青い蹉跌
横尾茂明:作

■ 鬼畜な構図2

土手を越えると下に川が流れてた…
三人は脚を滑らさないように慎重に土手を下る。

河原の砂は白く…川の水も綺麗に澄んでいた
こんな綺麗な場所があるなんて…
わたし…暫く見とれていたの。

「さー始めるぞ」
テツさんはカメラ、オニイサンは反射板みたいな大きい板を持っていた。

「そこの砂辺を、向こうからこちらに向かって歩いてこい」
「いいか、カメラを見るんじゃないぞ」

映画でも撮るつもり? …イヤラシイAV撮るくせに…。
私…歩いた…でもすぐに声が飛び、もっと清楚な顔で歩けという…
わたし…清楚なんて言葉知らないよ。

でも早く終わりたかったから真面目な顔して歩いたの
そうしたらすぐにOKが出た。

今度は靴を脱いで、ゆっくり裸になれという指示…
いよいよきた…あぁぁ、こんなお外で裸になるなんて恥ずかしいな…。

きょろきょろ周りを見たけど…
人気は無かった、鬱蒼とした土手に囲まれてる場所でよかったと思う。

まずスカートを脱げって言う…わたし自然な顔つきでゆっくりとスカートを降ろす…。

「バカヤロウ、お前…何着けてんだよー」
「ナップキン取らんかバカアマ!」

「だってショーツが汚れちゃうもん」

「いいから取れ!」

私…ナップキン引きはがして砂に埋めたの…
幸いナプキンには血は付いてなかった。

またスカートを履き…そしてゆっくりと脱いでいく…
反射板がすごく眩しい…。

こんどはショーツをゆっくり脱げという…すごく恥ずかしいよ
ショーツを膝まで降ろす…カメラと反射板が近づいてきた…
脚が震えちゃうよー
足元から上にとカメラが少しずつ上がっていき、股間のところで止まったの。

わずかな陰毛が風に揺れ…上から割れ目が見えていた…
そのまま川面に進み…水を蹴ってはしゃげって言う…そんなの無理だヨー…。

でも…叩かれるの嫌だから…ばかばかしいけど言うとおりはしゃぐ振りをする。
あぁぁぁ…チョー恥ずかしいヨーこんなの。

そのまま浅い水面にお尻を付け、手で水を叩き遊ぶ振りをする…
こんなの有りえないヨー、セーラー服の上だけ着て、水で遊ぶ中学生なんて
絶対有り得ない、男の妄想だよー…馬鹿みたい…。

そして全部脱がされる…仰向けで水に浸かり、笑顔で戯れるシーン…
陰毛がゆらゆら揺れていたの。

川面で四つん這いになり…お尻からカメラで写される…
こんな明るいところで肛門も性器も撮られるなんて…はずかしいよー。

「テツ…どうよこの肌…本当に綺麗だろう」
「こんなに白いウブ肌、ちょっといねーぞ…クククッ」

「兄貴…こりゃー売れますぜ、このアマで…当分いけますよねー」

あぁー…勝手なこと言ってるよー…どうしよう…。

「由加、もういいぞ上がれ」

男達にタオルで躰を拭かれる…まだ性器からは血は出ていなかった…。

「次はそこの土手でSEXシーンを撮るから、テツ! 何か敷けや」
「兄貴、そんなシーンは予定には…」

「バカヤロウ、こんな尻見てたらやりたくなったんだよー、つべこべ言わず用意しろ!」

「ハイハイ…ったく好き者な兄貴には参ります…」

うぅぅ…またあの大きいので刺されるの…怖いよー…。

土手に寝かされ…甘い口づけされてオマ○コ弄られ…少し濡れてきたところで…
太いので刺されたの…あぁぁぁ…やっぱり痛いよー

それもこんなに恥ずかしい形で繋がり…撮されるなんて…。

「テツよー、こんな形で中坊犯すなんざ…たまらんだろー、鬼畜だよなークククッ」

「兄貴も…本当に異常ですよねー、しかしマニアには垂涎の格好!」
「それと…草が萌え…この日差し、クーッ…カメラマン冥利につきますよー」

「おい! ゴチャゴチャ言ってないで、ちゃんと撮れや、一発勝負なんだから…」

でもオニイサン…今日はすぐにいってくれたの…
後背位でセイエキ垂れ流すシーン…舐めるようにテツさん撮ってる

股間から滴り落ちるセイエキはピンク色、その向こうでカメラがいつまでも回っていた。

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