好きになれんくってねぇ。だってマルチェロ自分の野望のために法皇様殺してんですよ。信仰に身を捧げる心の清い老人を自分の都合で殺しちゃってんですよ? それは人として間違ってるでしょう普通に考えて。
 そりゃ血というものに対する反抗という意味では意義のあることだったかもしれませんけどね。意義があればなにやってもいいっていう考え方はテロリストの思考ですよ。大義のために人殺して人虐げて、それが正しいと思ってる人間って一番質悪いと思うんですけど。
 まーマルチェロに対する感想は作中のユルトの台詞を参照していただければいいんですが、クク主的にはマルチェロは『そーいう安い奴(マルファンの方すみません)でもククールはマルが心底大切でしょうがない』というところがガンなわけです。で、自分はそこんところを『主人公が自分をその他大勢としか見てくれないことが寂しくてマルチェロがこっちを向いてくれないのがより堪えた』という形にしてクリアしました。マルを主人公に対する思いの仲に巻き込んだのです。
 というかね、うちのクク主は、ククール恋愛感情というよりは家族のような愛情を主人公に求めてるところがあるのでね。マルチェロに与えてほしかったような自分が自分であるだけで無条件に与えられる愛情を求めてたわけで。セックスしてるけど。
 まぁ少しの間見えなくなっていたけど、ユルトはククールに最初からそういう愛情を注ぎ続けてくれたので、ククールはユルトにいろんな意味で惚れこむのです。よし、マルチェロイベントクリア。
 ですがまだめでたしめでたしとはいきません。クク主最大の障害、ミーティア姫との結婚問題がありますからねー。もうちょっと二人の混戦恋? 模様は続きます。
 そんなわけなので、みなさん。よろしければもう少しお付き合いください。

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