あとがき。

 ……っは〜〜〜終った〜〜〜。
 よーやくなんとかやっとのことで、DQ[シリーズ終りました。やれやれ。
 それも奇しくも八回目で。隠してない小説の方は……七個目か。でもちょっと嬉しい。
 しかしなんというか、たいていの人には「え〜〜〜!?」と思われるんじゃないかという結末になってしまいましたが。自分的にはこの結末、変えるつもりありません。
 自分好きなんですよ、こういう理不尽でご都合だけど一応丸くおさまったっぽく見えるハッピーエンド。そりゃこれからも大変なことはいくつもあるでしょう、でもそれはお互いがお互いを好きだというだけで乗り越えていけるものなはずです。てかそうじゃなきゃ許さん。
 なんでミーティア姫と結婚させたかっていうと……自分は主姫も好きだから。ってだけじゃなくてですね。
 ユルトだったらあそこまでやって結婚式ぶち壊した責任取らないわけないと思うんですよ。あそこまでやったらミーティア姫絶対他に嫁の貰い手ないですからね。
 それにミーティア姫を好きなユルトが、自分と結婚したいって思ってるミーティア姫に応えてあげないわけないと思うんですよ。
 なんじゃそりゃと怒った方いたらごめんなさい。でもユルトってそういう愛の持ち主だと思うんです自分(自分で書いたキャラに思うんですもないもんだが)。みんなが好きで、でもそれはみんな同じっていうんじゃなくて、それぞれにそれぞれの特別な席が用意してある。好きな人のピンチとあらばいくらだってとんでって手を貸しちゃう。たとえ恋人が行くなっつっても迷わず行く。そんで恋人との仲も大丈夫だって確信してる。
 一歩間違えたら大迷惑な奴ですが、自分こういう奴好きなんです。どこまでも深く広い愛情を注いでくれる聖母のような男(女でも好きよ)。広いけど浅くない。そういう人間外れに豊かな心の持ち主が。
 でもそれってそういう相手に恋してる奴にとっては猛烈に質が悪いですよねー……。でもそーいうところに惚れたんだからククールは自業自得ってことで。
 ユルトがククールに恋してるかどうかですが、恋が生まれたっつっても本当にその萌芽に萌芽です。しかもこれから先ずーっと萌芽かもしれません。ユルトは人のためにならないエゴを心に抱くのが苦手なので。でもククールが今一番恋に近い場所にいるのは確かなので、まーククール頑張ってねってことで。でも恋になってもユルトはミーティア姫とは別れないでしょうし(ユルトはミーティア姫も大好きなんですよ)、ミーティア姫が恋になる可能性もあるわけですがね。
 ともかくそんな風にすったもんだの余地は残してありますが、とりあえず二人とも告白してセックスして結婚してくれたんでくっついたということで、めでたしめでたしということで〆させていただきます。
 つきあってくださったみなさま、ありがとうございました。
 あ、それとエロ今回さっぱりですいません……最近エロ小説読んでないもんでエロパワーが盛り上がらなくて……。

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