青い蹉跌
横尾茂明:作
■ 鬼畜な玩具2
「さー、名前は!」
「…由加…安西由加…」
「由加ちゃんつーのか…可愛い名前じゃねーか」
「お前…何で俺に付いてきた?」
オニイサン、私の肩を抱き…髪の臭いを嗅ぎながら唇に触れてきた。
ゾーっと鳥肌が立つ…それは今からされることの想像がつくような触り方。
「由加…俺とオマ○コしたいんだろー…違うか」
「ち…違います…もう帰して下さい…」
「帰れると思うか…中坊、これからタップリと気持ちいいことするんだぜ!」
「テツ!、カメラの用意は出来てるか?」
「兄貴、ハイビジョンのいいヤツを用意してますよ」
「そりゃいい…こんガキ、肌が綺麗だから…いい絵が撮れるぜ」
「さーこっちにこいや!」
オニイサンは私の手を握り、奥に引きずっていき…扉を開けた。
オニイサンの握力…すごい! …手が潰れそう、なんか力で気圧される感じ。
中はベットと照明のスタンドが幾本も立っていた。
わたし…脚がガクガク震えて…オシッコ洩れちゃいそーなほど怖くなった。
「由加…今から何をするか…もう想像付いただろう…クククッ」
「タップリとイヤラシイことして遊ぼうな…」
脚から震えが上り…頭が白くなっていく…
口の中が乾いて呼吸が苦しくなってきた。
私…何されるの…。
テツと呼ばれた男が照明を点け、角度を調節しだした。
逃げたい…でも…すぐに捕まっちゃいそー。
あぁぁオシッコが漏れちゃう…。
変なことされる? …痛いことされるの?。
あぁー怖い、震えが…止まらない。
「お前…これからされること…もう分かっただろ?」
「少女中だし地獄…ていうビデオ撮るんだ、このシリーズは結構売れてんだぜ」
「まっ、モロ鬼畜だから国内じゃヤバイくてな…海外サイトから流すんだ」
「お前ほど…清楚で可愛い子のモロなら…高く売れんぜ」
「高く売れたら…お前にも還元してやるからな、今日は頑張るんだぞ!」
「あぁぁ……イヤです、もう帰して下さい…帰して…帰して下さい」
「ビデオだなんて、そんな…もう学校に行けなくなります…」
「わかりゃーしねーよ、一般には公開してないサイトだから」
「でも…でも…怖いの」
「私…何されるの?」
「お前は俺のされるままでいいんだ、でもなー、気持ちいい声は出せよ!」
「それから、多少は痛いことするが逃げんじゃねーぞコラ」
「あのテツはよー…切れると何するか分からん怖いオニイサンだからな」
「それと…お前、生理はいつ頃だ…中に出すから、取り敢えず聞いておこうか」
「も…もうすぐ…明日くらい…」
「なら安心だな…じゃぁタップリ出してやるぜ!」
これって…強姦?、私の言うことなんか…頭っから無視…。
「しかし…お前が処女なら…もっと良かったんだがな」
「こんな俺にノコノコ付いてくるんじゃ…援交中坊だよな」
「まっ、しゃーねーか」
「写真撮りはじめたら…歳相応にウブく演技するんだぜ!」
「さー、シャワーのシーンからはじめるか…」
「お前だって汚れたオマ○コ弄られたくねーだろー」
オニイサン…服を脱ぎはじめる、テツさんはカメラを私に向け…目で合図する。
「ほら! 脱がねーか」
有無を言わせぬオニイサンの目…少しでも逆らうと殴られそう。
私…服を脱ぎはじめる…でも、こんな明るいところで脱ぐのすごく恥ずかしい。
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