2009年
1月
4日
(日)
自主映画監督のマシュ〜さんの地元で彼の友達の自主映画関係者の方と三人で小さな新年会もどきをやった。それというのも、こないだの忘年会でマシュ〜さんと会ったとき、彼の新作の脚本を俺が書くという話になり、もともとマシュ〜さんの作品の映像美は好きなので、ちょっと乗り気になって最初は冗談半分だったのだが、なんだか話してる間にだんだん本気になってきて、「背中(仮)」の進行もオーディションの段階で半分足踏みしてるような状態だし、春先くらいまでは脚本のひとつも書く時間はあるだろうと、結局受けることになった。そんなわけで、今日はその打ち合わせもかねて突発的に彼の飲み会に参加することになったのである。脚本の内容は一応、昨日ざっと思いついたので要約をマシュ〜さんに送ってみたのだが、即日返信でボツを喰らい、今日じっくり彼と話し合ってみたところ、だんだん彼の求めるものがわかってきた。なんでもマシュ〜さんはこれまで脚本家と絶縁したことが何度もあるそうで、なかなか彼のしっくりくる脚本を書くのは至難の技のようだ。斯様に制限の多い状況で俺にまともな脚本が書けるかどうかわからないが、自分の書いた脚本が映画になるのはこのままだとまだ先になりそうなので、他の監督に脚本を提供するのも一興かと思い、成り行きに任せてぼちぼち書き始めてみることにした。だらだら十一時過ぎまで飲んで、雑談を中心に脚本の内容のミーティングもそれなりの結論までたどり着き、終電前に帰った。
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