あとがき。

 この話は前回の『女郎花の唄う頃』と同様、リンクさせていただいているサイト、『雨上がり☆AfterSchool』の看板息子くんの一人、芹沢翔くんの小説です。
 芹沢くんについては話の内容はほぼお任せしていただいていたのですが、話の中でサッカーの監督≠ニいうキーワードが出たため、それを膨らませて話を作っていきました。芹沢くんは兄に対してコンプレックスを持っているという設定の子なので、家族がそのままの自分を認めてくれないということに苦しんでいたところに、自分を理解し認めてくれるサッカークラブの監督が現れて……みたいに。
 なので当初の監督は全力でさわやかで良識のあるいい人なのですが、最終的には……あんな感じになってしまいました(笑)。いやでも個人的には彼は本当にショタコンとしての良識を持った人間なんですよ、基本すげぇいい人なんですよ、そうでなきゃ芹沢くんも惚れませんし。ただそこで芹沢くんの命懸けの特攻を受けたせいで、犯罪者になる決意というか、この子に命懸けで応えてやらなきゃならねぇ! という決意を固めたわけで……(笑)。
 ちなみにタイトルのナスタチウムの花言葉は、『困難に打ち勝つ』だそうです。

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